※閉店※ 【宮城・仙台】仙台のとんかつランキング一位『とんかつ櫻家』はわざわざ行ってみる価値のあるお店

仙台駅から桜ケ丘方面行きのバスに揺られて約20分。桜ケ丘団地入口バス停から最寄りのローソンに向かって歩き、住宅地の方へ入っていくと、一軒のとんかつ屋が見えてきます。それが今回ご紹介する『とんかつ櫻家』です。

街中から外れた住宅街にあるのにもかかわらず、多くのとんかつ好きがわざわざ通い詰めるというのですから、そのおいしさは折り紙付き。オーナーの稲山さんに、おいしさの秘密やこだわりについて、お話をうかがってきました。

1993年5月開店の老舗とんかつ店

いまでこそ人気店の仲間入りを果たしている『とんかつ櫻家』ですが、開店から間もない間は苦しい経営を強いられていたのだそう。転機が訪れたのは、1997年のこと。ゴールデンタイムに流れた全国放送のバラエティ番組に、同店で使用している豚“ゴールデンポーク”が取り上げられたのです。番組の放送が終了するやいなや、話題の豚肉が食べられると急激に店は大混雑。連日満席になるほどの人気店へと成長しました。

ゴールデンポークは大崎市の農場で飼育されているブランド豚。味が濃く、適度にサシが入った柔らかい最高級の豚肉です。この肉にこだわり始めて20余年。いまでは同店を支える名物になっています。

ゴールデンポークをおいしく味わえるオリジナルとんかつ

そんな『とんかつ櫻家』の人気メニューは、やはりゴールデンポークを使用したオリジナルのとんかつです。

“極上ロースとんかつ”は同店の看板メニュー。ゴールデンポークの旨みを味わえるとあって、肉好きが目を輝かせるほどの逸品です。変わり種のとんかつで人気なのは“納豆マヨネーズとんかつ”と“シソ味噌とんかつ”。挟みこまれたネタもおいしいと好評です。

「お腹いっぱい食べたい!」という食いしん坊さんには、“極上ジャンボロースとんかつ”がおすすめ。こちらはなんと330gほどのビッグサイズ!
こんなに大きな一枚ですが、オーダーした方のほとんどが残すことなくぺろりとたいらげてしまうそう。その秘密は、揚げ油にあります。汚れる前に油の入れ替えをおこない、常に新しい油を使用しているのだとか。食材へのこだわりはもちろんのこと、おいしさを引き立たせるための工夫にもぬかりはありません。

このほか、手作りカニクリームコロッケ、ジャンボエビフライ、ヒレカツの3点が楽しめる“ミックスフライ”もリピーターの多い一皿です。

水曜日はヒレカツが大特価“とんかつデー”

とんかつメニューのおすすめは、“ゴールデンポーク”だけではありません。もちろん、国産豚も負けていませんよ!

自慢の国産豚をお得に食べられるのが、毎週水曜日の“とんかつデー”。なんと通常1,250円のヒレカツが900円でいただけます。中にはこのとんかつデーを狙って通い詰めるお客さまもいるのだとか。お得に肉厚のヒレカツを食べたいのなら、水曜日が狙い目です。

おいしいのは当たり前!

稲山さんと一緒に、『とんかつ櫻家』の顔としてお店に立つのは、ホテルの板前として活躍していた敏腕料理人の奥さま。同店のオープンから2年ほどたったころに結婚し、現在は二人三脚でお店を切り盛りしています。

「おいしいのは当たり前。手抜きはしません。ぜひ一度お越しください!」と胸を張る稲山さん。

住宅街の中にポツンとたたずむ、わざわざ行ってみる価値のあるお店、『とんかつ櫻家』。自慢の一品を味わいに、訪れてみてください。

店舗名 とんかつ櫻家
住所 宮城県仙台市青葉区川平1-19-2
電話番号 022-279-4889
アクセス JR仙山線北山駅から徒歩23分
営業時間 昼 11:30~14:00 / 夜 17:30~20:30(LO.20:00)
定休日 木曜日
ホームページ http://sakuraya-tonkatsu.com/
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