【宮城・仙台】通も集まる『assez COFFEE』の本格的な自家焙煎コーヒーでホッと一息♪

　豆の種類や焙煎方法によって、さまざまな味わいになるコーヒー。ティータイムや朝食時など、毎日のように飲む方も多いのではないでしょうか。
　今回ご紹介するのは、仙台でこだわりの自家焙煎コーヒーを楽しめるお店。その名も『assez COFFEE（アッシーコーヒー）』です。通も驚く本格的なものから、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいものまで、豊富に揃えています。
　コーヒーに関する知識が豊富なオーナー・星さんに、こだわりをうかがってきました。

お客さまを想ったコーヒー提供のために

　星さんは好きが高じて、もう14、15年ほど、コーヒーに関する勉強を続けています。お客さまのニーズに寄り添ったコーヒーを提供したいとの思いから、2018年1月22日に『assez COFFEE』をオープン。小さなお店だったとしても、コーヒー好きに喜ばれる場所を目指してスタートしました。

　内装にもこだわっており、壁紙や床板は自らショールームに足を運んで選んだおに入りのデザイン。壁に飾ってある地図や、お店で用意しているコースターやステッカーなどは、星さんがデザインしているとのこと。おいしいコーヒーを飲むのにぴったりな、落ち着きのある空間です。

コーヒーのことならおまかせ！

　お客さまに品質の良いコーヒーを提供するため、コーヒーに関するさまざまな資格を取得しています。世界でも約4,000人しか取得していないものやブラジル政府認定のもの、世界のコーヒーに関するもの、国内のコーヒーに関するものなど。技術や知識が、しっかりと認められている証です。
　さらには勉強のためブラジルへ足を運び、豆の収穫や品質管理をおこなう研究所の訪問もおこなっています。お客さまに提供するものだからこそ、自分の目で見てしっかり学ぶことで、自信を持って提供することができるのだといいます。

誰もが楽しめる豊富なラインナップ

　コーヒーの実を焙煎できる状態(生豆)にする工程を精製と言い、大きく分けて2通りあります。コーヒーの実をそのまま天日干し乾燥した果肉を剥ぎ取るナチュラルと、コーヒーの実を水槽に入れて発酵作用で果肉を除去するウォッシュです。
　ナチュラルは果肉と種との接触時間が長く、果肉の成分が風味に影響して個性のある味わいになります。対してウォッシュは、早い段階で果肉を除去するのでさっぱりとした風味になります。

　「コーヒーと聞くと、苦い飲み物を想像する方が多いかもしれません。しかしそんなこともなく、苦みを抑えた飲みやすいものもたくさんあるんです。」
　その言葉の通り、一口にコーヒーといっても豆により味わいはさまざま。コーヒーが苦手な方でも、おいしく飲めるものがそろっています。今まで苦手意識があった方はぜひ星さんに相談してみてください。

コーヒー好きに気に入ってもらえる喜び

　同店があるのは、駅前から離れた閑静な住宅街のなか。存在に気づいてもらいにくく、オープン当初は客足の少なさが悩みの種でした。

　しかしそんななかでも、うれしかったことがあります。それは、来店されるお客さまの多くが、コーヒーに関心の強い方であること。「ほかとは全然違う！」と、普段から飲んでいるからこそわかる違いに気づいてもらえた時には、お店をはじめて良かったと心から感じられるそうです。

知ることで、さらに好きに

　「これまで自分が学んできた知識や資料をもとに、コーヒーに関する講座を開きたいと考えています。それによって関心が高まり、さらにコーヒーを好きになってもらえたらうれしいです。コーヒーにはさまざまな楽しみ方があるので、実際に味わって体感してもらえたらと思います。」　

　落ち着いた雰囲気のなかで、おいしいコーヒーを楽しめる『assez COFFEE』。コーヒーが好きな方はもちろん、あまり得意でない方も、ぜひ一度訪れてみてください。今までとは違った本格的な味わいに、きっと驚きますよ。