【愛知・一宮】ラーメン界に新しい風を巻き起こす『進化系煮干しラーメン めんくれる』
愛知県一宮市。歴史と文化と自然が共存する、情緒あふれるこの街に新しいお店がオープンしました。そのお店は、『進化系煮干しラーメン めんくれる』。スタイリッシュで清潔感漂う内装と、一度口にするとまた食べたくなってしまう味が話題をよんでいます。その進化系煮干しラーメンの仕掛け人である本部長さんに、お店に対する想いについてお話を伺ってきました。
プロデューサーの誕生
元々飲食に携わっていたという本部長さん。現場や内部などさまざまな経験を経て、現在の会社に出会いました。その会社からの後押しもあり、ラーメンという分野で店舗を構えることを決意。お店のプロデューサーとしての道を歩み始めました。理想的な物件にもすぐに巡り会い、お店作りがスタートしました。
ここは本当にラーメン屋?こだわりのおしゃれな空間
店内に足を踏み入れると、そこは「本当にラーメン屋?」と疑ってしまうほどスタイリッシュな空間が広がっています。店名にもなっている煮干しラーメンから、”夜の漁”をイメージして内装をつくりあげたそうです。照明も漁師のライトを意識するなど、細部にまでこだわりが見られます。
また、お客さまに対しての配慮も至るところに見られます。カウンター席はテーブルを広く設計してゆったり過ごせるようにしたり、テーブルにはラーメンを食べて暑くなった方が使えるようにと扇子が用意されています。このほか、必要な方には紙エプロンの貸し出しもおこなっています。女性やお子さまでも安心ですね。
”進化系煮干しラーメン”とは?
店名にもある”進化系煮干しラーメン”。「進化系って何?」と思われる方もきっと多いでしょう。従来のラーメンと何が違うのかというと、出汁、素材、麺のすべてが違います。特に煮干しスープへのこだわりは強く、とにかくいろいろなラーメン屋を食べ歩いて理想の味を追い求めたと言います。
魚介系のスープに標準を合わせ、臭みを徹底的になくすことにこだわりました。いくつもの配合を試して選び抜いた3種類の煮干しや豚骨、形が無くなるまで煮込んだ鶏がら半分を掛け合わせることで、濃厚でいて食べやすいオリジナルスープが完成します。
そして、スープに合わせた麺の開発も。煮干しスープと相性の良い麺とは何かを追求したところ、スープの濃さに負けず、よく絡む手もみ中太ちぢれ麺に辿りつきました。こだわりのスープとこだわりの麺から生み出される、進化系煮干しラーメン。ぜひ体感してくださいね。
愛知県民もびっくり!新感覚のみそラーメン
オススメのメニューをお聞きしたところ、みそラーメンを持ってきてくださいました。しかし、口に運んでみるとその行動に納得。みそ味が最初にきて最後に煮干しの味がふわっとする、今まで食べたことのない味でした。
みそには信州のものが使われています。長野に住んでいた私はどこか懐かしい気持ちになりましたが、八丁味噌に慣れている愛知県民にとってはおそらく新感覚のものだと思われます。実はこのみそラーメン、12月6日にメニューに加わったばかりの期待のホープ。辛さがお好みで選べるシステムになっており、0辛~5辛の6段階から選択できます。ぜひ何回も足を運んで、お好みの辛さを見つけてみてください。
お客さまにまた来たいと思ってもらえるお店に
最後に、今後のめんくれるについてお聞きしたところ、「お客さまにまた来たいと思ってもらえるお店にしたいです。」とおっしゃっていました。
取材している中でラーメン屋でよく見かける券売機がないことに気づき、その理由を尋ねたところ、お客さまと直接コミュニケーションをとりたいからと教えてくださいました。券売機がないのも、布のおしぼりにしたのも、直接注文をとったり、おしぼりを手渡しするためだそうです。
取材を通して、ただ目の前のお客さまに喜んでもらいという熱い想いが伝わってきました。その想いが少しずつ届くようになってきて、リピーターとなるお客さまや口コミを見て来店される方も急増中です。
お客さまを大切にしながら営業している『進化系煮干しラーメン めんくれる』。新店舗オープンに向けての作戦会議もしているようです。今後の活躍からも目が離せませんね。
■文、写真・南谷有美
店舗名 | 進化系煮干しラーメン めんくれる |
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住所 | 愛知県一宮市開明西石亀 開明字西石亀18−5 |
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電話番号 | 0568-90-3330 |
アクセス | 名鉄尾西線開明駅から徒歩14分 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ | https://mencreer.com/ |