【東京・麻布十番】麻布で焼き鳥を食べるなら『炭火串焼 ヒヨク之トリ』
オープンテラスのカフェもあれば、昔ながらの商店街もある麻布十番駅周辺。静かな住宅街のなかに、長く愛される人気の焼き鳥ダイニングがあります。
それが、東麻布にある『炭火串焼 ヒヨク之トリ(ひよくのとり)』。敷居が高いと思われがちな麻布エリアで、おいしい焼き鳥をいただける隠れ家です。
富士山のふもとで育てられた甲斐信玄鶏を、備長炭でじっくりと焼き上げた串焼きは絶品。職人魂のこもったひと串です。
南麻布生まれの人気焼き鳥ダイニング
『炭火串焼 ヒヨク之トリ』があるのは、麻布十番駅から歩いて3分ほどのところ。狸穴公園近くのマンションの1階にある、白壁のお店です。
同店は2010年5月、南麻布にオープンしました。現在の場所にお店を移したのは、2013年冬のこと。より広くなったくつろぎの空間で、食事を楽しめるようになりました。熟練の職人が串打ちをし、備長炭でじっくり焼きあげた焼き鳥や季節の一品料理を提供しています。
つがいの鳥のように、お客さまに寄り添うおもてなしを
店内には、カウンター、テーブル、小上がりとさまざまなタイプの席が用意されています。
おしゃれで落ち着いた空間ですが、営業中はお客さまの楽しそうな笑い声でいっぱい。高級感があるのに、気兼ねなくわいわい話せる雰囲気がリピーターの心をつかんでいます。
お店の名前は、中国の「比翼の鳥(ひよくのとり)」に由来しています。比翼の鳥は、オスとメスそれぞれが翼と目をひとつずつ持ち、寄り添って飛ぶという空想上の鳥。一般的には、夫婦の仲がいいことのたとえに使われます。
それにちなみ、「お客さまに寄り添いながら、おいしい焼き鳥を提供していきたい」という願いを込めて名付けたのだそうです。
富士の名水がはぐくんだ甲斐信玄鶏を串焼きで
『ヒヨク之トリ』の焼き鳥に使われているのは、山梨が誇る甲斐信玄鶏。富士の名水を飲んで育った銘柄鶏です。甲斐信玄鶏の魅力は、臭みが少なく、硬すぎずやわらかすぎない歯ごたえが楽しめるところ。あらゆる鶏肉を食べ比べたすえに料理長が選んだ、折り紙付きの味です。
お店では、その日の朝にさばいた新鮮な鶏肉を仕入れ、串打ちをします。土佐の備長炭を使って、旨味を閉じ込めながら職人がじっくりと焼いていきます。
おすすめの串“ささ身”は、サビ、梅じそ、焼き味噌から選べます。中はうつくしいピンク色で、ぷりぷりの食感。お肉が大きくて、食べごたえも抜群です。
もうひとつのおすすめ“レバー”(280円)は、秘伝のたれをとろりと絡めていただきます。フォアグラのような濃厚な味と食感に、ツウも唸ること必至です。
ささ身とレバーは基本的にレアで提供していますが、苦手な方には「よく焼き」での提供も可能だそう。
『ヒヨク之トリ』は、巻物に強いお店でもあります。定番の“アスパラの肉巻き”、“トマトのベーコン巻き”をはじめ、エノキ、れんこん、お餅など、肉巻き串の種類が豊富です。
ぜひ試してほしいのが、肉厚マッシュルームに鶏つくねとチーズを詰めた“たぬき”なる串。遊び心をきかせた変わり種で楽しませてくれるのも、同店のすてきなところです。
迷ったときは、ささみ、砂肝、レバー、ねぎま、巻物、つくねの6本がセットになった焼鳥コース(1,600円)をどうぞ。まずはこのセットを頼み、好きな串を追加していくのがおすすめです。
おいしい焼き鳥には、おいしいお酒が欠かせません。同店では生ビールをはじめ、焼酎、ウイスキー、サワー、果実酒、全国の日本酒など多彩なお酒を提供しています。「今月の日本酒」として用意する、月替わりの日本酒も見逃せません。
ワインは種類が多いため、別紙でワインリストを用意しているのも本格的。赤、白、スパークリングと、豊富にそろっているので、焼き鳥や一品料理とのマリアージュを楽しんでみてください。
長く愛される理由がわかるお店
『ヒヨク之トリ』は、2020年5月に10周年を迎えます。
上品でありながら気取らない空間、そして心のこもった料理によるおもてなし。一度訪れれば、10年続く理由がわかるでしょう。
東麻布の住宅街にたたずむ、とっておきの焼き鳥ダイニング『炭火串焼 ヒヨク之トリ』。あなたもぜひ、足を運んでみてください。
店舗名 | 炭火串焼 ヒヨク之トリ |
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住所 | 東京都港区東麻布3-2-9 麻布ホーム1F |
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電話番号 | 03-6441-0917 |
アクセス | 地下鉄南北線、都営大江戸線・麻布十番駅6番出口から徒歩3分 |
営業時間 | 17:30〜23:30(LO 22:30) |
定休日 | 年中無休(盆・年末年始除く) |
ホームページ | http://www.hiyokuno-tori.com/ |
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