【沖縄・与那原】裏通りにある小さな鉄板焼き屋『〇匠』で、本場仕込みの本場の粉モノを堪能
与那原町の中央通りの裏手に、にぎやかな看板とレトロな提灯の居酒屋があります。お好み焼きとタコ焼きをメインに楽しめる『〇匠(まるしょう)』です。
味のあるレトロな店内でいただくもよし、テイクアウトで楽しむもよし!おいしい鉄板焼きを好きなように楽しめるお店です。
大将の菅さんにお話をうかがってきました。
長崎から沖縄に移住…自身のルーツで出店
大将の菅さんは、長崎生まれ長崎育ち。お好み焼きやタコ焼きなどの粉ものに親しみながら育ちました。沖縄にきたのは今から20年ほど前のこと。おばあさまとお母さまが沖縄出身ということから自身のルーツをたどり、移り住んだといいます。与那原町はおばあさまの生まれ育った町なのだとか。
ずっと店を出したかったという菅さんが『〇匠』をオープンしたのは、2015年2月のこと。
開店間もないころから、沖縄では珍しい粉ものの鉄板焼きが食べられると話題を呼び、連日満席の人気店となっています。
古くなるほど味が出る、レトロな内装に
『〇匠』が人々に親しまれている理由の一つに、この味のある店構えが挙げられます。
鉄板焼きという性質上、煙や油ですぐに汚れてしまうのを逆手に取って、古くなるほど味が出るお店となるようにあえてレトロな内装にしているのだそうです。
席数は24席で、カウンターは5席ほど。貸し切りも可能とのこと。希望される場合には事前にお店に問い合わせをしてみてください。
カウンターには大きな鉄板を設置。ここで菅さんが鉄板料理を調理し、お客さまのもとに運びます。
なお、メニューのほとんどはテイクアウトも可能。店先にはテイクアウト用窓口もあるので、お散歩がてらに購入する方も多いようです。電話で希望の時間を伝えれば、その時間までに出来たてを用意してくれるサービスも!待ち時間をカットできるのはうれしいですね。
たこ焼き、お好み焼き、鉄板料理を堪能
菅さんは長崎で内地の味を熟知した方。そのため、同店の鉄板焼きは本格的な屋台の味です。
中でもタコ焼きはオーソドックスで本場の味わい。トロトロふわふわの食感が好評です。ソースはベーシックな秘伝のソース、さっぱりネギポン酢、ダシ醤油。からしマヨネーズの4種類から選ぶことができ、価格はどれも5個入りが280円、10個入りが550円とリーズナブルです。
お好み焼きは種類も豊富で、牛スジと豚の月見ネギのせ、豚玉、イカ玉、豚キムチ、ほたてイカ、ポテサラベーコンチーズなどを展開中。11種類ほどがメニューに並びます。
このほか、山芋の鉄板焼きやイカの姿焼き、地鶏のガーリック鉄板焼きなどの鉄板料理、ヤンバル地鶏のたたきや若鶏から揚げ、ホルモン味噌焼きといった居酒屋メニューも。黒板には日替わりの一品が書かれているので、訪れた際には要チェックです!
お店のコンセプトは“飲める粉もの屋”。ということで、焼酎を中心としたお酒も充実しています。おいしいものを仕入れているうちに、いつの間にか増えてしまったのだとか。ここでしか飲めない珍しい銘柄もたくさん置いてあるのでツウにもおすすめです。
鉄板を囲んでみんなが笑顔になれるお店『〇匠』
菅さんにとってタコ焼きを焼く時間はかけがえのないもので、鉄板の前では何とも言えない幸せな気持ちになるのだとか。オープンから4年ほど経ちましたが、お客さまと鉄板を囲む生活は、楽しいことばかり思い出されるとにこやかに話してくれました。
最後に菅さんからメッセージをいただきました。
「ぜひお越しください。この町は楽しい町です。食べ歩きも楽しめますよ。」
壁の七福神の絵に描かれているように、みんなが笑顔になれるお店『〇匠』。あなたもちょっと裏道に入って、このにぎやかなお店で鉄板を囲みませんか?
店舗名 | ○匠 |
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住所 | 沖縄県島尻郡与那原町字与那原552 |
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電話番号 | 098-945-4322 |
アクセス | 沖縄県路線バス 与那原(与那原町)バス停留所から徒歩4分 |
営業時間 | 17:00~26:00 |
定休日 | 月曜日 |
ホームページ | https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470405/47016549/ |
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