【東京・上石神井】お手製洋風メニューとワインでゆったり… 『RAVI（ラヴィ）』は上石神井に欠かせない店

　季節の食材を使用したお手製の料理とワインを楽しめる『RAVI』。腕を振るうのは、一流ホテルで長年厨房を任されていた地元出身の野中シェフです。
　彩りも美しい洋風創作料理の数々は、味わい豊かな絶品揃い。ランチにコース、単品料理…全てがリーズナブルな価格設定なのも嬉しいですね。
　2017年のオープン以来、地域の方に親しまれ“上石神井に欠かせないお店”と言っても過言ではない同店の魅力を詳しくご紹介します。

経験豊富なシェフが地元で開店

　『RAVI』は、西武新宿線・上石神井駅から徒歩1分の場所にある、創作料理のダイニングバーです。オーナーシェフの野中さんは、料理上手のお母さまの影響で、幼い頃から台所のお手伝いを積極的に行っていたそうです。ものづくりへの興味は高校生になるとより明確になり、“いつかは自分のお店を開きたい”と目標を立てて調理師の専門学校へ進学。その後大手ホテルへと就職し、23年間料理人として腕を磨いてきました。
　開店に現在の場所を選んだのは、野中オーナーにとって生まれ育った馴染みの深い地域だったから。物件探しには苦労しましたが、ご自身の足で探し出した同物件は約３ヶ月をかけて内装も手作りし、愛着のあるお店へと仕上げたといいます。

季節で変わる洋風の創作メニュー

　野中オーナーの手がけるのは、イタリアやフランス、スペインの要素を取り入れた洋風の創作料理です。季節に応じてメニューを入れ替えていて、旬の食材を使用した日替わりの料理も用意しているそう。
　「夏は冷たい前菜を増やしたり、冬は温かい料理を取り入れたり…常時40品ほどを提供しています。お客さまがどんな料理を食べたいかを意識してメニューの構成を考えていますね。」と野中オーナーは話します。

　寒い時期には、旬のカリフラワーをムースにしてウニを添えた一皿や、とろとろの牛タンシチュー、蠣の旨味がたっぷり詰まったチャウダー風のおじやが登場します。訪れる度に違ったメニューに出会えるのも、お客さまを惹きつける魅力になっているようです。

　メニューでもう一つ工夫しているのが、少なめでリーズナブルな“スモールサイズ”を用意していることなのだとか。お客さまからの要望から生まれたこのメニュー、提供し始めてからお一人で来店するお客さまが増えてきたといいます。数品頼んでも完食できる量なので、いろんな味を楽しみたい方にはぴったりですね。

充実のワインリストに絶賛の声

　ワインは、スパークリング・ロゼ・白・赤の常時13種類ほどがメニューに並びます。グラスは400円〜、ボトルは2,200円〜と値段も良心的です。好評なのが、“月替わりリッチワイン”というメニュー。こちらは、大きめにカットされたフルーツが入った贅沢感溢れる一杯です。苺とシャンパン、ラフランスとスパークリングワインなど、その月のオススメのフルーツを使用したワインを堪能できます。それぞれのフルーツの持つ香りがワインの風味と合わさり、目の覚めるような華やかなフレーバーを味わえますよ。

　このほか、ハートランド・ギネスといった生ビール、焼酎、日本酒、イタリアで親しまれているチンザノ・グラッパなど多彩なお酒が揃います。さらに、飲み放題やハッピーアワーのお得なサービスもあり、ご利用に合わせて選べます。

上石神井に欠かせない存在

　開店以来、地域の方に親しまれている同店。時には、常連さんがご自身で育てた野菜を持ってきてくれることもあるそうです。大根を持ってきてくださったお客さまに、その大根でポタージュを作って提供したところ「こんな美味しい料理にしてくれてありがとう！」との嬉しい反応が返ってきたといいます。お店とお客さまの温かい関係性が伺い知れますね。

　来店される方は、お一人さまからファミリーまでさまざま。店内は完全禁煙で小さなお子さま連れも安心して利用できます。実はワインは香りが繊細な飲み物なため、ワイン愛好家には食事中はタバコを吸わない方が多いのだとか。同店でも、タバコの匂いを気にせずワインを存分に楽しめますよ。

　このほか、650円〜のランチメニューや充実した内容の忘・新年会向けコースなど紹介しきれないほど魅力が満載の『RAVI』。まずは皆さんも足を運んでみてくださいね。