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東京

【東京・百村】稲城市に舞い降りた仏・ブルターニュの味!本場のガレットが楽しめる『Cafe ROSSARD』に行ってきた

忙しすぎる日常…働きすぎる日本人…そこに待ったをかけるお店の登場です。東京稲城市、閑静な住宅街の中に、異彩を放つ店構えのこちらのお店!

高々と掲げられているのは、かつて「ブルターニュ公国」として独自の文化を築き上げた独立国の国旗。現在はフランス北西部に位置する「ブルターニュ地域」です。「…何屋さん?」そう思い、興味津々でやって来るお客様も多いという『Cafe ROSSARD(カフェ ロスアード)』
こちらでは、「ガレット」が食べられるんです!都心で人気の、あのオシャレなガレット…いいえ、ここでは郷土料理として愛されてきた素朴な本場のガレットを堪能してください。きっと「ガレット」の概念が変わります!今回はオーナーの椎名友希さんにお話を伺いました。

ブルターニュの人々に愛されたガレット

「ガレット」はそば粉で作った生地を薄く伸ばし、片面だけを焼いて正方形に折りたためば完成です。

その上にハムやチーズ、魚介類、サラダなどを乗せて甘いクレープとは違い、食事として食べられることが多いものです。
このガレット、実はブルターニュが発祥の地だということは知っていましたか?ブルターニュはブドウも育たないほど土地に恵まれていないのですが、蕎麦はそんな土地でも元気に育つ優れもの!貧しい土地で蕎麦を育てて当初は「そば粥」を食べていたそうです。そのそば粥を鍋に落とし、固まったのが美味しかった!というのが、ガレットの誕生秘話なんだとか♪
今や、ブルターニュには町中至る所にガレット屋さんがあるそうです!郷土料理としてなくてはならない存在なんですね。

ブルターニュを愛してやまない椎名さん

そんなブルターニュを年に1度訪れるという、オーナーの椎名さん。なぜかというと、椎名さんにはもう一つの顔があるんです。それが「競馬のジャーナリスト」というから驚きです!
もうお気づきの人もいるのでは?そうです、年に1度の大きなレース「凱旋門賞」がフランスで行われます。その取材のためにフランスを訪れ、毎回ブルターニュに滞在しているんだそうです。

「カフェの文化が素敵。フランスの人ってお昼休憩も2、3時間あってカフェで軽くお酒を飲んだりする。ガレットだけじゃなく、そういう文化も取り入れていけたらと思っています」忙しい日本人にもそういう優しい時間、ゆったりした時間の使い方を知ってもらいたいという思いから、本場ガレットを引っさげて『Cafe ROSSARD』をオープンさせました。

物語の世界から飛び出てきたお店!?

忙しい人たちに元気になってもらうためのお店造り!まず、こだわったのは内装です。
店内に入ると、そこはもう中世のブルターニュの世界観が広がっています。ブルターニュの伝統的な建物のデザインである「木組み」や、石壁風の壁紙などで、お城をイメージした内装はもはや、別世界。

イギリスの「アーサー王伝説」の中にも登場するブルターニュ。その中でも有名な「円卓の騎士」をイメージした一角も。この剣のレプリカはスペインから輸入したというこだわりぶり。「こんな時代だからこそ、現実から離れてゆったりした時間を楽しんでいただきたい。最初は現実逃避できてもらって、さらに活力を取り戻してもらえるようなお店にできたらいいですね」と笑顔の椎名さん。そんな思いが、このファンタジーな内装に繋がっているそうです。本場ブルターニュを愛する椎名さんだからこその、おもてなしが詰まった空間です。

こだわりの素材で「地産地消」

いたってシンプルな「ガレット」だからこそ、重要なのが「そば粉」と「塩」です!
そば粉はフランスのものを使っても、水の硬度が違うため、日本では美味しく仕上がらないそうです。そこで、地元稲城市の『花子茶屋 藤田そば店』で使っているそば粉を、仕入れることにしました。やはり日本の水には日本のそば粉!繊細なんです!さらに粉の引き具合で、香りも味も変わるんだとか。荒く引いた粉や、細かく引いた粉をブレンドし、蕎麦の香り豊かな日本人好みのガレットに仕上げています。
また、そこで重要な役割を担っているのが「塩」です。ブルターニュで9世紀以来、機械をほとんど使わずに伝統的な手法で塩職人の手により生産されている「ゲランドの塩」これを使うことで、食べた時の風味と食べた後の口当たりが一段と変化するそうです。
まさに、稲城とブルターニュの融合で『Cafe ROSSARD』でしか味わえないガレットが生み出されているんです!

