【東京・高円寺】本格コーヒーとクラフトなお酒が好きな時間に楽しめる『壱參伍（イチサンゴ）』

　朝７時〜翌日３時まで、お好きな時間にコーヒーとお酒を楽しめるお店が高円寺にあります。それが今回紹介する『壱參伍（イチサンゴ）』です。こちらでは、特定の産地から採れる良質なコーヒー豆を仕入れ、複数の抽出方法で提供しています。お酒のセレクトも個性的で、国産のクラフトジンやクラフトウォッカなど、気になるメニューが目白押しですよ。ドリップ仕立てのコーヒーを使ったカクテルにも注目です！

いろんな才能があつまる場所へ

　2017年12月にオープンした『壱參伍』は、JR高円寺駅南口から徒歩５分ほど、エトアール通りの中にあります。印象的なこの店名は、壱と參と伍の各漢字の持つ意味合いを要約した“いろんな才能が集まる”場所になって欲しいとの願いが込められているそうです。実は開店のきっかけも、まさにこの店名と同じ。初めにさまざまなスキルを持ったスタッフが集まり、その後それぞれの良さを活かしたスタイルをと考えた末、カフェとバーを併せた現在の業態でお店を開くに至ったといいます。

コーヒーの楽しみ方は無限大

　営業時間は曜日によって異なりますが、火〜金曜日は朝の７時に開店し翌日３時までと長時間営業。カフェタイムやバータイムなどは特に設けていないため、いつ訪れてもお好きなメニューを楽しめるのが嬉しいポイントです。営業時間を通して多くの方が注文するのが、お店自慢のコーヒーです。同店では、複数の焙煎所から豆を仕入れています。さらに抽出方法も、エスプレッソ、ドリップ、エアロプレスと、３種類を用意。一口にコーヒーと言っても、楽しみ方は無限。
　得にお店の一押しは“エスプレッソ”系のメニューです。沸騰したお湯の圧力によって抽出されるエスプレッソは、通常のドリップよりも濃厚な味わいを楽しめるのが特徴。もちろん、そのまま飲むのもいいですが、同店のエスプレッソにはアレンジメニューが多いのも魅力の一つです。ミルクとあわせたまろやかな“カフェラテ”や、炭酸水を加えた個性的な“エスプレッソ&トニック”など、多種多様な表情を見せてくれますよ。

クラフトなお酒とカクテルの虜に

　お酒のメニューも充実している同店。エスプレッソを使用したコーヒーのカクテルも種類豊富です。ウイスキーとエスプレッソを甘めに仕上げた“アイリッシュコーヒー”、ウォッカとあわせた“エスプレッソマティーニ”といった定番のコーヒーカクテルをベースに、季節に合わせたリキュールでアレンジしたオリジナルの味わいが楽しめます。
　このほか、クラフト系のお酒を置いていることでも定評があります。店内には、国内の酒蔵が少量生産で手作りしているジンやウォッカ、リキュールが勢揃い。海の幸が豊富な広島県産のボタニカルを17種類使用した“SAKURAO GIN LIMITED”、岐阜県の造り酒屋が提供するウォッカ“奥飛騨”、香料や酸味料が一切入っていない青森県産のカシスリキュール“望月Aomori Cassis”などがその一角です。いずれも造り手のこだわりが詰まった美酒ばかりですよ。

バリエーション豊かなフード

　フードメニューは、ニーズに合わせて選べます。スイーツは、焼き菓子やドーナツといった手軽なものをはじめ、マシュマロトーストやレアチーズケーキなど小腹が空いたときにぴったりのメニューもあります。
　中でも、徳島の和三盆と高知産の柚子を使ったレアチーズケーキは人気が高いといいます。また、お酒をご注文の際は、特製パテやイタリア産の生ハムはいかがでしょうか。とても相性がよく、お酒もついつい進んでしまいます。食事時には、日替わりの定食やカレーライスがおすすめ。優しい味わいにお腹も心も満たされますよ。

展示に講座…利用の仕方は色々

　内装は“シンプル”を心がけたつくりになっています。その理由は、店内を多くの方に利用して欲しいから。取材に応じてくださった五十嵐代表は「これまでにも作品の展示やプロモーションビデオの撮影に使っていただきました。ワークショップも今後は定期的に開いていきたいと考えています。シンプルな空間だけに利用の仕方はさまざま。いろんな使い方をしていただければ嬉しいです。」と話してくださいました。

　ドリンクのテイクアウトもできるほか、店内にはお座敷もあり小さなお子さま連れもゆったりと過ごせます。どんなシーンにもぴったりな『壱參伍（イチサンゴ）』、皆さんはどんな風に利用したいですか？まずは一度、足を運んでみてくださいね。