【東京・大門】他店では味わえない料理と日本酒がある蕎麦居酒屋『大門五六八そば』

　蕎麦と日本酒が自慢の『大門五六八そば』は大門駅から徒歩1分の蕎麦居酒屋です。虎の門と浜松町には系列店があり、それぞれの店舗でしか飲めないお酒を用意しています。今回は、ホールマネージャーの藤森さんにお話を伺いました。

伝統を引き継いで

　『大門五六八そば』は1999年の12月にオープンしました。今年で19年目となりますが、同店を運営する企業の中ではまだ新しい店舗だそうです。系列にあたる創業42年の老舗『寿毛平』の料理やドリンク、店内の雰囲気など、伝統を引き継ぎながら運営をしています。『大門五六八そば』という店名から蕎麦屋なのかと思いきや、提供している料理は蕎麦だけではないようです。同店のコンセプトは“蕎麦が食べれる居酒屋”。居酒屋として食事やお酒を楽みつつ、美味しい蕎麦も食べられるお店となっています。

常時20種類の品揃え

　同店では日本酒にこだわりを持っており、常時20種類を用意しています。しかし常に同じ種類を置いているわけではなく、1ヶ月に1回ほどのペースで入れ替えているのだといいます。そうすることで、お客様が何度来ても飽きることなく毎回新しいお酒を楽しめるよう、工夫がされています。仕入れは、季節限定ものや、お客様のリクエストに応えて行うことも多いそう。ボトルキープも可能なので、気に入ったお酒があれば是非チェックしてみてくださいね。

おすすめは舟盛り蕎麦

▲舟盛り蕎麦

　締めには同店名物の舟盛り蕎麦がおすすめです。通常のお店の2人前が同店の1人前にあたるほどのボリュームです。初めて見た方は皆様びっくりされるそうですよ。ノーマルなつけ汁以外にも、鴨汁やとろろ汁、肉汁、辛味大根などがあるので、その日の気分に合わせて選んでみるのもいいですね。

魅惑の大盛り無料

　ランチタイムには、無料で蕎麦を大盛りにすることができます。男性や、たくさん食べたい方にはとっても嬉しいサービスです。それもあってか、お昼の時間は、お客様のほとんどがサラリーマン。週に何度も来てくれるリピーターが多くいらっしゃるようです。また、ランチメニューでは、ざるそばや月見そば、鴨せいろなどのオーソドックスなものから、ラー油を使った辛めのそば“和風サンラーそば”や蕎麦の上にカツ煮を乗せた“伝説のカツ煮そば”など変わり種のものまであります。蕎麦だけでもたくさん種類があるのでどれにしようか迷ってしまいますね。

他では食べられないメニューばかり

▲クリームチーズの味噌漬け焼き

　蕎麦居酒屋というだけあり、蕎麦メニューやそれ以外のメニューも揃っています。夜の時間帯には、蕎麦を使ったオリジナルのメニューもあります。そばみそ焼きや揚げそば、蕎麦オムレツ、揚げ蕎麦の野菜あんかけなど、他のお店ではなかなか味わうことができないものばかり。一緒に飲むお酒は、是非蕎麦湯割りを試してみてください。蕎麦湯で割ると酔いにくく、悪酔いしない効果もあるのだとか。寒い今の季節にはとても人気があるそうですよ。

▲揚げそば

　通常のグランドメニューもありきたりにならないよう、特別感のあるものを提供しています。変わり種のメニューや、他店にもあるような商品でも何か工夫をすることで、同店でしか食べることが出来ない味を作りだしています。

系列店ならではの強み

▲人気メニュー・マグロカツ

　系列の虎の門店、浜松町店は、どちらも近い距離にあります。そのため、万が一大門店が混雑で入れなかったとしても、他の店舗を案内してもらえるのです。どの店舗でも同じ料理を食べることができますが、日本酒はそれぞれの店舗毎に仕入れているため、店舗ごとに置いてある銘柄は異なります。“今日はこのお酒が飲みたいからこっちに行こう”、“明日はあっちであのお酒を飲もう”と、その日の気分にあわせて店舗を選べるのもまた、魅力の一つとなっています。

お客様の笑顔がなにより大切

　「大事なのは売り上げではなく、お客様が満足して笑顔で帰っていただくことです。また次に来てくださるきっかけを作ることができたら嬉しいですね。」と語る藤森さん。注文時もお客様の気分やお腹の状態にあわせておすすめを教えてくれます。
　賑やかでアットホームな雰囲気なので、お一人様も女性グループでも、居心地の良さを感じられるお店です。是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。