【沖縄・那覇】沖縄の食材をふんだんに使った“しゃぶしゃぶ”が人気『しゃぶしゃぶ琉風園』

 沖縄産の野菜や豚肉、魚介などをふんだんに使用した“しゃぶしゃぶ”が自慢の『しゃぶしゃぶ琉風園』をご紹介します。台湾出身のオーナーが営む同店には、海外からの旅行客も多く訪れます。季節を越えて鍋に親しんでいる台湾の方も絶賛するお店のしゃぶしゃぶの味わいの秘訣に迫ります。

沖縄食材のしゃぶしゃぶ店

 ゆいレール・牧志駅、安里駅のいずれからも徒歩10分ほどの場所にある『しゃぶしゃぶ琉風園』。那覇屈指の観光地・国際通りからも徒歩圏内です。同店のオーナーの園 美恵さんは台湾出身で、30年ほど前に沖縄に移住してきました。以前から沖縄県内で飲食店を開いていましたが、数年前に体を崩し、当時営んでいたお店を閉めることに。昔から食べるのが好きだった園オーナーが、再スタートの際にも選んだのは、やはり飲食の道でした。
 知り合いだった同郷の旅行会社の方に相談したところ、“台湾からの団体のツアー客が入れるようなお店を”との要望を受けたそうです。そこで園オーナーは、季節に関わらず年中食べるほど台湾の方にとって身近な料理である“鍋”を沖縄の食材で作るというアイデアを考え出したといいます。

“島野菜”が好きなだけ食べられる

 看板メニュー“しゃぶしゃぶ”のこだわりは、やはり沖縄県産の食材です。野菜は地域の直売所、魚介は地元の漁業組合から、いつでも新鮮な地元食材を仕入れています。
 中でも、園オーナーが一押しする食材が、沖縄県の特産品でもある“かぼちゃ”です。台湾のかぼちゃとは甘みも食感も段違いなのだとか。何度も来店してくれる旅行会社のガイドさんも「このかぼちゃは絶対に食べたほうがいいですよー!」とツアーの方に案内してくださるほど。
 沖縄ならではの“青菜”も人気が高いそうです。葉の裏が鮮やかな紫色をした“ハンダマ”や、空心菜とも呼ばれている“ウンチェイバー”などが、その一種。いずれの青菜も、国内のほかの地域で育ったものより沖縄県産は大きく成長していて、味わいは濃く、食感も硬くなっているのが特徴です。しゃぶしゃぶでいただいても、お肉や魚介に引けを取らないほど、食べ応え十分な島野菜。お客さまから人気が高いのも頷けます。

 園オーナーは、これらの野菜を心ゆくまで食べてほしいとの想いから、野菜を食べ放題にしています。専用のカウンターに、その日のおすすめ野菜や島豆腐などが並んでおり、お客さまがその中からお好きなものを自由に取ってくるシステムです。豚肉や牛肉など基本のコースだけ選べば、野菜は好きなだけ持ってこられるので、一人ひとりにあった量を食べられますよね。

具材に応じて様々なコースを用意

 鍋のメニューは、基本的には6種類。豚肉や牛肉、和牛などメイン食材によって金額が異なります。もっとも安い豚肉コースは1人前1,500円。臭みがなくモチモチとした食感の豚肉が美味しいと好評だといいます。
 贅沢なひと時を楽しみたい方には、伊勢海老のオープン焼きと和牛コース(6,000円)がピッタリです。お鍋のほかに、伊勢海老の半身を香ばしく焼いたオープン焼きが一緒にいただけます。しゃぶしゃぶの和牛も、口の中でとろける食感で、お値段以上の価値を感じられますよ。
 このほか、事前予約の際に申し出れば、海老や魚・ホタテなど魚介類のしゃぶしゃぶがいいなどのリクエストにも応じてくださるそうです。

“美味しいお鍋で皆さんを笑顔に”

 清潔感あふれる店内は、木調の床やシックな色合いのテーブルが落ち着いた雰囲気です。テーブルは全て円卓で、4人以上で座っても鍋を食べやすいよう配慮されています。

 園オーナーは「初めて来店されるお客さまは不安な気持ちが多少あると思うので、それを和らげるために清潔で綺麗な空間でお迎えしたいと思っています。お鍋が美味しければ会話も弾んでみなさんが笑顔になれますよね。そして、最後に“また来るからね”とにこやかに帰っていく姿を見るのが、やり甲斐になっています。」と話してくださいました。

 今後は、スタッフの皆さんに味を引き継ぎ、店舗を増やしていくことが目標だといいます。豊富な沖縄食材を美味しくいただける『しゃぶしゃぶ琉風園』のしゃぶしゃぶを、みなさんも是非ご賞味くださいね。

店舗名 しゃぶしゃぶ琉風園
住所 〒902-0065 沖縄県那覇市壷屋1-18-32
電話番号 098-868-9935
アクセス ゆいレール・牧志駅から徒歩10分、安里駅から徒歩10分
営業時間 16:30~20:00頃(お客さまが帰られたら閉店)
定休日 不定休
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