【沖縄・那覇】だし汁じゅわっ!な“至福の玉子サンド”が絶品♪『惣菜工房とホットサンドの店 106』が長田でアツい!

 沖縄大学の近くにある『惣菜工房とホットサンドの店 106(トム)』は、学生から近所のおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い年代に愛されるサンドイッチ屋さんです。
 こちらで楽しめるのは、できたてあつあつのホットサンドやサンドイッチ、そして手づくりのお惣菜。やさしい味のだし巻きたまごをサンドした“至福の玉子サンド”は絶品です。 

 2016年11月のオープンからファンを増やし続ける同店の魅力を、オーナーの大石さんが教えてくださいました。

お惣菜屋さんからはじまったホットサンドのお店

 大石オーナーはこれまで、飲食店で20年もの調理経験を積んできました。“そろそろ独立の時期かな”とは思いつつ、どんなお店を開くかは決めかねていたのだとか。

 「今まで働いてきたような居酒屋とかレストランを開くのもなぁ…と思って。僕、居酒屋の店舗を任されてたことがあるんです。お通しとか、その日のおすすめメニューを考えるのがすごく大変だったんですよ。」

 お惣菜を作って飲食店に卸すお店があれば、居酒屋ではたらく人たちの苦労は減るのではないか。自らの経験から生まれたそんなひらめきが、お惣菜屋さんを開くきっかけとなりました。

 さて、そんないきさつでオープンした『106』は、当初はお惣菜オンリーのお店でした。表のシャッターは開けずに、キッチンでお惣菜を作っては飲食店に卸していたそうです。

 「厨房だけあればよかったんだけど、カウンターが付いてたんですよ。もったいないから活用できないかな~と考えてたら、ホットサンドを思いついたんです。」

 近くに大学があり、学生が多いこのエリア。そのため、テイクアウトして気軽に食べられるサンドイッチを出してみようと考えたのだとか。

学生からお年寄りまで、地元住民のハートをわしづかみ!

 106 と書いて、“トム”。ユニークな店名は、大石オーナーのあだ名・トムと、お店の住所に入った数字・106に由来しています。オープンから2年と数か月経ったいまも、“イチマルロク”と覚えているお客さまもいらっしゃるそうですよ。

 モノトーンとアースカラーが大人っぽい店内ですが、気がねなく入れるカジュアルさもあります。
 内装のデザインは知人に依頼し、学生が入りやすい雰囲気づくりをしたそうです。

 しかしながら、お腹をすかせた学生のなかには、“サンドイッチだけじゃ物足りない”という方も。
 しっかり食べたいお客さまのニーズに応え、徐々にメニューを増やしていったところ大好評!サンドイッチのみならず、タコライス、ビーフカツカレー、デミオムライスなど、ガッツリ系メニューを目当てに訪れるファンも増えました。

 同店ではテイクアウトがメインですが、店内でも食事ができます。大きなお店ではないため、2、3組来店するとたちまち窮屈に。そんな狭さから生まれるアットホームさが、地元密着のお店のいいところですよね。

 学生や主婦、フラリと来てはおしゃべりをしていくご年配の方など、お店には地元のお客さまが多く足を運びます。
 「赤ちゃんを抱っこして、週1回のペースで来てくれるお母さんもいますよ。やっぱり、“おいしかった”って言ってリピートしてくれる人たちの存在がありがたいですね。ご年配のお客さまが予想外に多くてビックリです(笑)。」

たまごサンドの概念を変える!?必食の“至福の玉子サンド”

 お店のイチオシは、“至福の玉子サンド”。卵を贅沢に3個使った、優しい味のだし巻きたまごがサンドされています。だし汁をたっぷり含んだふわふわの食感は、まさに至福。いちど食べれば忘れられません。

 「たまごサンドの中身って、ゆで卵をマヨネーズで和えたもののほうが一般的ですよね。だから、本当のたまごサンドを知ってる人は少ないんじゃないかなぁ。」と大石オーナー。

 こちらは、“3種チーズのハムサンド”。クリームチーズ、プロセスチーズ、ゴーダチーズの3種類のチーズを使ったホットサンドです。クリームチーズは味噌に漬けて2カ月間熟成させ、コクをアップさせるのが『106』流。ピリッと効いた黒こしょうがアクセントです。

 “ジャンボメンチカツサンド”は、腹ペコさんにぴったりのボリュームサンド。ジューシーなメンチカツ、しゃきしゃきのキャベツ、ソースがしみ込んだパンの組み合わせは王道です。

 同じくガッツリ系の“ロースカツサンド”は、厚切りロースカツがうれしい学生に人気のメニュー。学校帰りに小腹がすいたら、ガブッとかぶりつきましょう!

 トマトソースとチーズの“マルゲリータサンド”、さっぱり和風味が楽しめる“梅チキンサラダサンド”など、日替わりのホットサンドやサンドイッチも見逃せません。


▲サーモンクリームほうれん草サンド

 ホットサンドやサンドイッチに+250円すると、好きなお惣菜2種類とワンドリンクをセットにできます。
 原点はお惣菜屋さんというだけあって、一つひとつの料理のクオリティは侮れません。食材は自分の目利きで仕入れ、一から手作りすることにこだわっているそうです。

スタッフ募集中♪おいしいホットサンドをつくりませんか?


▲オードブルは3,500円と5,000円でご用意!

 大石オーナーの今後の目標は、業態を変えて2軒目のお店を開くことです。
 でも、自分が『106』のキッチンを離れると、いままで愛されてきたお惣菜やホットサンドの味が変わってしまう心配も…。そのため、スタッフまかせでも変わらない味を提供できるよう、仕込みをすべて終えてから姉妹店に出勤したいのだそうです。

 そのために取り組むべき課題は、まずは仲間を集めること。…というわけで『106』では、スタッフを募集しています!
 「うちのホットサンドを食べて、“これ、自分で作りたい”と思ってくれた方!ぜひ一緒に働きましょう。」と大石オーナー。

 おいしいホットサンドやお惣菜を通して、これからも地域の皆さんの毎日に楽しさを添えていけたら…と、にこやかに話してくださいました。

 テイクアウトするのもよし、できたてのあつあつをお店でいただくのもよし。今日のランチに迷ったら、『惣菜工房とホットサンドの店 106』に足を運んでみてくださいね。

店舗名 惣菜工房とホットサンドの店 106(トム)
住所 沖縄県那覇市沖縄県那覇市長田1-23-17 ながたアパート106
電話番号 098-894-6226
アクセス ゆいレール安里駅から徒歩約25分
営業時間 11:00~17:00
定休日 日曜日
ホームページ https://tomu106.ti-da.net/