【東京・歌舞伎町】太鼓の音でお出迎え『神鶏 歌舞伎町』の“とりかわ”はカリカリもちもちでヤミツキになるおいしさ！

　新宿歌舞伎町といえば日本最大の歓楽街。そこに今話題のスポットがあります。新宿センター街の“思い出の抜け道”内にオープンした、赤提灯横丁『歌舞伎町レッドのれん街』です。はしご酒に持ってこいの、個性豊かな7店舗が軒を連ねます。今回は、渾身の鶏料理で多くのファンを持つ『神鶏（しんけい）歌舞伎町』をご紹介します。店長の田村海翔さんにお話を伺ってきました。

日本一の歓楽街で新たな挑戦

　『神鶏』は全国展開する鶏料理をメインとした居酒屋で、同店は記念すべき10店舗目となります。『歌舞伎町レッドのれん街』の開発段階で、社長に出店のオファーがありました。「新宿歌舞伎町で『神鶏』の広告塔となるような店をつくろう。」という想いのもと、2018年8月20日にオープンしました。「神鶏のブランド力をここ新宿でさらに高めて、守っていきたいです。神鶏の味を知っていてここへ来てくれるお客さまもいるので味は落とせないですし、むしろほかの店舗よりもおいしいものを提供しようという想いでやっています。」と熱く語る田村さん。その想いと確かな味で早くも常連さんを獲得し、賑わいをみせています。

華やかで豪華な店内はいつもお祭り気分

　入店すると、まず出迎えてくれるのは元気な太鼓の音。おいしい食事とお酒で非日常を味わう、始まりの合図です。赤い提灯と赤いダルマが鮮やかな店内を進むと、壁に描かれた鶏の絵が目に飛び込んできます。「また来たいと思ってもらえるように、お客さまの印象に残るような内装でお迎えしています。」太鼓に始まり、提灯、ダルマ、そして鶏の壁画…印象的な演出が次から次へと現れ、店舗のあちこちにこだわりを感じることができます。　

焼鳥、水炊き、半身揚げ…鶏を丸ごと味わい尽くして

　イチ押し料理は、博多名物のひとつ“とりかわ”です。本場ではカリカリに焼き上げて、スナック感覚で一人で何十本と食べることもあるのだとか。同店のとりかわは、外はカリカリ中はモチモチの関東仕立て。独自の方法で、3日間かけて仕上げます。とりかわの味付けは、タレのみというこだわりも。手間暇かけて仕上げる絶品のとりかわは、何本もお替わりするお客さまもいるそうです。

　ほかにも、毎日仕入れている新鮮な“レバー”や、柚子胡椒の香りがたまらない“ささみしぎ”など、すべて手打ちで丁寧に焼き上げています。同店オリジナルブレンドの塩で、鶏肉のおいしさを引き立てます。
　同店名物の国産若鶏を豪快に揚げた“鶏の半身揚げ”は、お友達とシェアして思う存分鶏肉を楽しめます。じっくり油で揚げた若鶏は、柔らかくてジューシーな味わい。少々時間がかかるのでファーストオーダーで注文し、ほかの料理をつまみながらできあがりを待ちましょう。こちらの味付けも、塩のみ。鶏肉本来の旨味を感じられる一品です。

　そして、同店の職人が丹精込めて作り上げる博多仕込みの白湯スープが絶品の“水炊き”も、同店の看板メニューです。シメには雑炊か麺を選べるので最後の一滴までこの極上スープを楽しめます。麺は、煮干しラーメンで有名な『凪』のものを使用するほどのこだわりぶり。シメまでしっかり堪能できるのは嬉しいですね。

鶏肉と相性抜群の日本酒

　そんな、鶏肉料理に合うお酒をご紹介します。同店は辛口メインの信州の日本酒を数多く取り揃えています。これが、焼鳥の塩味と相性抜群なのだとか。いつもは甘口好みの方も、同店に来た際は辛口に挑戦してみてはいかがでしょうか。もちろん甘口もあるので、ご安心を。
　また、日本酒にライムを絞ってロックでいただく“サムライロック”もおすすめです。飲みやすくなった日本酒とライムの爽やかさで、おいしく楽しめます。

落ち込んだ日でも笑顔になれるお店『神鶏　歌舞伎町』

　「とりかわと生ビールだけでも、楽しんでもらう自信はあります。その日嫌なことがあっても、当店に来て一杯でも一本でも食べてもらった時に、笑顔になってもらえるようなお店づくりをしていきたいです。」と、田村さんから力強いメッセージをいただきました。
　入店時の威勢の良い太鼓の音、華やかな店内、旨味たっぷりの鶏料理においしいお酒。『神鶏 歌舞伎町』は、身も心も楽しい気分になれるお店です。是非、この非日常空間を味わいに『歌舞伎町レッドのれん街』に足を運んでみてはいかがでしょうか。絶品鶏料理で笑顔になること間違いなしです。