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【沖縄・宜野湾】『Spicalily』でオーダーメイドのアクセサリーを手に入れよう!

 女性やカップルが憧れる、他人と被らないハンドメイドアクセサリー。閑静な住宅街の通りに、そんな手作りのアクセサリーを販売している『Spicalily(スピカリリー)』があります。

 お店に並ぶのは、職人が手づくりしたハンドメイドアイテムの数々。季節に合わせた天然石のほか、トレンドに沿ったデザインのものを手に入れられるお店です。

 今回お話をうかがったのは2015年、宜野湾に同店を構えたオーナー・新城さんです。

女性が輝くアクセサリーを販売

 
 幼い頃から、アクセサリーが大好きだった新城さん。アクセサリー好きが高じて、いつしかご自身でアクセサリー制作をするようになりました。そして、自作のアイテムに名づけたブランド名が、店名にもなっている『Spicalily(スピカリリー)』です。

――現在、店名にもなっているこのブランド名には、どういった由来がありますか?

 「Spica(スピカ)とLily(リリー)の言葉を組み合わせた造語です。Spicaは、一番星の名前、Lilyは純白を意味する百合の花。女性の皆さんが、ここのアクセサリーを身に着けて、一番星のように輝けますように、と願いをこめて名付けました。」 

 新城さんは同店をオープンさせる前、自分の制作したアクセサリーをワゴンで移動販売していたといいます。

――固定の店舗をオープンしたきっかけは、どのようなものだったのでしょうか?

 「今、アトリエ兼としてやっているんですけど。やっぱり、お客さまからオーダーをいただいた時に目の前でつくれる場所がほしいと思いました。あとは、移動や委託販売をしていた時、さまざまなお客さまに出会えたんですけど、地元の方にもっとアクセサリーを楽しんでもらいたいっていうことがあって、現地の人がよく通る場所に出店しました。」

 そして、お客さま一人ひとりに似合う、特別な一点物を作りたいと決心した新城さん。そこで、オーダーメイド制作と販売もスタートしたのです。

女性がときめくキュートな店内

 あたたかな色の照明で心が安らぐ店内。ところどころに置かれた植物や動物モチーフのかわいらしいインテリアが女性の心をつかみます。そして、ガラス張りの外壁から入る自然光が、アクセサリーをきらきらと輝かせているのです。

――内装を作る上でこだわった点はありますか?

 「内装は主人とふたりで作っていきました。自分達で天井を打ち抜くところからおこないました。壁も塗り替えて、床も張り替えました。アトリエ兼のショップになるので、お家のような感覚でゆっくりしてもらえる空間をイメージしました。」

 店内奥にはアトリエがあります。販売されているアクセサリーを眺めながら、実際に制作している工程も見学することができますよ。

沖縄らしい素材を取り入れたデザイン

 女性を中心に幅広い世代から愛されている『Spicalily』のアクセサリー。沖縄ならではの貝やサンゴ、天然石を取り入れたアイテムが目をひきます。新城さんに、おすすめのアクセサリーについてうかがいました。

――さまざまな種類のアクセサリーがありますが、選ぶ上でのポイントはありますか?

 「ご来店されるお客さまが、地域の方と観光客が半々くらいなんですけど、地元の方には普段使いしやすいようなデザインのものを提供しています。観光客には、貝やサンゴ、海の色をした石を使っているアイテムをおすすめすることが多いですかね。アクセサリーに使っている金具にもこだわっていて、長年愛用してもらえるものを目指して作っているので、全部おすすめですね。」

 最近は天然石を使ったアイテムの人気が高いそう。その天然石と、うつくしい光沢を放つ金属の一つである、真鍮(しんちゅう)を組み合わせたリングはフリーサイズで使いやすいとのこと。カラーバリエーションもあるので、違う色を二個づけしてもかわいいですね。

オーダーから完成させる 一点物のアイテム

 沖縄旅行の想い出に、オーダーメイドのアクセサリーもいかがでしょうか。希望のアイテムになるように、デザイン画を持ち込むお客さまも多く訪れるのだとか。新城さんは、お客さまが考えたアイデアに、できる限り対応できるようにしているといいます。

――デザインが持ち込めるということなのですが、もし具体的な希望がない場合は、作り手さんが一緒に考えてくれるのでしょうか?

 「最初にお客さまが好きな色をうかがって、石を選んでいただきます。あと、長さや大きさをお客さまの目の前で作りながら、一緒に考えて提案していきます。店頭に並んでいるアイテムを好みの色や長さに変更することも可能ですよ。」

 同店では、古くて使えなくなったアクセサリーのリメイクもおこなっています。例えば、片耳をなくしたピアス。残った片耳のモチーフはペンダントのトップに使用し、新たなアクセサリーとして生まれ変わるのです。

お客さまのアイデアを新しいデザインへ

 新城さんは、制作において毎日心掛けていることがあります。それは、同店ならではの石や素材の組み合わせを実現させていくこと。よりオリジナリティのあるアイテムを制作していくことが目標だそう。

 「こだわりのアクセサリーを作りたい方は、ぜひ当店へお越しください。人とかぶらないアイテムをお求めの方は楽しいと思います!私もやっぱり、自分だけで制作しているとデザインが偏ってくるんですよね。でも、お客さまからいろいろなアイデアをいただくと、またひとつのデザインが生まれるんですよ。本当に毎日その繰り返しで。自分だったら絶対に出せないアイデアに触れられることが、本当にたのしいです。」

 現在、県内のホテルや瀬長島ウミカジテラスのショップでも委託販売している『Spicalily』のハンドメイドアクセサリー。あわせてこちらもチェックしてみてくださいね!

店舗名 Spicalily
住所 沖縄県宜野湾市真栄原3-10-15
電話番号 098-988-1431
アクセス 琉球バス交通 真栄原バス停留所から徒歩7分
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜日
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