【愛知・名古屋】手作りの作品と料理を楽しめる『クラフトカフェ hariini』は“縁側”にいるような心地よさが魅力
今回紹介する『クラフトカフェ hariini(ハリイニ)』は、クラフト作家としても活躍しているオーナーが2018年にオープンしたカフェです。厳選した安心な食材で作られるモーニングやランチ、焼き菓子は、どれも優しい味わいが人気です。
「女性がお一人でも来店できる“縁側のような場所”を作りたい」と奮闘する寺川オーナーにお話を伺ってきました。
クラフト作家さんが開店
2018年9月に開店した『クラフトカフェ hariini』は、東山線・高畑駅から徒歩10分、あおなみ線・南荒子駅から徒歩15分ほどの場所にあります。オーナーの寺川さんは、クラフト作家としても活躍している方。幼い頃からご自身の“手”で作業するのが好きで、雑貨作りに洋裁、料理を趣味としていました。中学生時代の夢は喫茶店を開くこと、そして大人になってからはクラフト作家を目指していた寺川さん、念願だったこの2つの夢を実現させました。
店名の『hariini(ハリイニ)』はインドネシア語で“今日”という意味で、一期一会の出会いを大切にしたいとの願いが込められています。バリ島に住んでいた経験もある寺川さんにとって、インドネシア語は馴染みが深い言葉なのだとか。クラフト作品のブランド名“Nenek(おばあちゃんの意味)”もインドネシア語を採用しています。
モーニングはシフォン付き
カフェの営業時間は午前9時〜午後5時まで。モーニングにランチ、休憩時間にとあらゆるニーズに合わせて利用できますね。
名古屋ではお馴染みのモーニング。同店ではコーヒーを注文するとシフォンケーキが付いてきます。ふわふわ食感のシフォンケーキは、朝が苦手な方でもすんなり食べられる優しいメニューです。甘さが控えめなのも嬉しいですよね。
体に優しいランチも評判
ランチタイムの一押しは、10点ランチです。お肉やお魚などのバリエーション豊かな料理10品が少しずついただけると好評です。煮物だけでも3種類前後が一堂に会しており、味や食感の違いが感じられますよ。
お肉料理の定番ハンバーグは、店内でお肉を叩いてひき肉の状態にしているこだわりよう。さらに柔らかい食感を出すために、たっぷりの野菜をフードプロセッサーで細かく混ぜているといいます。野菜の旨みと水分が加わり、ふっくらとジューシーで味わい深いハンバーグが完成するのです。
ほかには、お手製の麹味噌を使った焼きおにぎりもファンが多いメニュー。塩分控えめで優しい味わいの味噌は、お米との相性も抜群です。
お手製レシピの焼き菓子
ちょっと休憩する際に立ち寄るのもオススメの同店。コーヒーと焼き菓子をセットで注文するのはいかがでしょうか。お店の焼き菓子は、フレッシュな果実や野菜を使用し、オリジナルのレシピで作られます。
たとえば、林檎なら一度煮込んでからスコーンに。また、キムチベースの出汁で炊いたジャガイモを混ぜたおかず系のマフィンも人気が高いそうです。
このほか、夏にはゼリーやプリン、秋には栗を使ったスイーツなど、季節ごとに多彩なラインナップが登場します。
可愛い器が勢ぞろい
もう一つ特徴的なのが、器です。使用しているのはル・クルーゼというフランスのブランド食器。特にお店ではチェリーレッドの色合いのものを揃えています。娘さんにプレゼントされたのをきっかけにル・クルーゼに惹かれた寺川オーナーが年月をかけて集めたコレクションは、お客さまの目につく場所で保管されています。大小さまざまな形の可愛い器がズラリと並ぶ様子は圧巻ですよ。
“縁側のような場所に”
客層は40代以上の女性の方が多く、お一人で来店するお客さまが多数派をしめます。寺川オーナーを介してお客さま同士が仲良くなることも珍しくなく、常連さんを集めて新年会を開催したとのエピソードも伺いました。
「ふらっと来店して、話に花が咲いて気がつけば時間がたっている、そんな“縁側”のようなお店になりたいと思っています。年齢を重ねていった女性の方が一人で家にいるよりも、気軽に立ち寄れる場所でありたいです。」と寺川さんは微笑みます。
店内では、寺川さんのクラフト作品も販売しています。こちらもぜひご注目くださいね。穏やかな時間が流れる『クラフトカフェ hariini』へ、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | クラフトカフェ hariini |
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住所 | 〒454-0921 愛知県名古屋市中川区中郷4丁目134 |
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電話番号 | 052-351-3321 |
アクセス | 東山線・高畑駅から徒歩10分、あおなみ線・南荒子駅から徒歩15分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |
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