【愛知・名古屋】予約必須の人気店『Cafe ＆ Trattoria Copain』でカジュアルにイタリアンを楽しもう

　名古屋市郊外のアパートの一室でお店を構える『Cafe ＆ Trattoria Copain（カフェ＆トラットリア　コパン）』。木の看板と黒板に吸い寄せられるように店内へ入ると、アットホームで心地よい空間が広がります。オープンからおよそ１年。今や予約のとれない隠れ家イタリアンとして地域の人から愛されている同店のシェフとオーナーに、お店の自慢を教えていただきました。

大切な人が集まる場所を

　4年間ホテルでウエディングメニューに携わってきたお二人。そのころからオーナーは、いつかは自分の店を持ちたいと考えていたそうです。
　『Cafe ＆ Trattoria Copain（カフェ＆トラットリア　コパン）』のコパンは、フランス語で“大切な仲間”を意味します。友人や家族、恋人など大切な人が集い、ゆっくりと寛ぐ身近な場所を作りたいという想いから、同店は生まれました。

　多くの人が集まる街の中心部ではなく、あえて郊外を選んだのは、ゆったりとした時間が流れるなかで、質の良いサービスを提供するため。ランチタイムなどに人が押し寄せると、サービスも流れ作業になりがちです。ゆったりと食事を味わいながら、日々の悩みや疲れをリフレッシュできる場所として、東山線高畑駅から徒歩10分ほどのこの場所を選んだのだそうですよ。

　お客さま同士の距離もスタッフとの距離も近いこぢんまりとしたおしゃれな空間。お店には20代から90代までの幅広い世代が集まります。
　「今は女性のお客さまが8割ほどですが、今後は男性も増えてくるとうれしいですね。」と店長は話します。

シェフ自家製の煮込み料理にパスタ、デザートまで

　メインには、カイノミのローストやイチボのロースト、Lボーンステーキ、肉盛３種などお肉好きには堪らないメニューが並びます。中でもおすすめは、パスタと肉の煮込み料理なのだとか。

　ホテルでウエディングメニューを調理してきた経験を活かしながら、メニューを考案したり研究したり。試行錯誤しているそうです。

　「手作りできるものはなるべく手作りする」これがお店のポリシーです。そのため、ピザ生地やベーコン、ハムなども自家製のものを提供しています。自家製フォカッチャや自家製パテなどもメニューに並ぶので、訪れたさいはぜひオーダーしてみてくださいね。
　
　もちろん、食材にもこだわりがあります。とくに野菜はそのまま食べてもおいしいものばかり。使用するのは直営の畑でとれた新鮮な野菜、店の庭で育てた香草などです。オーガニックサラダやシーザーサラダ、ベーコンとホウレンソウのキッシュでもその味を堪能できますよ。

　その日の仕入れにより、メニューは日々変わるのだそう。定番メニューはもちろん、いつ訪れても、新しいメニューに出会えるのはこの店の魅力の一つです。自家製パンナコッタ、カタラーナを中心に、新しいデザートメニューも考案しています。

シェフ自慢の料理をケータリングやパーティでお気軽に

　名古屋市内限定ではありますが、8名から22名までのケータリングビュッフェもおこなっています。家族でのお祝いやママ会、特別なゲストを招いてのホームパーティーにもぴったりです。

　もちろん、店内での貸切パーティにも対応しています。あらかじめ決まったメニューもありますが、予算から料理やドリンクを相談し、一緒にメニューを決められるとのこと。希望がある場合は気軽に相談してみると良さそうですね。

地域に愛されるイタリアン食堂に

　ランチからディナーまで、リーズナブルな価格で一流シェフの料理が味わえる『Cafe ＆ Trattoria Copain（カフェ＆トラットリア　コパン）』。料理はもちろん、ワインが1本2,000円など、ドリンク類もリーズナブルです。ワインの種類は特に豊富で、限定ワインなども揃っているそう。リクエストがあれば、仕入れることもあるとか。

　最近では、東京や三重など県外からのお客さまも多く訪れる同店。より多くのお客さまが気軽に来店できるように、地域の人々に愛されるように。シェフとオーナーは心をひとつに今日もお店に立っています。

　ぜひ一度、訪れてみてくださいね。