※閉店※【東京・東武練馬】見た目は洋風、味は和風!?『君に会い鯛』フレンチのシェフが手がける鯛ラーメンのお店
※現在は閉業しています(2020年7月)
東武練馬駅の近くに、フレンチのシェフが手がける斬新なラーメン店があります。それが、2018年秋にオープンした『君に会い鯛』。宇和島産の鯛のアラをじっくりと炊いた、濃厚な鯛ダシを使ったラーメンを提供しています。
フランス料理のような盛り付けと意表をつくトッピングが目新しい同店のラーメン。地域の方はもちろん、遠方から訪れるラーメンマニアをも虜にする一杯の魅力に迫りました。
ラーメンをフランス料理に
『君に会い鯛』があるのは、東武練馬駅の南口から歩いて2分のところ。昔ながらの焼き鳥屋さんや中華料理店が軒を連ねる、線路沿いに同店はあります。かわいらしいお魚の垂れ幕が目印です。
同店のオーナーは、日本で12年ほどフレンチを中心に料理修業をしてきました。その後は、海外に移住してあらゆるジャンルの料理を学び、帰国後に『君に会い鯛』をオープン。和の食材とフレンチの腕を活かしてつくる、一杯の鯛ラーメンにたどり着いたのだそう。
店内はカウンター8席のみの、こぢんまりした雰囲気。お店のこだわりがボードに書かれているので、ラーメンを待ちながら読むのも楽しそうですね。
駅が近いため、出かける前のランチや仕事終わりに立ち寄るのにもぴったりの同店。金曜・土曜は翌1時までお店を開けているので、深夜ラーメンも楽しめます。平日もお店の状況によっては翌1時まで営業していることもあるそうです。
和×フレンチの味わい
ラーメンといえば、本来は中華料理。ですが、同店のラーメンは、見た目は洋風、味は和風。「和の食材+フレンチシェフ」という斬新なコンセプトがきらりと光る、個性派です。
そんな同店のスープは、鯛から取った濃厚なダシが味の決め手です。使っているのは、栄養素とミネラルたっぷりの海で育った宇和島の鯛。適度な脂と甘さが自慢の鯛を、コラーゲンたっぷりの鶏と一緒に9時間煮込んでダシを取ります。
ポタージュのような見た目のスープは、濃厚ながらもさらりと飲めて、どんな世代にも愛されるおいしさ。女性や年配の方にも人気の理由がわかります。
鯛の旨味を味わい尽くす、究極の一杯にツウも唸る
イチオシの一杯は、 見た目も美しい“濃厚そば”(800円)。真っ白なスープの上に、バルサミコ酢の格子模様とチリパウダーがかけられ、フランス料理のようなおしゃれさです。
濃厚そばとは言いつつも、後味はさっぱり。鯛の優しい風味がふわりと口に広がり、しあわせな気持ちになります。洋の味わいのなかに、しっかりと和が感じられる一杯です。
もうひとつのこだわりは、トッピング。チャーシューは2種類で、低温調理のやわらかな鶏チャーシューと、豚肩ロースのチャーシューです。鶏チャーシューは、ごま油と醤油に漬け込んでいるそうですよ。
ほかにも、甘く煮付けたごぼう、水菜、メンマなどの具材がたっぷり。丼に添えられた海苔の佃煮が、ラーメンに香りを加えてくれます。
中太麺のもっちりとした噛みごたえに、誰もがうなる逸品がこちら。鯛のダシを効かせたオリジナル担々麺、その名も“鯛担麺”(850円)です。
ラーメンと一緒に食べてほしいのが、“鯛だし飯”(250円)。鯛だしで炊きあげ、鯛のお刺身をのせたぜいたくな一品です。麺を食べ終わったら、スープをご飯にかけて味わうのがツウの食べ方。鯛ダシを注いで、鯛茶漬けでシメましょう。
1,000円でいただけるラーメンと鯛めしのセットは、ランチ限定です。鯛の旨味を味わい尽くせるお得なセットを目当てに、お昼どきに訪れてみてください。
“汁なし鯛担麺”(850円)は、中盛り、大盛りも可能です。肉みそをよく絡めて、豪快に混ぜていただきましょう。麺はもちもち、野菜はシャキシャキ、チャーシューはしっとりと、さまざまな食感が楽しめます。
鯛担麺と汁なし鯛担麺は、ほぼ辛くない「0辛」、ピリ辛の「1辛」、辛いもの好きにおすすめの「2辛」、激辛の「3辛」から選べます。3辛を食べきったら、最高に辛い「MAX」にもぜひチャレンジしてみてください!
ハマること間違いなしの至極の一杯!
フレンチ風のおしゃれな見た目と斬新な具材のなかに、和の食材が活きた『君に会い鯛』のラーメン。女性もハマること間違いなしの、中毒性のある一杯です。
ここでしか出会えない「和の食材+フレンチシェフ」を体感しに、東武練馬へ訪れてみてください。