【沖縄・名護】やんばる地鶏・あぐー豚・島野菜・75ビール… 名護の魅力が凝縮したお店『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』
名護市営市場の2階にお店を構えて丸4年。地産地消をモットーに、常に新しいアイデアをお店づくりに活かしているお店『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』をご紹介します。
やんばる地鶏にあぐー豚、島野菜…地元食材の魅力を引き立たせる料理たちは、どれを食べても絶品です。さらにお酒のメニューも個性的。名護でしかお目にかかれない75ビールや薬局直伝の生薬入りドリンクなど、気になるお酒がズラリと揃います。そんな同店のこだわりや人気メニュー、誕生秘話を取材しました。
開店のきっかけは“友好都市”
やんばるの台所として市民の日常に欠かせない名護市営市場の2階にあるのが、今回紹介する『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』です。こちらは、群馬県館林市出身で沖縄在住の神谷オーナーが2015年にオープンしました。実は、ここ名護市と館林市は2009年に友好都市締結をしています。神谷オーナーは、当時すでに沖縄県内で飲食店を経営しており、このニュースを微笑ましく思っていたのだとか。その後、知人から現在の物件を紹介された神谷オーナーは強い縁を感じ、“名護市と館林市の架け橋になることができれば”と、同所での開店を決めたといいます。
店名は、館林市で古くから親しまれてきた民話“分福茶釜”に登場するタヌキをモチーフにしたもの。当初は『ぽこぽん』の名前でしたが、多くのお客さまが『ぽんぽこ』と勘違いして覚えていたため、両方の言葉を入れた『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』で落ち着いたそうです。
名護が誇る絶品食材が満載!
地元の味が満喫できるのが、お店の強み。そして、名護市内の会社が育てている“やんばる地鶏”もその一つです。豊かな自然の中でウコンやヨモギ、唐辛子などを配合した飼料を食べて育つ“やんばる地鶏”は、やや赤みがかっていて、細やかな繊維で歯触りがよく、パサつかないジューシー感が持ち味だといいます。お店では、この地鶏を同じく名護産の卵と合わせて“地鶏の卵とじ”にして提供しています。
琉球在来種のアグーに由来する“あぐー豚”も仕入れています。こちらは衣をつけて揚げてからサッと出汁で煮る“かつ煮”が人気です。このほか、地元の島野菜を大量に食べられるチーズフォンデュや、ヒートゥーと呼ばれるクジラ目の一種を使った料理もメニューに並びます。
値段以上の価値を感じる料理たち
注文を受けてすぐに提供できるおつまみは280円からと、とてもリーズナブルな価格。その一方で、手のかかる料理も丹精込めて調理しているため、メニューのバリエーションは多岐に渡ります。
例えば、餃子は全て店内で餡を包んでいるほか、焼き鳥は1本1本手打ち。麺にいたっては、自分たちで製麺しているほどのこだわりようです。
料理がおいしいと定評のある同店、2018年には名護市内の飲食店が創作料理で競い合う“ナゴワングランプリ”で優勝した経歴もあります。
地元の銘酒と珍しい薬局酒
お酒のメニューは、個性的なラインナップが並びます。神谷店主のイチオシは、オリオンビールとともに商品開発した“名護-75-ビール”です。“名護でしか飲めないビールを”との想いで作られたこの貴重なビールは、かんきつ系の爽やかな味わいが楽しめます。第一次生産分は残りわずかで、7月初旬に第二弾が発売されるのだとか。
また、名護市内にある龍泉酒造、津嘉山酒造所、ヘリオス酒造の地酒は常に置くようにしているそうです。
さらに注目は、“薬局酒”。近隣の薬局の薬剤師さん直伝の生薬を入れた特製のお酒です。栄養満点の“たまき薬局サワー”に、クロレラが入った“クロゾンビ”、漢方のアリを使用した“ありのままで”と、ユニークなネーミングの健康ドリンクがズラリ。奇抜な印象ですが、味は意外と飲みやすく好評です。
開店ポータル限定の特典!
ここで特典のお知らせです!
ご来店時に「開店ポータルを見た」と言ってくださった方には、薬局酒orソフトドリンクを1杯サービス!
この機会に、ぜひご利用ください。
※こちらの画面をご提示いただくとスムーズです。
「名護の特産品を凝縮して楽しめるお店ですので、当店で名護を満喫して欲しいです!」と笑顔の神谷店主が迎えてくれる『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』。皆さんも同店で、名護の魅力を堪能してくださいね。
店舗名 | ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん |
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住所 | 〒905-0013 沖縄県名護市城1-4-11 名護市営市場2F |
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電話番号 | 070-5416-1129 |
アクセス | 沖縄県路線バス 名護市役所前バス停留所から徒歩11分 |
営業時間 | 18:00~23:30 |
定休日 | 日・月 |
ホームページ | https://kanutancafe.wixsite.com/pocopon |
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