【北海道・旭川】大ボリュームのハンバーガーとパンケーキとハワイアン料理で大人気に！『Bellous Field Beach』

　北海道旭川市緑町。北海道旭川西高等学校のそばに、ハワイアンなサーフショップがあります。その2階にあるのが、今回ご紹介するハワイアン料理やボリューミーなハンバーガーが人気の『Bellous Field Beach(ベローズ フィールド ビーチ)』です。2012年9月7日オープンの同店は、開店以来日々進化し続け、“ワンランク上のハンバーガーショップ”というブランドを旭川で確立しました。今回はオーナーの常見さんにお話を伺ってきました。

30歳を機に独立を

　常見さんは、5年間洋食店で修業をしてきたなかで、いつかは自分の店を持ちたいと考えるようになったそうです。そんな折、知人から「ここに飲食店を作りたいんだ。」という話が舞い込んできました。それがこの店舗でした。当時常見さんは30歳。独立するにはちょうどいいタイミングだと考えたそうです。
　店名の『Bellous Field Beach』は、ハワイの隠れ家的なビーチの名前から付けたそうです。“ベローズフィールドビーチパーク”はハワイ・オアフ島にあり、毎週金曜の夕方から日曜日の間だけ解放されるビーチで、空軍基地のそばにある人気の観光地なのだそうです。

北海道産中心のこだわり食材

　そんな同店の人気メニューは、何と言っても“ベローズバーガー”(980円)です。やっぱり基本は外せませんよね。北海道産の牛肉を100％使用したパテは、肉汁たっぷりでボリューミー。バンズは、業務提携しているパン屋さんにプライベートブランドとして特別に作ってもらっているパンを使用。とことんこだわり抜いた、シンプルなクラシックバーガーです。そんな“ベローズバーガー”を押さえて、堂々の1番人気は“アボカドチーズバーガー”(1,280円)です。トロトロしたアボカドとチーズ、ジューシーなお肉のハーモニーは絶品です。女性に絶大な人気を誇るメニューですが、ボリュームも溢れんばかりでお腹も大満足のため男性からの支持も熱く、人気ナンバー1メニューとなっています。
　変わり種としては“林檎ベーコン＆チーズバーガー”(1,280円)が気になるところ。これは林檎の果汁に漬け込み、林檎チップで燻したベーコンを使用した、手の込んだバーガーです。林檎の味は控えめで、食べやすく仕上がっているそうです。こだわりのバーガー全15種類の中には、“チェリーバーガー”(1,380円)という革命的なバーガーまでラインナップされています。アメリカンチェリーとクリームチーズを使用していて、フルーティーなバーガーだそうです。

　ハンバーガーのほかにもパンケーキは女性に人気で、スイーツ系パンケーキから、甘くない食事系パンケーキまで種類も充実。ハワイで人気のパンケーキを日本人向けにアレンジしているので、どれを選んでも満足いただけるとのこと。
　夜は、ハワイ料理とお酒が楽しめるレストランに様変わり。マグロとアボカドの漬け料理“アヒポキ”や、“ガーリックシュリンプ”などの定番料理を楽しみながらお酒がいただけます。常見さんの実感としては、お酒を楽しむのはもちろん、料理を楽しむお客様の方が多いという印象だそうです。お酒を忘れてしまうほどの、美味しい料理に期待大ですね。

苦しかったスタート2年間

　今ではグルメサイトで高評価を得るほど大人気の同店ですが、開店当初はまったくお客様が入らず、苦しい日々を過ごしたといいます。開店時はハンバーガーの種類も3種類ほどで、大手ハンバーガーチェーンと比べて割高であることがなかなか理解されなかったといいます。常見さんはそんな状況を打開するべく、メニューも内装もサービスも、変えられるところは日々改良し、研究を重ねたそうです。現在もより良い店舗づくりのために改良＆進化を重ね、前進し続けているとのこと。この努力は実を結び、高級志向のハンバーガーショップ『Bellous Field Beach』というブランドが旭川に確立、人気店へと成長したのです。
　今後の展望を伺うと「収益は自分たちが食べられるだけで充分ですが、従業員たちがここで働きたいというのであれば、働く場所として多店舗展開を考えてもいいですね。」とのこと。苦しい時期を乗り越えた常見さんだからこその温かさが感じられますね。

　「一つひとつ丁寧に作っています。是非お越しください。」と常見さん。『Bellous Field Beach』のハンバーガーには、お値段以上のボリュームと食べ応え、美味しさが約束されています。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。