【愛知・名古屋】長崎・平戸直送の“海の幸”と女将さんの“お袋の味”に舌鼓 『居酒屋木一』は人情味あふれたお店
名城線・志賀本通駅から徒歩5分の場所にある『居酒屋木一』。2018年9月にオープンしたこちらは、気さくな人柄の女将さんが迎えてくれる人情味あふれた居酒屋です。女将さんの地元である長崎・平戸市場から直送される海の幸はどれも絶品。さらにお手製の肴は、懐かしさすら感じるお袋の味を堪能できますよ。開店間もないにも関わらず、常連さんから厚い支持を受けている同店の人気の秘訣に迫りました。
朗らかな女将さんが営むお店
『居酒屋木一』は、名城線・志賀本通駅から徒歩5分、平安通駅からは徒歩10分ほどの場所にあります。ここでは女将さんが笑顔で迎えてくれます。
女将さんは、20代の頃にご自身でお店を経営していた経験を活かして、“元気なうちにもう一度自分のお店を開きたい”と開店を決意。以前から顔馴染みであった近隣のバーのママからの勧めで、この場所に決めたといいます。
店名の『木一』とは、女将さんのお祖父さまのお名前なのだとか。九州で漁師の網元として活躍していたお祖父さまは、豪快で楽しい性格で人望が厚く、戦地でも生き延びた幸運の持ち主でもありました。そんなお祖父さまの名前にあやかって、この店名を選んだそうです。
長崎・平戸の海の幸を堪能
お店の自慢は、長崎・平戸市場から送られてくる新鮮で上質な海の幸です。長崎は女将さんの出身地で、網元をしていたお祖父さまの知人も多く、旬の海鮮や名産品を良心的な価格で仕入れることができるのだそう。クエやアコウ(キジハタ)、塩鯨といった名古屋では珍しいものもお目にかかれますよ。
中でも人気が高いのは、“あごかまぼこ(450円)”です。飛魚のすり身で作られたこのかまぼこは、魚本来の旨みをしっかり感じられるのが特徴です。お好みで醤油とワサビをつけていただけば、それだけでお酒がどんどん進みます。
また、“天ぷら(さつま揚げ)”も好評です。お刺身のようにそのまま食べてもよし、煮込んでもよしの万能な肴です。特に、おでんのさつま揚げは、余計な添加物が入っていないため汁を吸っても膨らまず、プリッとした歯ごたえが楽しめます。さらに、さつま揚げの旨味が他の具材にも染み込み、おでん自体もおいしくしてくれるといいます。
お袋の味をしみじみ味わう
“お袋の味”を目当ての来店するお客さまも多い同店。和食も洋食も、その日の仕入れ次第で、さまざまな料理を提供しています。ファンが多いのは、焼きそばとカキフライ。「懐かしい味がする、おいしい」と評判で、食べた方みんなを笑顔にしてくれます。
リクエストにも快く応じてくれるのも、心遣いです。これまでにも、ポテトサラダを作ってと頼まれた、その場にあった食材をアレンジしてお手製のポテトサラダを提供した日もあったそうです。
居心地のいい雰囲気が魅力
赤を差し色にした和風な雰囲気の店内には、カウンター席とお座敷席があります。いずれの席も清潔で居心地がよく、のんびりとくつろげますよ。壁にはおすすめの料理名が貼り出されていて、メニュー選びもスムーズです。
オープンからおよそ半年、現在では来店するお客さまのほとんどが常連さんです。カウンター席でお客さま同士が和やかにお話している様子は、『木一』の日常風景になっています。
お酒は、グラスでの注文のほか、焼酎のボトルも入れられます。1本2,500円〜と、リーズナブルな値段設定で良心的です。
ゆくゆくは“子ども食堂”を…
女将さんは、「お店の経営が安定していけば、子ども食堂の取り組みに挑戦したいです。私自身も子どもや生まれたばかりの孫がいるので、地域の子供達のためにできることがあればやってみたいですね。」と今後の目標を話します。これからの活躍にも期待したいですね。
皆さんもぜひ『居酒屋木一』を訪れてみてください。あたたかい笑顔の女将さんと居心地のいい店内、そして新鮮な海の幸とお袋の味が迎えてくれますよ。
店舗名 | 居酒屋木一 |
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住所 | 〒462-0867 愛知県名古屋市北区垣戸町2丁目28-1 |
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電話番号 | 052-508-5015 |
アクセス | 名城線・志賀本通駅から徒歩5分、平安通駅からは徒歩10分 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜・月曜 |
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