【東京・目黒】カリフォルニア料理を中心に、旬の食材を使った発想豊かな料理を楽しめる『CK’s Kitchen』

　今回紹介するのは、学芸大学駅から徒歩3分の場所にオープンした『CK’s Kitchen（シーケーズ キッチン）』です。こちらのお店では、国際的に活躍していたオーナーシェフの加藤さんが作り出す、季節の食材を使った発想豊かな料理を楽しむことができます。同店自慢のメニューは、加藤さんの料理のベースでもあるカリフォルニア料理が中心となっています。

これまでの活動を表現し、伝えたい

　加藤さんは、18歳の頃から長年料理人として活躍してこられました。フレンチレストランで10年ほど勤め、その後、日本でのカリフォルニア料理の先駆けとなったお店で13年間料理長を務めます。さらにパラオ共和国にあるホテルでも総料理長として腕を振るい、国際的に活躍してこられました。様々な場所で経験を積んできた加藤さんのベースには、カリフォルニア料理があったそうです。そして今回、長年の知り合いから店舗を譲り受け、自身の集大成とも言えるお店『CK’s Kitchen』をオープンしました。

仲良し夫婦で営業するアットホームなお店

　こちらのお店は、オーナーシェフの加藤さんと奥様の夫婦二人で営業されています。加藤さんが厨房を、奥様はフロアを、それぞれの役割でお店を守っています。とてもフレンドリーに出迎えてくれる奥様の人柄もあり、アットホームな雰囲気の中で、ゆっくりとお食事をいただくことができます。
　もともと隠れ家的な内装だったという店内。開店にあたり、彩り豊かに明るく改装したそうです。また、店内にあるピンクの椅子は、昔奥様がお店をされていた時にご夫婦二人で選んだもので、思い出深いものとなっています。カリフォルニアの明るい雰囲気にぴったりの椅子ですね。

様々な料理文化をフュージョンしたカリフォルニア料理

　『CK’s Kitchen』では、カリフォルニア料理を中心に、様々なメニューを楽しむことができます。カリフォルニア料理は“フュージョン料理”とも言われ、世界各地の様々な料理文化を融合したもので、その時々や作る人によっても変化していきます。同店で楽しめるカリフォルニア料理は、加藤さんが長年勤めてきたお店で作り上げられたものだそうです。
　おすすめのメニューは“まぐろとアボカドのサラダ仕立て ソイ シェリーヴィネグレット”です。カリフォルニア料理を代表するメニューでもあり、日本の刺身料理などをカリフォルニア風にアレンジしたものになっています。

　長年フレンチにも携わった経験を持つ加藤さんならではの “パテ・ド・カンパーニュ”もおすすめです。フランス料理の定番、お肉のテリーヌですが、同店オリジナルレシピで、ここでしか味わえないメニューです。中にはフォアグラも入っており、多数の薬味を添えた見た目にも美しい一皿となっています。

　日本ではスープというと味噌汁感覚の方も多いと思います。しかし、こちらの“いろいろなエッセンスが楽しめる マッシュルームのスープ”は、主食としてもいただくことができるのだそうです。5種類のきのこと、隠し味にはフレッシュタイムを使っており、きのこやハーブなど色々なエッセンスを楽しむことができるスープです。スープは特に評判が良く、お客様が「美味しい！」と伝えに来てくれることも多いそうです。
　その他にも、旬の食材を豊かな発想で作り上げた料理の数々を提供しています。アットホームな空間で、個性豊かなメニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。

老若男女問わずお気軽に来てください

　「ぜひ足を運んで食べに来てください！満足させますよ。老若男女問わず気軽に入れるお店です。」と話す加藤さん。お店を始めてから「こんな料理初めて食べた！」「こんなに美味しいものは食べたことがない。」と言ってくださるお客様や、前のお店のお客様が引き続き来てくださったりと、嬉しいことが多々あるそうです。
　カリフォルニア料理を中心に、アットホームな雰囲気の中でお食事を楽しむことができるお店『CK’s Kitchen（シーケーズ キッチン）』。加藤さんが長年経験したフランス料理やカリフォルニア料理など、その知識・技術が活かされたお店です。固定概念にとらわれず、面白い料理やちょっと驚く料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。長年の経験から生み出される料理は、絶品そのものです。