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【北海道・札幌】お一人様からファミリーまで愛される『カレーハウスPIRICO』カスタマイズ無限大の具だくさんカレー!

 今回取材に訪れたのは、新琴似の国道沿いにある『カレーハウスPIRICO(ピリコ)』です。2013年10月にオープンした同店では、栄養バランスの良い具だくさんスープカレーやルーカレーがいただけます。
 広々としたボックス席や、お一人様でも落ち着いて食べられる仕切りなど、お客様がゆったり過ごせる心遣いもピカイチです。

大好きなカレーがいつしか仕事に!

 西5丁目樽川通りを石狩方面に走ると『カレーハウスPIRICO』のオレンジ色の看板が見えてきます。可愛いトラさんがトレードマークの同店は、お子様から家族連れ、お年寄りまで幅広い世代のお腹を満たす人気店です。

 「僕はカレーの専門知識があるわけじゃないし、どこかのお店でたくさん修業しました!なんて経験もないけど、純粋にカレーが好きだったんです。だから、カレーのお店をもてることになった時はすごく嬉しくて、毎日やりがいを感じています。」そう話すのは、オーナーの村松さんです。やむを得ずお店を手放したご友人の後を継ぎ、2016年9月から『カレーハウスPIRICO』のオーナーになりました。
 ところで、可愛らしい響きが印象的な“ピリコ”という名前。こちらは、“カレー屋さんらしく、ピリッと辛いイメージ”と、“3文字で覚えやすく、女の子の名前みたいに親しみやすい”という理由で名づけられたそうですよ。
 「僕は“ピリコ”のカレーのファンで、よくお客さんとして食べに来ていました。カレーは昔から大好きだったけど、まさか仕事にできるとは思わなかったですね。これも運命だから、友人の分までお店を繁盛させようと思って頑張ってます!」と村松オーナーは話します。

こだわりが溶け込んだ自慢のカレー

 ラーメンやジンギスカンに並ぶ札幌の名物…そう聞いて、真っ先にスープカレーが頭に浮かぶ方も多いはず。さて、『カレーハウスPIRICO』でもスープカレーがメインなのかと思いきや、もう一つの柱であるルーカレーの人気も全く引けを取りません。オーダー率は半々くらいだそうですよ。
 同店のカレーは、スープカレーもルーカレーも色鮮やかで具だくさん。色とりどりの野菜、卵、お肉などが豪快にトッピングされています。素材それぞれの食感を楽しめる、一杯で何度も美味しいカレーです。

 『カレーハウスPIRICO』のスープカレーは、和風だしやとんこつのベースに10種類のスパイスが加わり、濃厚ながらさらりとした辛さが楽しめます。+80円で、道産の海老の旨味がたっぷりのエビスープも選べます。
 中でも一押しは、“チキンレッグカレー”です。チキンレッグは他のお店よりひとまわり大きいものを使い、手間暇かけて調理しています。その方法というのが、蒸して柔らかくしてからオーブンでじっくり火を通し、オーダーが入ってから素揚げするというもの。3段階の丁寧な調理で旨味が閉じ込められ、骨からほろりとほぐれる柔らかさに仕上がります。お口の中でとろける角煮がたまらない、“ポーク角煮カレー”もおすすめです。

 ルーカレーはとろみのある日本式のルーで、福神漬が合う昔ながらの味です。
 ルーカレーの一押しは、かぼちゃ、人参、ブロッコリー、アスパラなど、道内産の新鮮野菜がたっぷりの“10種類の野菜カレー”です。見た目も美しくヘルシーなので、野菜不足が気になる方や女性に喜ばれるメニューです。がっつり派の方は、ソース・タルタルの2種類の味が楽しめる“ダブルチキンカツカレー”がおすすめです。

 10段階から選べる辛さ、S(150g)、 M(250g)、L(350g)、LL(450g)から選べるご飯。そして、温玉や納豆、野菜などライトなものから、ジャンボフランクやとんかつなどボリューミーなものまで豊富に揃うトッピング。無限大のカスタマイズを楽しみながら、あなただけのオリジナルカレーを作ることができます。ピッキーヌ(とうがらし)の追加もできるので、我こそは!という辛党さんはチャレンジしてみて下さいね。

広々ゆったり、居心地のいい店内

 カレーハウスというと、回転率が速くなかなか落ち着けないイメージがありますよね。『カレーハウスPIRICO』では、ファミリーレストランのようにボックス席が用意され、ゆっくり過ごすことができます。仕切りがあり、お一人様でも過ごしやすいのが素敵ですね。仕切りは高すぎると圧迫感があり、低すぎても落ち着かないため、ちょうどいい高さを試行錯誤したのだとか。

 お店は国道沿いにあり、駐車場も完備しているため、お出かけ帰りのファミリーも来やすいのが魅力です。バラエティ豊かな美味しいカレー、そして明るくて居心地のいい店内を見れば、幅広い世代に愛されているのがうなずけますね。
 村松オーナーは、お客様、スタッフに関わらず、“人”を大事にしているそうです。一人ひとりのお客様にしっかり向き合うのはもちろん、一緒に働くスタッフの気持ちに寄り添い、温かい職場づくりを心掛けています。

一皿に魂をこめて

 “今日、やってる?”そんな常連さんの声を電話で聞くと、よりやる気が出てくるという村松オーナー。
 「“美味しかった!また来ま~す!”なんて言ってもらえると、“お代はいらないよ!”って言ってあげたくなっちゃいますね(笑)。これからはカレーの他にも新メニューを考えていこうと思っているんです。楽しみにしていてくださいね!」とお客様への想いを語ってくれました。

 “お客様に、美味しいものを食べてほしい”そんな想いで届ける、『カレーハウスPIRICO』の自慢の一皿。スプーンを口に運べば、ほっと幸せな気持ちになれるはずですよ。

店舗名 カレーハウスPIRICO(ピリコ)
住所 北海道札幌市北区新琴似7条10-4-16
電話番号 011-769-1005
アクセス JR学園都市線新琴似駅から徒歩18分
営業時間 【ランチ】11:00~15:00/【ディナー】17:00~21:00
定休日 毎週火曜日
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1043678/