【福岡・筑後】筑後市でカジュアルアイテムを探すならここ！ 感謝の気持ちを忘れないアパレルショップ『oldriver』

　「おしゃれな服が着たい」「周りと差をつけたい」と思っても、地方にはブランドが集まりにくいもの。中でも、おしゃれなカジュアルアイテムの代名詞 “セレクトショップ” の多くは東京や大阪などの都市部に集中しています。

　そんな中、2016年9月13日、福岡県筑後市にカジュアルアイテムを中心に取り扱うアパレルショップ『oldriver』がオープンしました。今回は、常にお客さまへの感謝の気持ちを忘れない、代表の古川さんにお話をうかがってきました。

地域に愛されるBFUグループの新店舗

　『oldriver』は筑後市を中心に、福岡県内に20店舗以上のアパレルショップを経営する株式会社ビーエフユーの新店舗です。古川さんはお父さまの代からアパレル関係に携わっているとのこと。子どもの頃から衣類に囲まれていたからこそ、自然とアパレル関係に興味を持ったのでしょう。別店舗で店長経験もある実力派です。

　『oldriver』の店舗があるのは九州自動車道八女ICから車で5分ほどの場所。総合商業施設『筑後VILLAGE』の一角です。以前は老舗洋菓子店だった店内は、代表の意向で “アメリカ西海岸” をイメージしたデザインに。白を基調とした店舗は木の温もりが感じられ、まるでアメリカの海岸線沿いにあるローカルショップに来ているかのようです。

50ブランド以上を取り扱うセレクトショップ

　古川さん曰く、「ブランドを増やすのに苦労しました。」とのこと。というのも、『oldriver』の隣にはBFUの系列店『Foo』があり、すでにブランドイメージが定着していました。そのため、新しい店舗には別のブランドを取り入れて雰囲気を変える必要があったのです。現在のブランド数は50以上。カジュアルを売りにしたブランドが揃えられています。

　店内に並べられているブランドの多くは代表が自らセレクトしてきたもの。国内から海外にかけて納得した良いものだけをセレクトしているそうで、こだわりを感じます。最近ではメーカー側からブランドの紹介があるほど。「筑後地区にはないお店だね」とメーカーの担当者から言われることもあるのだとか。今後もブランド数は増やしていく予定だそうです。

ライフスタイルを彩る良いものがお得な価格で

　『oldriver』の特徴は、カジュアルを中心に良いものをお得な価格で提供していること。「衣類は人々のライフスタイルに関わるものだから。」という代表の思いが込められているそうです。基本的には女性向けのアイテムが多いものの、店内には “ユニセックス（男女共用）” も多く男性でも楽しめます。カップルでアイテムを揃えるのも良いでしょう。

　お手頃なシャツなら1,000円ほどから、高くとも20,000円前後のジャケットと、ちょっと背伸びすれば手が届く程度の価格帯です。15,000円もあれば3点前後が手に入り、簡単なコーディネートなら完成します。衣類の他にはアクセサリー類やバッグ類なども数多く取り揃えられています。まさに人々のライフスタイルが1箇所に凝縮されたような店舗です。

国内外に関係なくおしゃれなブランドが勢ぞろい

　『oldriver』には都市部でしか見かけないおしゃれブランドが勢ぞろいしています。例えば、トレーナーが人気の“SAINT JAMES”は、フランスのブランドで世界的画家ピカソが愛用していたことでも知られます。また、高級レザーとしてセレブの間でも愛用者の多いイタリアのブランド“ILBISONTE”などは、大切な方への贈り物にもぴったりです。

　国内であれば東京のブランド“TICCA”など、カジュアルにもフォーマルにも着こなせるシャツなどが人気です。同じく、東京のブランド“upper hights”は、デニムの質の高さに定評があります。どちらのブランドも1着20,000円前後と、決して手の届かない範囲ではありません。良いものを長く使いたい方にはおすすめのブランドです。

お客さまに選んでいただいたことに「ありがとう。」を

　古川さんは、「オープンして2年目ですが、お客さまには、来ていただいて（お店を選んでくれて）ありがとうという気持ちでいっぱいです。」と語ります。衣類をただ見繕うだけなら大型ショッピングモールに行けば手軽に購入できます。ただ、その人のライフスタイルに合う衣類となると簡単に見つかるものではありません。幅広いブランドの中から一人ひとりに合わせた衣類を選ぶ必要があります。もし、おしゃれなカジュアルアイテムを探しているなら『oldriver』を訪れてみてはいかがでしょうか？

■文、写真・堀本一徳