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【大阪・心斎橋】100種類ものワインと料理のマリアージュ!『アメ村ワイン食堂 VACA』ソムリエが目指す自由なお店づくり

 心斎橋地区にあるアメリカ村は、古着や雑貨、食べ歩きグルメなどのお店が立ち並ぶ流行の発信地。そんな街に2016年12月に誕生した、『アメ村ワイン食堂 VACA(ヴァカ)』をご紹介します。

 「僕が重視してるのは、あくまでお客さまをもてなすこと。そのためには、ワインじゃなくてもいいと思っているんです。」そうほほえむのは、オーナーの田村さん。ワイン食堂と謳いつつ日本酒のイベントを開くなど、枠にとらわれない自由なスタンスでお店づくりをしています。

インポーターとソムリエ、ふたつの顔

 田村オーナーは、『アメ村ワイン食堂 VACA』のシニアソムリエ兼シェフ。実はもうひとつの顔があり、昼間はワインの輸入会社で取引担当を務めています。

 「この業界のスタートは、ホテルのレストランでしたね。そこで11年くらい腕を磨いて、今のワインの会社に入って…今年で18年目になります。」

 ワイン業界では20年近くのキャリアがある田村オーナーですが、自分でお店を経営するのは初めてのこと。日々学ぶことの連続だけれど、毎日がとても楽しいのだとか。素直な気持ちで楽しめているからこそ、苦痛に感じたときはスパッとやめると心に決めているそうです。

 “VACA(ヴァカ)”は、スペイン語で牛を意味します。インパクトのある響きには、一度で覚えてもらえるようにという意図が込められています。

独自ルートで仕入れる100種類ものワイン


▲天気のいい日にぴったりのテラスは15席

 『VACA』での楽しみは、あえて有名どころを避けた豊富なワインです。イベントの都合で数は前後するものの、お店にはいつも100種類ほどのボトルワインがずらり。ワイン業界での経験や知識、輸入会社のネットワークを活かした、ツウも唸る品ぞろえです。

 「すごく種類が多いから、どれがその人の口に合うかは、お客さまに試してもらわないとわかりません。ビビッとくる一本が一回で見つからないからこそ、楽しいんですよね。」

 同店では、ありきたりなワインはあまり仕入れません。ワインリストに並ぶのは、大手チェーンでは出会えない、個性豊かなワインばかりです。

 「僕だからこそ入れてるワインがあるんですよね。変わった産地のものとか、コストが高いけどグラスで出せるものとか。」と田村オーナー。

 現代のワイン好きには、有名どころよりも、マイナーな産地のワインのほうが喜ばれているのだとか。イラン、イスラエル、中国など、日本にあまり入ってこないワインも注目されています。

 「奥深くまで追求してくる点で、日本酒好きの方はワイン好きの方と似ているんですよ。日本酒って、メーカーとか作っている人とか、エリアの特性で味が変わるし。ワインにも通じることですよね。」

 ところが、ワインは日本酒と違って、ぶどうの果汁のみでつくります。水を加えないため、味を人の手でととのえることができません。それがいいところなのだと、田村オーナーは話します。

ワインにこだわらない、枠を外したおもてなし

 「雰囲気としては、イタリアンに近いかな?でも枠は決めずに、ワインに合う料理を出しています。」

 『VACA』の料理は、どれもワインが進むものばかり。お肉料理は、牛、豚、合鴨など、種類を絞らずいろいろなものを提供しています。
 “本日の前菜盛り合わせ”(880円)は、生ハムやパテ、キッシュなど、日替わりの前菜が4~5種類楽しめる人気メニューです。

 「うちにはパスタもあるし、カレーもあります。“食堂”って謳うことで、ある意味、料理のジャンルをこだわらなくてよくなるんですよね。」

 サラミがのった“ナポリ風ミックスピザ”(880円)、ミニサラダつきの“旨味凝縮トマトカレーライス”(950円)など、堅苦しさを捨てたアラカルト料理も魅力です。

 毎月29日は「肉の日」として、さまざまな肉料理と選りすぐりのワインを提供します。トスカーナの日はロバ肉、南米の日はラクダ肉…。個性豊かなジビエに、好奇心がくすぐられます。

 そのほかにも月に数回、初心者向けのワインセミナーや日本酒の会、バーベキューなどのイベントが開かれます。これからも要望があれば、どんなイベントでも企画したいとのこと。


▲フォアグラ入りハンバーグなどの煮込み料理は680円~

 「ソムリエは単なるワインの専門家みたいに思われてるけど、本来は“ワインとおもてなしのプロ”なんですよね。お客さまに喜んでもらえるなら、料理に合うんなら、ワインじゃなくてカクテルや日本酒を出してもいい。お店づくりに枠をつくらないっていうのは、そういうことなんです。」

 ソムリエ=ワインの専門家という考え方も、間違いではありません。けれど自分は、あくまでおもてなしの向上を重視したい。それが、田村オーナーのソムリエとしての姿勢です。


▲トマト、モッツァレラのカプレーゼ(680円)

ビギナーさんからツウの方までお気軽に

 田村オーナーにとって、このお店はまだ完成形ではありません。スローだけれど少しずつ進化していくので、見守っていてほしいと話します。

 「アメリカやヨーロッパの街角を歩くと、テラスのついたカジュアルなお店がありますよね。ああいうの、大阪にはないなぁと思って。港のほうにはあるけど、大手なんですよね。デカすぎるし、枠にはまっちゃってる気がして。僕は一個人やし、もう少し外国に近づいた、自由なお店をつくれると思うんです。」

 ワインを謳うお店であるために、どうしても敷居が高いように感じてしまう方も多いかもしれません。『VACA』はそんな方にこそ訪れてほしいお店です。同店では、通常3,000円ほどのボトルワインが、800円から楽しめます。どんな方も身構えずに来られるカジュアルさが、同店の魅力なのです。ワインの勉強を兼ねて来る、ソムリエの卵もいるそうですよ。

 「アメリカ村でしかも路面店なので、怖がらずに気軽に入ってほしいです。僕は毎日店にいるので、来られた際にはぜひ声をかけてくださいね。お待ちしています!」

 知識豊富なソムリエが、自分にぴったりのワイン選びを手伝ってくれる『アメ村ワイン食堂 VACA』。心斎橋の隠れた名店で、肩ひじ張らない楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

店舗名 アメ村ワイン食堂 VACA
住所 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-35 エステムエグゼ心斎橋 1F
電話番号 06-7182-3080
アクセス 大阪メトロ御堂筋線心斎橋駅(7番出口)・なんば駅から徒歩5分
営業時間 火、木~日 17:30~24:00(料理L.O 23:00、ドリンクL.O 23:30) / 金、土、休前日 17:30~翌2:00(料理L.O 23:00、ドリンクL.O 1:30)
定休日 月曜日
ホームページ https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27095830/
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