【福岡・薬院】扉の向こうはアイルランド？！『路地裏のシャムロック』はフレンドリーな雰囲気のアイリッシュパブ

　福岡・薬院の大通りから一本入った場所にある『路地裏のシャムロック』。こちらは、お客さま同士がフレンドリーな雰囲気でお酒を楽しめるお店です。同店では、まろやかな泡が魅力の黒ビールや芳醇な香りのアイリッシュウイスキーといった美酒たちがとっておきの時間に華を添えてくれますよ。2014年のオープン以来、地域の方に愛されている人気の秘訣に迫ります。

本場の空気を感じるアイリッシュパブ

　『路地裏のシャムロック』は、地下鉄七隈線と西鉄天神大牟田線の乗り入れる薬院駅から徒歩６分、地下鉄渡辺通駅から徒歩５分ほどの場所にあります。こちらは、2014年３月にオープンしたアイリッシュパブです。店名のシャムロックとは、アイルランドの言葉でクローバーを意味し、アイルランドの国花にもなっているそうです。渡辺通りから一本路地に入った、まさに“路地裏”に店を構える同店は、店全体に独特な空気感をまとっており、“ここはアイルランドの街角かな？”と錯覚してしまうほど。クローバーの看板やスタンド式のレトロな時計を横目に扉を開くと、賑やかな笑い声がよく似合う、パブならではの居心地のいい空間が広がっています。

　「いらっしゃいませ！」と朗らかな笑顔で迎えてくれるのはオーナーの田口さんです。長年バーテンダーとして働いていた田口オーナーは、カウンターで佇む姿が身に染み付いている、頼れるマスターです。「以前からアイルランドが好きで、パブの雰囲気に憧れがありました。ガチャガチャした空間で老若男女問わず色んな人がワイワイお酒を楽しんでいる…そんなお店を作りたかったんです。」と、田口オーナー。

個性的な美酒銘酒が勢ぞろい

　メニューに並ぶお酒は、どれも色とりどりなバックボーンを持つ個性的な美酒ばかり。中でも１番人気は“ギネス”です。1759年にアイルランドで産声をあげたギネスは、今や世界中で親しまれている黒ビールです。黒くなるまでローストした麦芽を使用するため、苦そうとのイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は正反対。クリーミーな泡はまろやかで甘く、とても飲みやすいビールなのです。香りも味わいもずっしりと重厚なため、ゆったりと飲むのがおすすめですよ。

　アイルランドと言えば“ウイスキー”も欠かせないお酒ですよね。日本のウイスキーのお手本になったことでも注目を集めているアイリッシュウイスキー。お店でも７種類ほどのアイリッシュウイスキーを用意しています。中でもおすすめは“アイリッシュマン”だといいます。完熟の桃やアプリコット、オレンジの花、バニラなどが組み合わさった芳醇な香りとナッツのような味わいが堪能できます。ウイスキー初心者も普段飲み慣れている方にも好まれる一杯です。このほか、ギネスを使ったカクテルやシーズン限定のおすすめなど多種多様なお酒が揃います。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

一体感の漂う雰囲気と気軽さが魅力

　とにかく“気軽に立ち寄れて、気軽に飲める”のが、同店の強み。お一人で来店されても店内でお客さま同士が仲良くなり、帰る頃には数人でお店を後にする光景もよく見かけるといいます。田口オーナーは「“一つ屋根の下の仲間”といった雰囲気で、お客さま同士が和やかに過ごしてくださるため、とても嬉しいです。一杯だけでも大歓迎ですので、気軽に来ていただきたいです。」と話してくださいました。

チャージなし！良心的な価格が嬉しい

　現在、お店では16時から19時までを“ハッピーアワー”として、お得に飲める時間を設けています。なんと、すべてのドリンクが200円OFF！気になった銘柄を試してみても良さそうですよね。営業時間通してチャージ料がないというのも嬉しいポイント。わかりやすく良心的な値段で美味しいお酒を楽しめるのが、多くの常連さんを惹きつける理由のひとつかもしれませんね。

　皆さんも、『路地裏のシャムロック』でアイリッシュパブの魅力に触れてみてはいかがでしょうか？有意義な時間を過ごせること間違いなしです。