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【東京・高円寺】旨い魚貝と選りすぐりのお酒を心ゆくまで。『魚貝 ののぶ』が約束する癒しのひととき

 高円寺にある『魚貝 ののぶ』は、新鮮な魚や選りすぐりの日本酒、ほっと安らげる空間を提供している海鮮居酒屋です。磯の旨味たっぷりのお刺身や特製ローストビーフを肴に、日本全国の地酒を楽しめます。

 「いい食材を自分の目で選んで、安くお客さまにお出しする。そんな当たり前のことを、これからも当たり前にやっていきたいです。」そう話すのは、オーナーの土田さん。毎朝築地に足を運び、自らの目利きで海の幸を仕入れています。そんな土田さんのお店づくりにかける情熱や、実直な姿勢を取材してきました。

高円寺駅の南口に、優しく奥ゆかしい居酒屋あり

 『魚貝 ののぶ』があるのは、高円寺南4丁目交差点の近く。まるで旅館のような奥ゆかしい門がまえに、思わず足が止まります。
 取材当日、お店には大きな杉玉が飾られていました。杉玉は、酒蔵が新しいお酒の完成を知らせるときに吊るすもの。緑色だった杉玉が茶色くなるころには、お酒の熟成が進み、飲みごろになっているそうですよ。

 「前から漠然と、独立したいなという気持ちはありましたね。やるなら和食でも焼き鳥でもなく居酒屋だって、自分の中で決めていました。」
 土田さんはもともと、都内に展開する海鮮居酒屋で働いていました。その中で芽生えた“自分のお店を持ちたい”という想いを胸に、満を持して独立。2016年2月に『魚貝 ののぶ』をオープンしました。
 こちらの場所を選んだのは、自身が高円寺に住んでいることや、懇意にしていた不動産店から物件を紹介されたことが決め手だったそうです。

寒い夜には熱燗を。暖かな店内で過ごすまどろみの時間

 同店は、カウンターとテーブルを合わせて14席の小ぢんまりした居酒屋。決して広くはないけれど、つい長居したくなるぬくもりがあります。
 「木を使った内装に強い施工会社があって、そこのデザインが好きなんです。多分、都内で400店舗くらいは手がけてる会社なんじゃないかな。うちの内装は30パターンくらいの中から、デザイナーと打ち合わせして決めました。」

 2018年には改装をおこない、カウンター下に荷物を置くスペースを作ったそう。常連さんも初めての方も、気兼ねなくくつろげるように。そんな心づかいが垣間見えます。

 カウンターには、熱燗を作るために欠かせない燗銅壺(かんどうこ)が。燗銅壺は、江戸時代から飲食店で使われているほど、歴史のある道具です。『魚貝 ののぶ』では、職人の魂がこもった手づくりの燗銅壺を使っています。
 とっくりを温める横で煮こまれているおでんは、大根、厚揚げ、こんにゃくなど、昔ながらのラインナップ。おでんを肴に熱燗をキュッと飲み干すのは、寒い季節ならではの幸せですね。

“奇をてらわず実直に”お店の姿勢を表した魚貝料理

 『魚貝 ののぶ』の自慢は、新鮮な旬の魚貝を使った料理です。焼き物、煮物、揚げ物、お刺身と多彩な調理法で舌を楽しませてくれます。
 そんな同店で食べるべきは、なんといってもお刺身でしょう。鹿児島の寒ぶり、愛媛の真鯛、三重のいわし、青森のつぶ貝など、その日一番おいしい魚貝がお品書きに並びます。しゃっきり、とろり、ぷりぷりと、種類によって食感もさまざま。迷ったときは、おまかせ三種盛り(1,580円)がおすすめですよ。

 贅沢に締めたいときには、“うに・いくら・ねぎとろのこぼれ寿司”(1,480円)がぴったり。土台の軍艦が見えないほど溢れんばかりに、うにやいくら、ねぎとろを乗せたお寿司です。自分へのごほうびにいかがでしょうか。


▲和牛ローストビーフの肉寿司(5貫1,280円)

 低温で5時間かけて火を入れる特製ローストビーフは、折り紙付きの味です。こちらのローストビーフを使った肉寿司を、ぜひ一度食べてみてください。とろける脂と赤身のハーモニーに、笑顔がほころびますよ。
 「魚ばっかりだとお客さまも飽きちゃうし、何より、僕がお肉好きですからね(笑)。当たり前だけど、自分が好きなものしか出していません。」と土田さん。

 同店が大切にしているのは、“本当にいいものを、安く提供する”という飲食店の基本。風変わりなことはせず、まっすぐな姿勢で、お客さまの満足を追求しています。

 「毎朝市場に行って、自分の目利きでおいしい魚を仕入れてきます。一番おいしい状態で食べてもらうために、その日仕入れたものはその日のうちに売り切ります。心を込めて料理を作って、内装にもきちんとお金をかけて。そんな当たり前のことを当たり前にやることが、お店を長く続ける秘訣だと思っています。」

 築地から仕入れる獲れたての魚貝は、新鮮そのもの。うろこや目の輝き、ピンと張りのある身体を見れば、ひと目でおいしいことが分かります。
 「市場の品揃えは毎日変わりますよ。昨日安かった魚が、次の日は倍の値段になってたりします。逆も然りね。朝早いから眠いけど、“今日はどんな魚が入るんだろう”って楽しみにしてくれてるお客さまのために頑張らなきゃなって、背筋が伸びます。」

ゆくゆくは次の世代へ…

 日本酒は全国各地の地酒を揃えており、料理に合わせておすすめの一本を紹介してくれます。どれにするか迷ったら、気軽に土田さんまで。季節限定の隠し酒もあるそうなので、ぜひオーダーしてみてくださいね。

 「まだ先の話ですけど、いずれは次の世代にお店を任せられるように、スタッフを育てていこうと思います。僕がいなくても、若い子たちでしっかり回していけるお店にしたいですね。」
 どこまでも真剣に食材と向き合い、お客さまの満足のために努力する土田さんの姿が、カウンターの奥で輝いています。
 新鮮な海の幸と日本酒を楽しみながら、夜遅くまでくつろげる『魚貝 ののぶ』。秘密にしておきたい、けれど誰かに教えたい、そんな不思議なお店です。

店舗名 魚貝 ののぶ
住所 東京都杉並区高円寺南4-8-5 KYビル1F
電話番号 03-4291-7875
アクセス JR中央線高円寺駅(南口)から徒歩3分
営業時間 17:00~23:30
定休日 不定休(ご来店時は電話での確認が確実です)
ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13194126/
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