【北海道・札幌】店主の気配りが光る！賑やかなのにくつろげる隠れ家『大衆酒場まるや』

　今回ご紹介するお店は、札幌市内の中島公園駅から徒歩3分の場所にある『大衆酒場まるや』。
　「いろいろな人との輪を大事にしたいと思い、この店名にしました！」そう話すのは、今回取材にこたえてくれたオーナーの三浦さんです。『大衆酒場まるや』では、会社帰りのサラリーマンから周辺住民、そして観光客まで、たくさんの人が輪を作って楽しくお酒を酌み交わす光景が見られます。
　2016年7月に前店をオープンし、店名を変えて2018年2月6日に新たにリニューアルオープンした『大衆酒場まるや』。“賑やかなのに落ち着く”という不思議な魅力のあるお店です。

好きなことが高じて飲食店開店に至る

　食べ歩きをすることも料理をすることも大好きだという三浦さん。しかしながら、いろいろなお店を食べ歩いても、なかなか満足のいくお店を見つけることができなかったそうです。その結果、“自分が納得した料理を出して、多くの方に食べてもらいたい”という想いを持つようになったのだとか。
　そんな三浦さんがオープンした『大衆酒場まるや』は、お酒や料理だけでなく、店内の雰囲気や窓から見える景色までにも気を配った、より多くの方に満足してもらえるようなお店です。

居るだけで楽しくなる空間作り

　“大衆酒場”と名がつく同店ですが、店内は明るくスタイリッシュ。老若男女問わず誰でも気軽に入ることができます。
　「忙しくても、なるべく来ていただいたお客様とは、全員と会話をするように心がけています。」と三浦さん。お一人さまのお客様はカウンター席に座っていただいて周りのお客様とも会話がしやすいように配慮するなど、何時間居ても飽きないよう工夫をしているそうです。活気のある店内は居るだけで楽しくなるので、思わず時間を忘れて過ごしてしまう人も続出です！

手作りにこだわった料理！

　「料理はなるべく一から手作りするようにしています。あたたかみのある手作り料理で、更に居心地よく過ごしていただきたいですね。」
　三浦さんがおすすめするのは、寒い北海道の気候にぴったりのおでん。ダシが染みて茶色くなった大根は絶品です。がんもどきは手作りなので、ぜひ食べていただきたいとのこと。また、作るのに時間のかかるレバーパテも手作りしています。丁寧に下処理がされているため、臭みのない、濃厚な味わいが楽しめますよ。

自信のある肉メニュー

　おつまみでもがっつり食べたいという男性におすすめなのが肉メニュー。主にたたきを中心に提供しています。珍しい生ラムのたたきは、ラム特有のクセがないものの独特の旨味を感じられる人気の一皿。女性にも嬉しい低カロリーメニューです。
　地鶏は、ムネ肉は湯引きに、モモ肉はたたきにして提供。ムネ湯引きはさっと湯通しをしただけなので、しっとりとした肉質と鶏肉本来の風味を味わえます。モモたたきは鶏脂を使っているので、鶏脂の香りと肉の旨味の相性を楽しむことができますよ。

今夜はくつろぎの隠れ家で過ごそう

　三浦さんの細かい気遣いが嬉しい『大衆酒場まるや』は、思わず長居したくなる工夫がたくさん。料理もお酒も内装も、お客様に寄り添っていきたいと言います。お客様が居心地良さそうにしていたり、お客様同士が仲良くしていたり、その光景を見ることが何よりも嬉しいのだとか。
　「お店を大きくしたり多店舗展開することよりも、来ていただいたお客様一人ひとりとの縁を大事にして、その輪を大きくしていきたいですね。なるべくリクエストに応えたいので、ご要望があれば気軽におっしゃってください。」と、メッセージをいただきました。
　札幌観光に訪れた際は、中島公園まで足を延ばして、美味しい料理の数々が楽しめる『大衆酒場まるや』で癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。