【宮城・仙台】思いのこもったこだわりコロッケが自慢!代々続く総菜屋『斎藤惣菜店 ころっけや』

JR仙石線・あおば通駅から徒歩5分。仙台朝市の中に、50年以上営業している老舗総菜屋『斎藤惣菜店 ころっけや』があります。同店で楽しめるのは、昔ながらのコロッケをはじめとした懐かしいお惣菜の数々です。

今回インタビューに応じてくださったのは、同店代表の齋藤達也さん。戦後から代々続いているお店を、2014年から5年にわたり守り続けています。同店が出来た経緯やお惣菜に込めた思いについて、早速お話をうかがってきました。

激動の戦後を乗り越えて開店

齋藤さんのおじいさまは、以前より神奈川県・横浜市内でコロッケ屋を営んでいました。1960年6月には、店舗を仙台銀座商店街に移して『斎藤惣菜店』を開店。それから数年後には、ご友人の八百屋さんを通じて現在の場所を紹介してもらい、50年以上営業を続けています。

齋藤さんがお店の一員となったのは、2008年のこと。そして、2014年には、2代目のお父さまからお店を引き継ぎ、3代目として『斎藤惣菜店 ころっけや』の代表となったのです。

仕事帰りに立ち寄れるお惣菜屋

お店を継いだばかりのころは、先代の味を守ることに苦労を感じることもしばしば。そんな中でも、「昔から変わらずおいしいね」と、声をかけてくれるお客さまも多くいたのだそう。それを原動力に、今までお店を守り続けてこられたのだと言います。

お店の雰囲気はというと、昔ながらの常連さんはもちろんのこと、新規の人も気軽に立ち寄りやすい雰囲気。いまのところ、定休日は日曜日だけ。仕事帰りに立ち寄って、おかずとして食卓に並べられるのもうれしいですよね。

手間ひまかけたお惣菜を、お手軽に


▲じゃがじゃがころっけ(65円)

店頭に並ぶお惣菜は、どれも驚くほどリーズナブル。ごはんのおかずとしてはもちろん、おやつにもピッタリです。
看板メニューは、なんと一日1,500個も売れるという”じゃがじゃがころっけ”。北海道産の男爵イモを皮ごとマッシュし、炒めたひき肉と玉ねぎと一緒にこねて、カラっと香ばしく揚げています。


▲かにくりーむころっけ(65円)

“かにクリームころっけ”も人気の一品。蟹の風味とクリーミーさを実感でき、味わい深い一品です。
揚げたてでジューシーな“めんちかつ(119円)”も外せません。衣のサクサク食感とお肉のジューシーな旨みは最強のタッグです。

このほか、お昼限定で惣菜パンも提供しています。週替わりで6種類が並ぶので、毎日来ても飽きることはありません。

なかでも、“コロッケパン(141円)”は、ランチライムの人気者!味はもちろん、食べ応えも抜群の自慢の一品です。“ヒレかつパン(195円)”は、ジューシーで柔らかいカツとパンの食感がマッチ。どちらも、売り切れ必至の人気商品です。

日本一おいしいコロッケを

最後に、齋藤さんにひとことメッセージをいただきました。
「誰もが好きな揚げ物を沢山取り揃えています。ここでしか味わえない、日本一おいしいコロッケを、ぜひ食べにきてください!」

今後の取り組みとして、齋藤さんが考えているのは、ネット販売をはじめること。若い人をはじめ、より多くの人に購入してもらえるような仕組みを作っていきたいのだとか。時代が求めるものを常に取り入れていくことで、誰もが利用したくなるお店にしていくことが目標なのだそうです。

みなさんも、昔ながらのおいしさと優しさが詰まった一品を求めて『斎藤惣菜店 ころっけや』に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗名 斎藤惣菜店 ころっけや
住所 宮城県仙台市青葉区中央4-3-27
電話番号 022-267-1569
アクセス JR仙石線あおば通駅から徒歩5分
営業時間 9:00~17:30 ※惣菜が無くなり次第終了
定休日 日曜日
ホームページ http://www.jagajaga-sendai.com/