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東京

【東京・西蒲田】地元民に20年愛された『ルージュ・ブランシュ』のケーキが西蒲田にやってきた♪

 今回紹介するお店『ルージュ・ブランシュ』は、もともと田園調布に本店を構えていた街のケーキ屋さんです。2017年10月1日、蒲田駅の西口に移転オープンしました。パティシエの確かな腕から生まれるケーキは、エレガント過ぎずチープ過ぎないホッとするシルエットで、地域の方々のおやつや手土産として愛されています。さっそく、オーナーシェフの若林さんにお話を伺いました。

和洋中を幅広く学び、製菓の道へ

 子供の頃から料理をするのが大好きだった若林シェフ。調理専門学校で幅広いジャンルを勉強し、一番“面白い!”と感じたのが製菓でした。洋菓子店での修業を経て、研修のためにフランスへ。帰国後は東京駅のデザート専門店『ルージュ・ブランシュ』を立ち上げ、シェフを務めていたそうです。
 「誰かのもとで決められたレシピに従って作るんじゃなく、自分が美味しいと思うレシピを自分で決めて、お客様に食べてほしいなって。そう思って、独立の道を選びました。」その後、若林シェフは横浜で『ルージュ・ブランシュ』をオープンし、本店を田園調布に移しました。そして今回2度目の移転を果たし、ここ西蒲田から新たな一歩を踏み出したのです。

 「フランスにいた頃に、お店の名前やコンセプトをずっと考えていました。女性に喜ばれる雰囲気のお店にしたい…と考えていたら、ピンク色を思いついたんです。」混ぜるとピンクになる赤(ルージュ)と白(ブラン)、“ブラン”の女性形である“ブランシュ”…と次々にイメージが繋がり、遊び心の詰まった『ルージュ・ブランシュ』という名前をひらめいたのだとか。

混じりっけなしの食材を使ったケーキ

 『ルージュ・ブランシュ』のケーキは、マーガリンやショートニングなどの植物性油脂や添加物を一切使用していません。国産の瑞々しい苺を一年中仕入れ、ヨーロッパ産の本物のチョコレートを選ぶなど、素材に並々ならぬこだわりを持っています。


▲いちごのショートケーキ(430円)

 ケーキ屋さんのショーケースを前にしたときの胸の高鳴りは、いくつになっても変わらないものですよね。色々なケーキに目移りしつつ、やはり戻ってきてしまう定番のショートケーキは、『ルージュ・ブランシュ』でも一番人気の商品です。粉の配合にこだわったふわふわのスポンジに、お店のこだわりでブレンドした生乳100%の生クリームが加わり、優しい甘さに仕上がっています。


▲チョコショートケーキ(440円)

 いちごのショートケーキと並ぶ人気商品が、ちょっと大人の味のチョコショートケーキです。チョコがたっぷり使われたシフォン生地、間には滑らかなチョコムース、ふんわりほろ苦いチョコクリームと、チョコレート尽くしの甘い幸せが舌を楽しませます。


▲サクッとシュー(240円)

 オーブンの中でぷっくり膨らむシュー生地には、洋菓子では珍しいごまのチュイール(薄焼き)がトッピングされています。カリッ、サクッとした軽やかな食感と、中のカスタードクリームの濃厚さがマッチし、一度食べれば虜になるお客様が後を絶ちません。洋菓子でありながら、ごまの芳ばしい風味がさりげなく和の雰囲気を加えています。


▲蒲田窯出しプリン(340円)

 こちらは最近登場した窯出しプリン。卵の味がしっかり感じられる滑らかプリンに、とろりとした自家製の生キャラメルソースがよく合います。甘いソースとのバランスを考え、プリン自体の甘さは控えめになっており、すっきりとした味わいです。隠し味には塩が入っており、かすかに舌に残るしょっぱさにファンの多い商品です。

デコレーションケーキもお任せあれ

 『ルージュ・ブランシュ』では、誕生日や記念日のデコレーションケーキも承っているとのこと。通常、オーダーメイドケーキを依頼する時は、予約が必要な場合が多いものですが、同店では15分ほど時間をいただければある程度のデコレーションケーキを用意することができるのだとか。
「ご希望を遠慮なくおっしゃって下さいね。100%対応可能とはお約束できませんが、全力の範囲で大切な日のお手伝いをします!」マジパンでバラの花を作ったり、似顔絵を描いたり…世界に一つしかないオリジナルケーキを作ってくれますよ。

奥深い洋菓子の世界に魅力を感じながら


 ケーキの主な購入層である女性を意識して、可愛らしい小物でさりげなく飾られた店内は、明るく心躍る雰囲気です。


▲ケーキ屋さんのアップルパイ(440円)

 「200℃で10分焼くのか、210℃で8分焼くのかで仕上がりは変わってくるし、ちょっとした配合の違いでくどい甘さにもすっきりした甘さにもなります。同じ配合でも生地の混ぜ方とか気温で味が違ってくるし…ケーキの世界って本当に難しいんですよ。そこが面白いんですけどね。」と笑顔の若林シェフ。地元にオープンしたことで、久しぶりの友人が駆けつけてくれるようになり、懐かしさやありがたさでいっぱいの日々を送っているそうです。

 ショーケースの中で輝く『ルージュ・ブランシュ』のケーキには、特別な日でなくても、ふとした瞬間に食べたくなる魅力がたくさん詰まっています。

店舗名 ルージュ・ブランシュ
住所 東京都大田区西蒲田5-19-10
電話番号 03-5711-8651
アクセス JR京浜東北線蒲田駅西口から徒歩3分
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
ホームページ http://www.rougeblanche.com/

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