※閉店※ 【富山・富山市】つい長居しちゃう!居心地の良すぎるクレープ屋『Petit Bonheur』でまったり一休み

『Petit Bonheur』は、2017年6月に富山にオープンしたクレープ屋です。住宅街の一角にあり、子どもから大人まで幅広い年代に愛されています。甘い香りの漂う、可愛らしい雰囲気の同店。居心地の良い空間で、クレープを楽しみながらまったりと過ごせます。
今回は、オーナー・神島さんにお話を伺ってきました。

クレープ好きが高じて開業

神島さんは、大のクレープ好き。中学生の頃から学校帰りにクレープ屋に立ち寄ったり自宅で作るほど、クレープの魅力にハマっていました。
就職してからもクレープ屋のオープン情報を耳にしては、県外まで足を運ぶほどの熱中ぶり。そんな姿を見ていたご主人が、「そんなに好きなら、クレープ屋さんやってみれば?」と提案したことが同店誕生のきっかけとなりました。
飲食業界で働いた経験もあり、いずれは小料理屋さんを持ちたいと考えていた神島さんはその言葉に背中をおされ、「クレープ屋さんなら、子供が幼稚園に行っている昼間だけでもできる!」と、開業に踏み切ったのだそうです。

居心地の良い店内

店内にはカウンター席が6つと、テーブル席が2つ。ピンクを貴重とした内装は、ほんわかとした可愛い雰囲気です。
つい長居したくなる居心地の良さで、クレープを食べ終わってもゆっくりと過ごしていくお客さまも多いのだとか。

開業資金を抑えるため、内装はご自身で手がけられたそうです。元は事務所用の物件に、壁紙を張ったり、棚を作ったりと、一から作り上げたお店。照明も、お店の雰囲気に合うものを選んで付け替えたこだわりのインテリアです。

店内には、クレープ屋には珍しいキッズスペースもあって絵本やおもちゃがたくさん。小さな子ども連れのお母さんでも安心して来店できます。子どもが遊んでいる姿を横目で確認しながら、お茶をしたりママ友とお喋りしたり…。忙しない育児の合間にほっと一息つける、お母さん達のオアシスとなっています。

こだわり生地の絶品クレープ

壁一面に貼られたメニュー表には、常時食べられる定番メニュー12種類が表記されています。1ヶ月間試作を積み重ねて完成したこだわりのクレープ生地は、もちもちで優しい甘さです。
フレッシュフルーツのクレープには、ザクザクした食感が楽しい玄米フレークが入っています。好きなクリームやソースを選び、追加でトッピングも。自分好みの組み合わせでクレープを楽しめます。
メインメニューのひとつであるアップルシナモンクレープは、シナモンの良い香りが口いっぱいに広がります。中にはりんごのコンポートやサクサクのパイ、生クリームにカスタードクリームまで入っています。コンポートが下までたっぷり入っているので、最後の一口まで美味しく食べられます。


「おすすめは、富山県産の旬のフルーツを使ったパフェクレープです。パフェとクレープが一緒に楽しめますよ。」と神島さん。
季節によって内容の変わるパフェクレープは、お客さまからも人気のメニュー。旬のフルーツをそのままで、そしてジェラートでと、贅沢に味わい尽くせる一品です。

甘いメニューだけでなく、サラダクレープもあります。生地が違い、甘さを控えて厚みを増したものを使用しています。具沢山のサラダクレープは、ボリュームたっぷりでランチにもぴったり。
クレープはテイクアウトも可能なので、ランチにサラダクレープを食べて、おやつ用に甘いクレープをお持ち帰りする方も多いのだとか。

月曜、火曜、水曜、土曜の限定メニューとして、オムライスも始まりました。バターライスとケチャップライスは日替わり。昔ながらの薄焼き卵に包まれたおいしいオムライスを楽しめます。

地域の人に愛されるクレープ屋

お店には、毎日幅広い年代のお客さまがやってきます。小銭を握りしめた小学生やお喋りしにくる女子高生、子育てに奮闘するお母さん、甘いもの好きのおじいちゃん。地域の人に愛される理由は、美味しいクレープはもちろんのこと、神島さんの気さくな人柄が生み出す居心地の良さにあります。
クレープを楽しみながら、まったり過ごせる『Petit Bonheur』。
「ちょっと一息つきたいな。」と思ったら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■文、写真・サカ田シオリ

店舗名 Petit Bonheur
住所 富山県富山市新庄町37-5
電話番号 070-2839-2985
アクセス 富山地鉄本線東新庄駅から徒歩7分
営業時間 11:00~17:00 ※金曜日は1:00~17:00で予約販売とフルーツクレープのテイクアウトのみ
定休日 木曜日
ホームページ http://crepe-petitbonheur.com/
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