※閉店※【大阪・京橋】創業50年“カツオ叩いて半世紀”の老舗『平八亭 京橋別館』 旬の絶品魚料理に心惹かれる!
「桃栗三年柿八年…」何ごとも成就するためにはそれ相応の年月がかかるという意味のことわざです。一説によれば、このことわざは、江戸後期の大阪の商人の間でよく使われていた言葉なのだとか。
今回紹介する『平八亭 京橋別館』は、コツコツと商売を重ね、“桃栗三年柿八年、カツオ叩いて半世紀”を迎えた老舗の居酒屋です。旬の魚料理と居心地のいい空間が長らく常連さんに親しまれてきた同店の魅力を詳しくご紹介します。
ゆったり過ごせる人気店
2019年4月で創業から50年を迎えた平八亭グループは、大阪市内に5店舗を構える人気の居酒屋です。同グループでは、魚料理に特化した店舗、気軽に立ち寄れる大衆的なお店など、店舗ごとに異なったコンセプトを設けながら、幅広いニーズに対応してきました。その中でも、料亭のような雰囲気でゆったりとくつろぐことができると評判なのが、今回スポットを当てる『平八亭 京橋別館』です。
『平八亭 京橋別館』は、京橋駅から徒歩2分、個性的な飲食店が軒を連ねる高架下街・エル京橋の中にあります。系列店の中でも多くの席数を誇り、1階と2階合わせて200席以上を用意しています。最大70人前後までのご宴会にも個室での対応ができるほか、少人数で気軽に訪れるにも最適なテーブル席もあります。
また、創業以来足を運びつづけている常連さんも多い同店では、ご年配の方もゆったり過ごせるようにと、新たに座椅子席も設置。長時間座っていても疲れにくいのがうれしいですね。
旬の天然魚を良心的な価格で
季節ごとに新鮮な天然の地魚を仕入れているのが、お店の強み。全国津々浦々の漁港で水揚げされた、この時期ならではの旬の味覚が堪能できますよ。春には鯛、秋には秋刀魚といった定番のものから、目板ガレイ、カジカなどの珍しい魚も登場します。旬の魚は、お刺身はもちろん煮魚でいただくのもおすすめです。
さらに、魚の種類だけでなく値段にも注目です。なんと、調理前の魚を買うよりも安い価格で食べられるのです。例えば、高級魚・のどぐろも、塩焼きか煮魚のどちらも半身サイズで値段は1,580円。金目鯛なら、あら炊きも塩焼きも一皿880円でいただけます。(いずれも値段は取材時の価格です。)
「これだけ質のいい魚をこの金額で提供できるのは、他にはないと思います。」と店長の笠原さんも自信を覗かせます。
“カツオ叩いて半世紀”
名物“かつおたたき(680円)”もぜひ食べていただきたいメニューです。「カツオ叩いて半世紀」と謳っているだけあり、この京橋周辺でカツオの叩きを提供したのは平八亭が元祖だと言われています。
もともとはお初天神の料亭で作り方を学んでメニューに載せたそうですが、この噂を聞いた高知出身のお客さまからご指摘を受け、実際に高知県へと出向き地域ごとに違う伝統の作り方を研究して今に至るといいます。名実ともに看板にふさわしいこの一品は、絶対に注文すべき一押しのメニューです。
厨房での経験を店づくりに
取材に応じてくださった店長の笠原さんは、学生時代にアルバイトで同グループに出会って以来、16年余りを平八亭とともに歩んできました。これまではずっと調理場のご担当で、系列店で店長の仕事を任されるようになってからも自ら包丁を握ってきた、根っからの料理人です。
現在は、同店の店長に抜擢され、大人数のお客さまへのきめ細かいサービスを図るため接客を主に担当していらっしゃいますが、料理人としての経験を活かしたお店づくりを進めているそうです。
特に、宴会のコース料理は予め内容が決められていることが多いのですが、同店ではその日仕入れたその時期最もおいしい魚を提供できるよう心がけているといいます。コースでも“旬を意識して、魚のおいしさを活かした料理を”というのが笠原店長の心情なのです。
「お料理も、お酒も、お客さまにご満足いただける内容をご用意しております。少人数から団体さままで、それぞれに楽しい時間を過ごしていただきたいですね。」
50年に渡って地域の方に愛されてきた『平八亭 京橋別館』へ、ぜひみなさんも足を運んでくださいね。
店舗名 | 平八亭 京橋別館 |
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住所 | 〒534-0024 大阪市都島区東野田町3-6-6 ひがし京橋商店街内 |
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電話番号 | 06-6353-7010 |
アクセス | 京橋駅から徒歩2分 |
営業時間 | (月〜木)16:00〜22:00、(金)16:00〜23:00 、(土・日・祝)13:00〜21:30 |
定休日 | 年末年始 |
ホームページ | http://www.heihachitei.com/ |
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