【東京・淡路町】身体が喜ぶ薬膳中華がリーズナブルに♪『やさい家　健美食堂』は“楽しい・嬉しい”を体感できるお店

　淡路町駅から徒歩３分ほど、老舗も多いこのエリアで2017年９月に開店したお店が『やさい家　健美食堂』です。こちらでは、野菜ソムリエや漢方のプロも注目する“旬の野菜を使った身体に優しい中華”を味わうことができます。
　「料理に使う素材は、生産者さんの想いやこだわりがあり、ただの材料ではないと思っています。生産者さんが子どもを育てるように愛情を注いだ大切な“財”を、お譲りいただきお料理としてご提供させていただいているんです。なので、私は食材を“食財”と表現させていただいています。」そう話すのは、オーナーの高島さんです。見た目も鮮やかで味わいも豊かな料理がリーズナブルな価格で味わえます。そんな同店のおすすめのメニューやお店づくりのこだわりなどを伺いました。

身体に優しい料理を提供

　今回紹介する『やさい家　健美食堂』は、地下鉄丸ノ内線・淡路町駅から徒歩3分、ＪＲ秋葉原駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
　高島オーナーは、野菜ソムリエと漢方アドバイザーの資格を持ち、同店のほかにも人気店を手がけている経験豊富な方。ご実家が農家だったため、身近に畑があり新鮮な野菜を食べて育ったそうです。ご自身が幼少期に感じた畑の香りや、野菜本来の味わいを、より多くの方に知ってもらいたいと、“野菜”に重点を置いたお店づくりをしているといいます。
　さらに、“料理は、安心な食財を使用していて美味しいだけでなく、身体に優しいことも大切”だと考えている高島オーナー。食べることで体調を整える薬膳の観点も大切にしています。

四季折々の旬の野菜

　こだわりの食財は、野菜ソムリエでもある高島オーナーが20年以上かけて全国各地の農家を訪れ、探し出した野菜たち。色彩も鮮やかで、味も濃縮している四季折々の野菜たちが料理に華を添えています。どのメニューにも、旬の野菜がふんだんに使われているのが嬉しいポイントです。

　例えば、中華の定番“エビチリ”一つとっても、同店では夏には茄子が、冬には安穏芋と紫芋が入っているそうです。食感や味わいの幅も広がるほか、季節によって身体の熱を逃がしたり温めたりと、体調への嬉しい効果も期待できるのだとか。もちろん主役のエビも良質なものを使用していて野菜たちに負けない存在感を放っています。このエビチリは、おつまみにも嬉しい小皿サイズで480円、大皿でも880円とお財布に優しい価格で食べることができますよ。

リーズナブルな価格の秘密

　料理もお酒も全てのメニューが、リーズナブルな価格で楽しめる同店。破格の値段の秘密は、“お客様に喜んでもらいたい”との思いにあります。お店では、メニュー表作成や設備の手入れなど出来る事は自分たちで担当し、余計な部分にお金をかけないよう心がけているそうです。また、全ての料理をレシピ化し、調味料もきちんと測っていて、無駄がありません。このように企業努力で削減した分をメニューの料金に還元し、リーズナブルな価格を実現しているのです。
　さらにお店では、食財も良質なものを仕入れていますが、採算度外視で原価に近い価格に設定しています。
　「儲けを出すより、お客様に楽しい時間を過ごしていただくことの方が大事だと思っています。利益はあまりでなくても、このお店自体を知ってもらいファンを増やすことでブランド力が高まっていくので、これからも値段を上げるつもりはありません。」と高島オーナー。お客様に嬉しいと感じてもらうことを第一に考えている同店、常連さんが増えているのも納得です。

一押しは“美肌薬膳火鍋”

　高島オーナーの一押しメニューは“美肌薬膳火鍋”。赤と白のスープで見た目も華やかなこの鍋は、女性に嬉しい効果も期待できる人気メニューです。白いスープは鶏・豚・野菜をじっくり煮込んで作る“美肌スープ”、赤いスープは白湯スープに香辛料や漢方を加えた“不老長寿スープ”です。これらのスープで、たっぷりの野菜や魚介、お肉といった具材を入れて煮込み、熱々をいただきます。一口頬張れば食財の旨味がスパイスの風味とともに広がり、身体の内側からじんわり温まってきますよ。
　身体が喜ぶこのスープは、シメにはおじやにできるので最後の一滴まで余すことなくいただくことができます。この火鍋と人気メニューを合わせたコースは、女子会にもおすすめです。
　清潔感のある店内で美味しい料理を楽しく食べることができる『やさい家　健美食堂』。皆さんも身体が喜ぶ薬膳中華をぜひ味わってみてくださいね。