【宮城・仙台】『台湾茶専門店ねいろ』は誰でも気軽に台湾茶を楽しめる台湾茶だけのお店
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※2024年11月現在昼の部の『台湾茶専門店 ねいろ』は閉業しています。
仙台市の中でも個性的なお店が集まる隠れた名所・壱弐参(いろは)横丁。そこへ新たに仲間入りしたのが『台湾茶専門店 ねいろ』です。同店は、以前からあった『中華酒場ねいろ』のお昼の部として2017年11月6日にオープンしました。
数ある中国茶のなかでも台湾茶にスポットを当てた台湾茶専門店です。9種類の烏龍茶と紅茶1種類の台湾茶を楽しめます。
だれでも気軽に台湾茶を楽しめる台湾茶の専門店
台湾茶は、中国茶に含まれるお茶の種類です。“東方美人”や“凍頂烏龍茶”などは、聞いたことがあるのではないでしょうか。このほかにもたくさんの種類があります。
台湾茶には緑茶や紅茶もありますが、なんといっても烏龍茶(茶葉の発酵途中で加熱して発酵を止めた“部分発酵茶”)が多く、その烏龍茶の中でも標高1000m以上の茶園で作られた高山茶が有名です。
「烏龍茶を飲んだ時、口をそろえて“ペットボトルの烏龍茶と違う!これが烏龍茶?緑茶じゃないの?”と、みなさんそうおっしゃいま
す。」 本当の烏龍茶の味をもっと多くの方に知っていただきたいと『台湾茶専門店 ねいろ』をオープンさせたそうです。
変わっていく風味を楽しむのが台湾茶
台湾茶は、薄い黄色から緑色の緑茶に近い色をしています。その見た目に反し、緑茶のそれとはまるで違う多彩な香りで楽しませてくれます。あるお茶は果実のようなみずみずしい爽やかな香りがし、あるお茶は花のような馨しい香りが広がります。
産地や茶葉、シーズンによって、その風味は千差万別。その年の天候によっても風味が変わるので、同じ茶葉には二度と出会えないそうです。
同店で台湾茶を注文すると1種類ごとに約100ml程度の小ぶりな急須で出てきます。急須1杯(1煎)ごとに風味が変化します。おいしいく感じるのが3煎目、ものによっては7煎目など、尽きることのない魅力の虜になります。
種類が多くて迷ったら、まずは高橋さんのおすすめの台湾茶からいただいてみましょう。
台湾茶専門店が一転。夜の部は中華酒場に
『台湾茶専門店ねいろ(11:00~16:00)』は昼の部。場所を同じにして夜の部は『中華酒場ねいろ(17:30~23:00)』に変わります。なかでも人気はなんとも癖になる風味の餃子です。酢・コショウのタレでお召し上がりいただくのがオススメです。
また、麻婆豆腐も人気の一品です。山椒の効いたしびれる辛さの四川風の麻婆豆腐で、お酒が進みますよ。
ねいろオリジナル焼酎も同店のアピールポイント。台湾茶の鉄観音茶葉を焼酎に漬け込んだ台湾ウーロン酎や、ジャスミン茶葉を漬け込んだジャスミン酎、アールグレイを漬け込んだ紅茶酎など、他店ではあまりお目にかかれないソーダやロック、ストレートでも楽しめるオリジナル焼酎が自慢です。
このほか、珍しい紹興酒を多数取り揃えており、料理との相性も抜群です。紹興酒の入った可愛い化粧ボトルは持ち帰りもできるので、お店でおいしく飲んだあとは家に飾って、その余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。
店内はなんとも言えない雰囲気の「小さなアジア」
「特に意識してレイアウトしたわけではない」という店内はアジアのお店に迷い込んだような雰囲気。席数は1階が10席、2階が12席ほどの全22席です。2階は1階が満席になった場合にご案内しておりますが、グループの貸し切りでもご利用いただけます。
階段にはあの“九份”をイメージした赤い提灯が連なり、幻想的な世界が広がっています。
台湾茶が好きな方も初めての方も気軽に楽しめる!
「台湾茶は自由に楽しむ。台湾に行くとわいわい楽しくお茶を飲んでいます。何の作法も必要ないので単純に楽しんでいただきたいですね。」と、高橋さんはもともと日本にあるお茶文化のように気軽に楽しんでほしいと語ってくれました。
ディープでマニアックそうなイメージの世界ですが大間違い!台湾茶は人々の生活に根付いているものです。ぜひ『台湾茶専門店ねいろ』で、おいしい台湾茶を気軽に楽しんでみてください。
店舗名 | 台湾茶専門店 ねいろ |
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住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町3-30壱弐参横町15番地 |
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電話番号 | 090-6455-4831 |
アクセス | 仙台市営地下鉄東西線 青葉通一番駅から徒歩2分 |
営業時間 | 11:00~16:00、17:30~23:00 |
定休日 | 日曜 |
ホームページ | https://www.senpli.com/neiro/ |