【愛知・名古屋】“幸せをつなぐお菓子”が笑顔の架け橋に『小さなパティスリ』は贈り物選びにぴったりのお店
名港線・日比野駅を下車し12分ほどで見えてくる、裏道にひっそりと佇む隠れ家のような可愛いお店。それが今回紹介する『小さなパティスリ』です。
こちらは、クッキーなどの焼き菓子の専門店で、主に手土産や贈り物用の商品を取り扱っています。素材の味わいと焼き上がりの食感を大切に作られる焼き菓子たちは、手に取ったすべての方を笑顔に変えてくれますよ。
“幸せをつなぐお菓子を届けたい”と奮闘する同店のオーナー岡本さんを取材しました。
可愛い!焼き菓子の専門店
真っ白な外壁と真っ白な扉…、隠れ家を思わせる外観の『小さなパティスリ』。中へと足を踏み入れると、そこには淡い水色を基調にしたフェミニンな空間が広がっています。アンティーク調の家具やドライフラワーがセンス良く飾られた内装は全体的に統一感があり、フランス王妃の秘密の部屋に迷い込んだかのようなワクワクした感覚に陥ります。
お店のオーナーの岡本さんは、この道一筋の経験豊富なパティシエです。お菓子との出会いは子供の頃。お菓子作りが大好きで、興味があるスイーツのレシピを調べては実際に作っていたそうです。
進路に迷った学生時代、“自分にできるのはお菓子作り、やりたいことを仕事にしよう”と意思を固め、大阪の製菓学校へと進みました。卒業後は、洋菓子店、カフェ、ウエディング関係とさまざまな業態を経験しながらも、お菓子作りを貫いてきた岡本さん。バリエーション豊かな洋菓子の中からたどり着いたのは、幼少期によく作っていた“焼き菓子”でした。
「粉などの素材の味が一番ダイレクトに出るのが、焼き菓子なんです。どうやって力を加えて欲しいか、どうやって混ぜて欲しいか…レシピは同じでも作り手によって味の違いが出てくる。それが焼き菓子の面白いところですよね。」と岡本オーナーは微笑みます。
“贈り物”にこだわる理由とは
2016年のオープン当時は、マフィンやシフォンケーキ、タルトなど…ご近所向けに、あまり日持ちのしない商品を店頭に並べていましたが、2017年からは店名も変更し、ギフト用に日持ちがする焼き菓子へと商品構成も一新したといいます。
その理由について、「何百人とお菓子やケーキを買っていくお客さまを見てきましたが、“お母さんはこれが好きだね”と誰かのために選んでいる時のお顔が一番印象的だったからです。」と岡本オーナーは話します。
相手を想いながら笑顔で商品を選ぶお客さま、そしてギフトをもらってお菓子を食べて笑顔になるお客さま…お店の焼き菓子がお客さま同士の笑顔をつなぐ役割を担えればと、同店では“幸せをつなぐお菓子”をコンセプトに掲げています。
食感と素材感が秀逸のお菓子たち
人気商品は“ブールドネージュ”です。フランス語で雪の玉という意味の白くて丸いクッキーで、同店のものは胡桃がたっぷり入っています。口に入れた瞬間のホロっと解けるような口どけと、胡桃のザクザクっとした2つの食感が楽しい一品です。さらに、ピンクの色合いが可愛いイチゴ味のブールドネージュもあります。こちらは甘酸っぱい苺パウダーとサクサクのアーモンドスライスが特徴です。白色とピンク色の2種類をセットにしたギフトボックスが売れ筋なのだそうですよ。
また、名古屋城近くの柳原通商店街で採蜜された100%国産の蜂蜜を使用した“レーズンサンド”もおすすめ。蜂蜜の風味を最大限に活かすため、ラム酒ではなく甘口のデザートワインで漬け込んだレーズンがたっぷり挟まっています。滑らかな蜂蜜のクリームがやみつきになりますよ。
このほか、春には桜、秋には栗といった旬の食材を使用したクグロフなど、季節限定の商品も販売しています。訪れる度に違うラインナップが並ぶのもうれしいポイントです。
通信販売で全国へ発送可能
同店では、インターネットでの通信販売もしており、県外のお客さまでも気軽に注文ができます。北海道から沖縄まで発送が可能です。大切な方へのお礼やお祝いにもぴったりですね。
ぜひ、皆さんも『小さなパティスリ』の“幸せをつなぐお菓子”を贈り物にしてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 小さなパティスリ |
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住所 | 〒454-0052 愛知県名古屋市中川区花塚町1丁目14 |
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電話番号 | 052-870-5120 |
アクセス | 名港線日比野駅から徒歩12分 |
営業時間 | 10:00〜19:00 【火曜日】10:00〜17:00 |
定休日 | 水曜日・隔週火曜日・ほか不定休あり |
ホームページ | https://chiisanapatisserie.com/ |
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