「ガレット+シードル」は魔法の食べ合わせ

『Cafe ROSSARD』を訪れたらまず食べて欲しいのが、店名にもなっている「ガレットロスアード」

生ハムとチーズと卵というスタンダードなガレット。初めてガレットを食べる方には入門編としてオススメします!生ハムの塩気と蕎麦の香ばしさが絶妙にマッチした一品です。
そして、お客様の98%が女性という『Cafe ROSSARD』一番人気がこちら!

サーモンとアボカドという女性の大好きが詰まった「海と森のガレット」
周りのサラダは、地元の有機野菜をふんだんに使っています。しかもサーモンはハーブで包んでマリネにしてあるそうですよ。海も!森も!そんな欲張りさんを満足させる自信作です。
ここで気になりませんか?ガレットはそば粉だからヘルシーではありますが、結構ボリュームがあることに…。でも大丈夫!そこで登場するのが、リンゴの発泡酒「シードル」です!

ブルターニュではガレットと一緒に、シードルを飲むんだそう。というのも、蕎麦は消化しづらい特性を持っているのですが、リンゴは消化酵素の塊なので、最高の食べ合わせなんです!シードルはリンゴを発酵させたものなので、美容にもいいんだとか♪アルコール度数の低いものから用意しているので、ガレットのお供に是非シードルを!

お酒に強い方は、シードルをさらに蒸留した「カルヴァドス」がオススメです。これを飲むと別腹ができちゃうなんて言われるほど、消化作用が働くみたいですよ。もう1種類のガレットが楽しめちゃうかもしれませんね♪

地域に愛されるお店に

6月1日にオープンしたばかりですが、すでに開店前からお客様が列を作るほどの人気ぶり!近隣の主婦の方々が「こんなお店を待っていました!」と口コミで広がっているそうです。「夜がメインになるかと思っていたのですが、お子様連れの方や、ママ友同士だったり圧倒的にランチが多いです。嬉しい誤算でした」と笑顔の椎名さん。
この前は、小学生の女の子2人組が来店し300円ずつ出し合って1つのクレープを食べながら、女子トークに華を咲かせていたそうです。そんな可愛らしい姿に、嬉しくなってクレープを1枚サービスしたそうですよ。そんな、優しさがまたお客様の心を掴んでいるんでしょうね♪

気取らない家庭の味「ガレット」

地元を愛し、地元に愛されている『Cafe ROSSARD』
地元の方はもちろんですが、稲城市まで足を運ぶ価値アリの本物のガレットが味わえます。
「ガレットというとオシャレで敷居が高いイメージが強いですが、そんなことはなく、本場では常時食べる家庭の味なんです。気楽に食べてもらいたいです」そう語る椎名さん。だからこそお値段もリーズナブルに身近な食べ物としてガレットを広めていきたいそうです!
今後はもっと稲城市に寄り添い、稲城市の食材を生かした季節のガレットも考案中とのこと。
本場の美味しさと、お店の愛情がたっぷり詰まったガレットを味わいにぜひ一度訪れてみてください。まるでフランスの絵本の世界に入り込んだかのような空間で、笑顔が可愛い椎名さんがお出迎えしてくれますよ♪

店舗名 Cafe ROSSARD(カフェ ロスアード)
住所 東京都稲城市百村525
電話番号 042-379-9674
アクセス 京王相模原線稲城駅から徒歩9分
営業時間 11:30〜17:00、18:00〜22:00
定休日 木曜・日曜
ホームページ http://cafe-rossard.blog.jp
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