開店情報

【東京・門前仲町】“天ぷらの神様”の愛弟子が揚げる絶品天ぷら!『ふく庵』は師匠も太鼓判を押すお店

 “天ぷらの神様”としてメディアでも注目される天ぷら職人・早乙女哲哉(そうとめてつや)さん。その早乙女さんのもとで修行を積んだ愛弟子・中島さんが今年7月に開店したお店、それが『ふく庵』です。名店の技術と味わいはそのままに、お手頃な値段で絶品の天ぷらを味わうことができます。昼は限定30食の天丼と定食のランチが人気だそう。また夜はリーズナブルなお任せコースで、揚げたての天ぷらとともにお酒を楽しむのもおすすめです。

天ぷらの神様の愛弟子

 地下鉄東西線・門前仲町駅から徒歩2分の場所に開店した『ふく庵』は、名店『みかわ 是山居』で修業を積んだ中島さんがオーナーを務めるお店です。中島さんの師匠は、天ぷらの神様として知られる名人・早乙女哲哉さん。早乙女さんの揚げる天ぷらは、その卓越した技で素材の良さを最大限に引き出した芸術品だと称され、多くの人を魅了しています。それまでは他の飲食店で料理長を務めるほどの実力もあった中島さんも、早乙女さんの天ぷらに惚れ込み、キャリアを捨てて弟子入りを志願したほどです。7年もの修業を経て自身の腕を試したいと、今年6月に『ふく庵』をオープンしました。

食べたことのない絶品の天ぷら

 同店の強みは、名店仕込みの高い技術だといいます。高温の油で揚げることで、衣に含まれる油が外へ出ていき、カラッとした油切れのいい天ぷらに仕上がるのだとか。衣が油っぽくならないので、驚くほどあっさりとしていて、胸焼けのしない天ぷらとしても有名だそうです。シンプルな調理法なだけに高い技術と経験が必要だといいます。

 天ぷらでもう一つ重要なのは素材だそう。同店では、東京湾で取れた魚介を仕入れるように心がけているといいます。天ぷらの世界では、“天ぷらの魚は東京湾が最上”だという教えがあるのだとか。これは東京湾が、入り江になっていて外海の影響をほとんど受けない穏やかな海であるため、そこで育つ魚は筋力がつかず身が柔らかく、適度な油がのっているからだと言われています。このため東京湾で獲れる魚は人気が高く、セリにかけられる前に贔屓の業者さんに頼んでおかないと、良いものを仕入れるのは難しいのだそうです。

 中でも、同店のおすすめは“穴子”だそう。朝獲れた穴子をその日のうちに提供しています。鮮度のいい穴子をそのままベストな状態で揚げているので、食感と味わいが絶妙だといいます。ランチでも夜でも食べることができる人気の一品です。

昼も夜もリーズナブルに

 同店のランチは、天丼と天ぷら定食を提供しているそう。天丼は、エビや穴子を楽しめるものなど3種類から選ぶことができます。また、エビや穴子、旬の野菜などが味わえる天ぷら定食も人気だといいます。ランチは30食ほどの限定で、1時には売り切れてしまうこともあるので、食べたい方は早めに訪れてみてくださいね。

 また、夜はお任せコースがおすすめです。3,500円とお手頃な価格で、小鉢や旬の食材の天ぷらなど15品を満喫することができます。揚げたてを順番に出してくれるので、全てを食べ頃の状態で味わうことができるそう。また、それぞれを単品で頼むこともできます。揚げたての天ぷらは、お酒との相性も抜群です 。全国の銘柄を集めた日本酒とのペアリングも楽しんでみてくださいね。

背中を押した師匠からの太鼓判

 自分のお店を開店するにあたり、常に不安があったという中島さん。オープン前日に師匠の早乙女さんが自らご予約してくださりご来店いただいたそうです。中島さんはこの日初めて、自身の渾身の一品に師匠から太鼓判を押してもらうことができ、感動から思わず涙が溢れたそうです。その時の師匠の一言が中島さんの背中を押し、自分の道を切り開いていく力へと変わったのだと話してくださいました。

 天ぷらの名店の技術と味わい、思いはそのままに、多くの人が楽しめる価格で提供することを今後も貫きたいという同店。皆さんも、そんな『ふく庵』に足を運んで、今まで食べたものとは一味違う天ぷらを楽しんでみてはいかがでしょうか。

店舗名 ふく庵
住所 〒135-0047 東京都江東区富岡1-22-26 杉田ビル 2F
電話番号 03-5646-6365
アクセス 地下鉄東西線門前仲町駅1号出口から徒歩3分
営業時間 ランチ 12:00~14:30 / 18:30~20:30
定休日 日曜日(祝日が月曜日の場合は店休日)
ホームページ https://fukuan.owst.jp/
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