【東京・恵比寿】“行きつけ”にしたいパン屋さん！『Crossroad bakery』は朝から夜まで“ワクワク感”に満ちているお店

　2016年に恵比寿でオープンして以来、その“お洒落さとパンの品質”でSNSを騒がせている人気のパン屋さん『Crossroad bakery』をご紹介します。同店は、豊富なパンの販売だけでなく、ボリューム満点のアメリカ料理を提供している“ハイブリッド型のパン屋さん”です。焼きたてのパンで作るブレッドボウルやサンドイッチは、パン屋だからこそ出来る、他では真似できない贅沢な逸品！クラフトビールの品揃えも充実していて、ディナーに来店するのもおすすめです。パン・料理・ドリンク・店内の雰囲気…目に入るもの全てにワクワクが詰まった『Crossroad bakery』の人気の秘訣に迫ります。

カルフォルニアスタイルのパン屋

　2016年10月、『Crossroad bakery（クロスロードベーカリー）』は、東京メトロ日比谷線・JR恵比寿駅から徒歩3分、東急東横線代官山駅から徒歩5分ほどの場所にオープンしました。店名の“Crossroad”とは、英語で交差点のこと。人や情報、文化が行き交う“交差点”のようなパン屋になりたいとの願いが込められているそうです。

　ナチュラルで開放的な外観は、お洒落でありながら散歩ついでに立ち寄れるほどの“気軽さ”が漂います。ガラスの扉を開け店内へと足を踏み入れると、芳ばしいパンの香りと気さくな笑顔の店員さんが迎えてくれます。お店のコンセプトは“カリフォルニアスタイル”。世界中からさまざまな国籍の方が集まって形成されていった、自由で爽やかな雰囲気のアメリカ西海岸独特のスタイルが、外観や店内に見事に再現されています。特に、店員さんとお客様の距離感が近く、気取らず過ごせる開放的な空気感こそが、カリフォルニアの風を感じさせてくれます。

目移りしてしまう豊富なパン

　ズラリと並んだパンは、50〜60種類もあります。パン職人たちが厳選した小麦と自家製の酵母を用いて、その日の朝から生地を作りはじめるパンは、“美味しく食べてもらいたい”という想いが込められ、こんがりと焼き上げられます。思わず頬ずりしたくなるほどにふんわりと焼かれた食パン、噛めば噛むほど小麦の味が広がるハード系のパン、発酵バターの香り豊かなデニッシュ…見た目も味も多種多様なパンに目移りしてしまいます。売れ筋は、クロワッサンとシナモンロールなのだとか。ギフトにぴったりの焼き菓子も販売しています。

ブレッドボウルは注文必須！

　日本でも“オールディブレックファースト”のお店が増えてきましたよね。同店でも、１日を通してどの時間帯でも食べられる“朝食メニュー”を提供しています。ベーコンとチーズが食欲をそそるオープンサンドに、優しい甘さのフレンチトースト、ソーセージと半熟卵のバーガーなど、どれもボリューム満点です。特に、一押しは“ブレッドボウル”です。パンを器がわりにスープやシチュー、カレーが入ったブレッドボウルは全部で６種類の味を楽しめます。パンを崩してスープに浸しながら食べるもよし、大胆に丸ごとかぶりつくもよし、楽しみながら食事ができますね。

　このほか、11時から３時までのランチタイムには、お肉やお魚を使ったプレートメニューも登場します。

個性豊かなクラフトビールも

　アメリカのお酒が充実している同店。クラフトビールや、“サイダー”と呼ばれるフルーツの炭酸酒を目的に来店される方もいらっしゃるそうです。季節ごとに種類の入れ替えがありますが、常時30種類ほどを用意しています。果実のような華やかな風味のもの、コーヒーやチョコレートを思わせるコクのあるもの、どれも個性的です。お店では、ビンや缶のままグラスと一緒に提供するため、ラベルを眺めるのも楽しみの一つ。ポップなデザインが珍しく、写真を撮って帰る方も多いそうですよ。

　ディナータイムは、お酒と相性のいいパンメニューがおすすめです。自家製のバゲットに合わせるのは、レバーペーストやアヒージョ！トッピングでカスタムできるハンバーガーも、ビールやサイダーにぴったりです。

“いろんな時間帯に来て欲しい”

　店長の渋谷さんは「お陰様でオープン以来、順調にお客様の数は伸び続けています。朝から夜まで営業している当店では、時間帯によってさまざまな個性あふれるスタッフがお待ちしていますので、是非いろんな時間に来て欲しいです。気軽に話しかけていただければ嬉しいですね。」と話してくださいました。

　モーニングにカフェ、ディナーまで、いろいろなシーンで利用できるハイブリッドなパン屋さんの『Crossroad bakery』。いつ訪れても、楽しい笑顔とワクワク感に満ちている“行きつけ”にしたいお店です。