【沖縄・那覇】神戸の出汁をそのまま再現!ふっくらジューシーカツとふわとろ卵のカツ丼専門店『神戸カツ丼 一どん』
沖縄県内で那覇店と首里店の2店舗を展開している『神戸カツ丼 一どん』では、沖縄にいながら神戸発祥の出汁を使ったカツ丼を食べられます。県内ではなかなか食べることのできないような味わいに、リピーター続出の人気店です。
今回は、2008年4月30日に開店した、那覇市役所近くにある那覇店へお邪魔しました。出汁へのこだわりやカツオンリーのメニューの裏側には、どのような想いが隠されているのでしょうか?オーナーの向江さんに詳しいお話をお聞きしました!
両親から譲り受けた出汁
兵庫県神戸市で生まれ育った向江さん。実家は昭和53年から続くおそば屋さんで、ご両親が飲食店を経営している背中を見て育ちました。幼いころから“いつか自分もお店を持ちたい”と思っていたのだとか。
お店で使っている出汁は、ご実家のそば屋さんで使っている出汁と同じ食材を同じ産地から仕入れたもの。神戸の味をそのまま再現しています。
「沖縄のカツ丼の出汁は味がしょっぱめや濃いめが多いですが、当店の出汁は魚介類と利尻昆布をベースにしっかり素材の味を引き出した関西風の出汁。ほのかな甘味も感じる、沖縄とは違った味わいです。」
『神戸カツ丼 一どん』のカツ丼は、沖縄のカツ丼や出汁との違いを楽しめる一杯です。
カツ丼専門店として一つひとつのメニューにこだわり
“一つの丼メニューに特化している”という意味から『一どん』と名付けた通り、カツ丼がメインのメニュー構成。沖縄県のカツ丼は野菜が多めに使われていますが、『神戸カツ丼 一どん』ではオーソドックスにカツと玉ねぎと卵で作られています。ふっくらと柔らかい厚みのある沖縄県産豚を使ったロースカツと、甘めのこだわりの出汁が、半熟部分が残るフワフワ・とろとろの卵で包まれています。
一番人気は780円でいただけるカツ玉。通常のカツ丼は卵を1個しか使っていないのに対し、かつたまは贅沢に2個使ってふわとろ感が倍増!
また、リピート率ナンバーワンなのがカツカレー丼。和風出汁をベースにしたカレーはあっさりめで、濃厚なカツと上に乗った温泉卵がとてもよくマッチします。
日々、初心を忘れない
向江さんがカツ丼作りでこだわっているのが、初心を忘れないこと。
「毎朝、一から出汁を取っていて、作り置きなどはしていません。毎日、基本に忠実に作り続けることで、お客さまの“おいしかったよ、また来るね”というお言葉に繋がっているのだと思っています。」
また、お客さまへの感謝の気持ちを伝えることは欠かさないとも話してくれました。
「お客さま一人ひとりとお話ができればいいのですが、忙しければそれも無理です。だからこそ、来店してくださった際の“いらっしゃいませ”、食べ終わったときの“ありがとうございました”は心を込めて精一杯言うようにしています。どんなに忙しくても、挨拶ならばできますからね。」
おひとりさまでも家族連れでも
和風でモダンな雰囲気をイメージして作られた店内は、カウンター席も座敷席も完備。オフィス街の立地のため、平日は会社員が仕事の休憩時間におひとりさまランチでカウンター席が埋まってしまうのだとか。週末には家族やサークル仲間などと、座敷でワイワイと昼食を囲む光景を見られるそうです。
ちなみに、カツ丼はダブル、トリプルのサイズもあるので、食事の量が多くない子どもとシェアするのには最適のサイズ。また、カツ丼とうどんのセットもあるので、力仕事の方や食べ盛りの学生におすすめですよ。
神戸の味を沖縄で
関西風出汁を使ったこだわりのカツ丼をいただける『神戸カツ丼 一どん』。一つのメニューにこだわりぬき、カツと出汁と卵の計算されたハーモニーを楽しむことができます。
最後に店主の向江さんに、開店ポータルをご覧の方へ向けてひとことをいただきました。
「飲食店が多いエリアにも関わらず、当店を選んでくれることにいつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも皆さんに選んでいただけるお店として頑張っていきます!」
今後は、ご実家がそば屋さんということもあり、そばもメニューに入れようか検討中とのこと。神戸の味がさらに広がり、おいしさの連鎖が巻き起こりそうですね!
店舗名 | 神戸カツ丼 一どん (いちどん) |
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住所 | 沖縄県那覇市泉崎1-7-7 長山アパート1階 |
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電話番号 | 098-862-3313 |
アクセス | 旭橋駅から徒歩7分 |
営業時間 | 10:30~21:00(LO.20:30)【土曜・祝日】10:30~17:00(LO.16:30) |
定休日 | 日曜 |
ホームページ | https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47003570/ |
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