【東京・月島】特製ポン酢で食べる串焼きが旨い！熱気あふれるスポーツ居酒屋『カープ串焼き』

　もんじゃ焼きをメインに多くの飲食店がひしめく、活気あふれるグルメ街・月島。そんな月島に今年8月18日にオープンした『カープ串焼き』は、秘伝のオリジナルポン酢で食べる広島風串焼きが絶品のお店です。その名の通り野球ファンが集う居酒屋でもあり、カープカラーの真っ赤な店内は試合のたび歓声と熱気に包まれるのだとか。そんな同店の魅力を教えてくれたのは、店舗マネージャーの乃生（のせ）さんです。

もんじゃの街に出現した真っ赤なお店

　『カープ串焼き』誕生のきっかけは、オーナーが広島で食べた串焼きの味に感動し、“この美味しさを東京に持ち帰りたい！”と考えたことでした。カープファンでもあったオーナーは、試合観戦と串焼きをダブルで楽しめるお店を作るべく、立ち上がったそうです。
　かくしてオープンした同店は、野球愛と熱気があふれる空間はもちろん、料理の味にも妥協がありません。製造ラインを併設しているため、さばきたてのお肉はキッチンを通り、お客様のテーブルまでまっしぐら。美味しい串焼きの秘密はここにあったのです。

　席はどこに座ってもテレビがよく見えるようになっており、試合の行方を見守りながら食事を楽しむことができます。ユニフォームや選手のサイン入りボールも飾られ、野球ファンにはたまらない特別感あふれる雰囲気。カープのイメージカラーの赤でまとめられた店内は、食欲もモリモリ増進する心躍る空間になっています。

特製ポン酢でさっぱり！広島風串焼き

　「野球観戦だけがメインのお店と思われがちですが、料理の味でもしっかり勝負しているんですよ！」と胸を張る乃生さん。同店の一番の自慢は、朝びきの新鮮な鶏を、特製のポン酢とにんにくで味わう串焼きです。ポン酢は何度も試行錯誤を重ね、やっと“これだ！”という味にたどり着いた特製のものだといいます。今まで、焼き鳥といったらタレか塩だったあなたも、一度食べればその概念が打ち破られるはず！料理長も銀座の有名店で焼き鳥の修業を積んできた方で、その腕には揺るぎない自信を持っているそうですよ。

　ぜひ食べてほしいのが、こちらの“おすすめ3本セット”(700円)です。脂の甘みがたまらない牛テキ(ハラミ)、柔らかくて美味しい希少部位の豚サガリ、噛むほどに旨味があふれ出る鶏のせせりと、一皿で三度美味しい一品になっています。そして、なんとキャベツはおかわり自由！こちらも嬉しいポイントです。
　キャベツは後に残しておき、ポン酢と串焼きから出た肉汁に浸して味わうのが通の食べ方。ポン酢は串焼きとキャベツの両方に合うように作られているので、最後の最後まで楽しむことができますよ。

▲ホルモン煮込み(500円)

　数量限定の“牛フィレ串”(600円)、大人気につき、出前の分だけでも1日に100本近く揚げるというオリジナルの“テバカラ”(800円)など、お腹も心も大満足のメニューが揃います。“豚タン胡麻ねぎ塩焼き”、“磯部もちベーコン”、“豚バラ梅しそ巻き”など変わり種の串も、その日のおすすめ串として登場します。詳しくはお店のTwitterをチェックしてみて下さいね。

大人から子供まで楽しめる心遣い

　「野球のテイストが強いお店なので、初めはなかなか一般の方に来てもらえなくて苦労しました。それに焼き鳥はタレか塩というイメージが強いので、受け入れてもらえるかな…と不安だったんです。」そう話す乃生さんは、周辺に学校が多いこの立地を利用し、積極的に地元の子供たちとコミュニケーションを取ったといいます。するとその子たちからお父さん・お母さんに『カープ串焼き』の噂が広まり、家族連れで来店してくれるお客様があっという間に増えたのだとか。

　正直なお店作りをモットーに、衛生面やサービス面にしっかり気を配っている同店。店内は完全禁煙の上、ベビーカーを押しての入店もできます。さらに、お子様は最初のドリンクが無料という嬉しいサービスも。野球やスポーツファンでなくとも楽しめる、細やかな心配りが行き届いたお店『カープ串焼き』。大人から子供までみんなに居心地の良い、アットホームで明るい地域のお店です。

野球ファンも一般の方も大歓迎！

　「カープファンはもちろん、他球団ファンもスポーツ好きの方も、絶対に楽しんで頂けるお店だと思います。料理の味にも自信があるので、野球ファン以外の皆さんも一度食べに来ていただければ嬉しいです！」と笑顔の乃生さん。ビールを片手に試合の様子を見守れば、知らない人同士もあっという間に仲良しになれるはず。賑わう店内の雰囲気を肴に、ゆったりとお酒や串焼きを楽しむのもOKです。

　あなたも『カープ串焼き』でお酒と料理を楽しみながら、自宅のテレビとも、実際の球場とも違う心躍る野球観戦を楽しんでみて下さいね。