【東京・中野坂上】ヘルシーな米油を使用！種類豊富な串揚げを堪能できる居酒屋『中野坂上 串揚げ 自意識過剰』

　ゆったりとした時の流れを感じながら、おいしい串揚げとお酒を楽しむことができる居酒屋のご紹介です。
　東京メトロ丸ノ内線・中野坂上駅から徒歩2分の場所に、2017年2月16日にオープンした居酒屋『中野坂上 串揚げ 自意識過剰』があります。米油を使ったあっさりとした串揚げが、食べやすくておいしいと好評のお店です。16席という小規模の店内は、店主の人柄が作り上げるアットホームな居心地の良い空間となっています。

自分にしか出せない色を目指して

　今でこそ、串揚げをメインとした居酒屋としてお客さまに愛されている『自意識過剰』ですが、オープン時は魚介を中心に楽しめる居酒屋としてスタートしました。オープンしてから2ヶ月が過ぎたころ、「ほかの店舗との差別化を図るためには、何かに特化した居酒屋にしなくては。」と考えた店主は、思い切って業態を変えることに。そこで周辺の居酒屋をリサーチしたところ、中野坂上駅周辺には“串揚げ”をメインに扱っているところがなかったため、それならばと“串揚げ”をメインに構え再スタートを切ったのです。オープンから2ヶ月でいきなりの方向転換は、苦労することも多く集客に悩んでいた時期もありました。今では、その方向転換があったからこそ常連のお客さまも増え「頑張ってね。」「応援してるよ。」と声をかけてもらえることも度々あり、大変やりがいを感じているそうです。

木のぬくもりを感じられる、和やかな空間

　そんな同店の内装は、テーブル、イス、カウンターなどには木材を使用し、温かみのある空間となっています。そして何より、店主の人柄から伝わる優しい空気感で、アットホームな雰囲気をつくりだしています。同店では、どんな方でもいつでも来店しやすいような店づくりを心がけており、基本的にはお客さまが各々のやり方で自由に過ごせるように、あえてスタッフから積極的にコミュニケーションを取りにはいかないそうです。そのような配慮があってか、お客さま同士で盛り上がっていることも多いのだとか。自由に過ごせる空間だからこそ、横のつながりも生まれやすくなっているのですね。

種類豊富なこだわりの串揚げ

　同店の串揚げは、ラードやサラダ油ではなく“米油”を使うことで生まれる、サクサク食感とあっさりとした味わいが特徴です。さらに、衣には煎りゴマを入れて香り高い風味に仕上げています。

　イチ押しは、辛子明太子の切子を大葉で包んでカラッと揚げた“大葉明太子”。大葉の爽やかさと辛子明太子のピリ辛がマッチしており、お酒との相性も抜群です。中には珍しいメニューもあり、“サメ”の串揚げは鶏肉に近いほろほろとした肉質で、さっぱりとした食べ心地だそうです。ほかにも、甘みが特徴のジャガイモ“インカのめざめ”や“紅しょうが”、“味しみダイコン”、“ヤングコーン”など、多種多様な串揚げが並びます。

　なんと”バウムクーヘン”の串揚げまでラインナップしています。食べたお客さま曰く、“焼きたてのバウムクーヘン”のような味わいとのこと。家族連れのお客さまもいらっしゃるそうで、お子さまに大人気の一品です。また、持ち込み料200円で何でも串揚げにしてくれるので、自分の好きな食材を同店のこだわりの衣と米油で味わってみてはいかがでしょうか。

　酒類のおすすめは、店主がかねてより愛飲していた“ハートランド”です。キレのある味わいと爽やかな風味が特徴のプレミアムビールです。お酒は決まりきったメニューだけを置くことはしていません。特に日本酒や焼酎はその時々で店主のお気に入りを提供しているので、何度来てもその時のおすすめを楽しむことができます。また、同店ではお酒もリクエストを受け付けています。“山崎 12年”という高級ウイスキーのリクエストをいただいたこともあり、こちらの商品はインターネットなどで見てみると、1本20,000円を超えるほどの代物なのだとか。そんな高級ウイスキーでも、店主が懇意にしている酒屋さんから安く仕入れ、1杯900円ほどでいただけたりするのです。お客さまの「欲しい！」を叶えるために、店主自らお酒探しに奔走することもあるそうですよ。

お客さまの時間を大切に

　今後も目指していくのは、お客さまがより過ごしやすいお店づくりをすること。肩ひじ張らずに、ゆったり自分の時間を過ごしていただける空間にするべく、ドリンクはセルフサービスにすることも考えているそうです。自分のタイミングで、好みの飲み方でお酒を楽しむことができますね。
　「気軽にあなただけの時間を楽しめるお店です。ぼんやりとマイペースに営業していますので、良かったら来てみてください。」どこよりもお客さまの時間を大切にする『中野坂上 串揚げ 自意識過剰』で、串揚げ片手に自分の自由な時間を堪能してみてはいかがでしょうか。