【沖縄・八重瀬町】オーナーの思いが詰まった『民宿・ゲストハウス 海ぬ風』で、沖縄の風を味わいませんか?
沖縄の八重瀬町に、地元の方にも愛されるゲストハウスがあります。それが、都会すぎず、田舎すぎず、とても良い環境の中にある『民宿・ゲストハウス 海ぬ風』。
今回は、オーナーの宮本さんに同店の魅力をうかがってきました。
脱サラ・移住をし、民宿経営をスタート
オーナーの宮本さんは、元々サラリーマンをされていました。気楽に泊まれるような宿をやりたいという思いがあり、12年前に脱サラを決意。どこではじめようかと場所を検討した時に、ご自身がこれまで旅をしてきた中で、素敵な場所だなと感じた沖縄でやることに決めました。そしてその後、沖縄に移住され、その中でも現在の同店がある八重瀬町での開店となりました。
「田舎すぎず、都会すぎず。おまけに、周りに宿泊施設もない。ものすごく儲けることはできないかもしれないけど、自分のペースでできるんじゃないかなと、この場所に決めました。思ったより自然もたくさんありますし、ここから10分位のところには、シュノーケリングでサンゴや魚を見られる場所もあるんですよ。」
最初の2年間が踏ん張りどころ
『民宿・ゲストハウス 海ぬ風』の店名の由来となったのは、沖縄の方言。そして、オーナーご自身の「海という漢字を使いたい」という思いにありました。
「私が海が好きで、宿の名前に『海』を入れたかったんです。少し遠いですが、この宿からも海が見えていますし。『風』という字は、年がら年中風が吹いている沖縄のイメージから取りました。」
宮本さんが沖縄に来てから、12年。同店を開店してから、11年。開店から今に至るまで、苦労もたくさんありました。
「最初の2年間は結構しんどかったですね。お店の運転資金がギリギリになることもありました。いくら頑張っても、最初からいきなり一気にお客さまが来ることはないですからね。2年間は、お客さまの数が安定せず、苦労もしました。」
移住から12年、開業から11年
苦労もある中で、もちろんうれしいこともたくさんあったとのこと。
「一番うれしかったのは、開業して7年目にして、借金を全部返せたことです(笑)。その年には、7周年パーティを開いて、ちょうど70人くらいの地元の方にお越しいただきました。」
開店から時間を経るとともに、同店の設備は少しずつ改良を重ねられてきました。
現在は、全5部屋すべてに専用のトイレがあります。そのうち、3部屋にはシャワーも完備しています。
「うちの宿は、5部屋全てが宿の外にある部屋なんです。天気が悪い時には、行き来が大変だったりするので、部屋ごとに専用の設備を整えています。」
気楽に落ち着ける雰囲気を意識した空間づくり
施設内の内装にも、宮本さんのこだわりが詰まっています。
「気楽に落ち着けるような雰囲気にしたいと思って、空間づくりをしてきました。」
宿泊する部屋は、全室離れ離れになるので、プライベートを重視したいお客さまはゆっくりと一人の時間を過ごすこともできます。宿泊されている方同士で交流がしたいお客さまは、共有スペースで交流することもできますよ。
「普通の民宿は、建物があって、建物の中に部屋がある造りが多いんです。うちの場合は、部屋同士が独立しているので、だからこそお客さまご自身に合わせてお使いいただくことができるようになっています。」
施設内には芝生のお庭もあり、各部屋はこのお庭を囲む形で作られています。こちらのお庭では、BBQをすることもできるのだとか!
さまざまな層のお客さまに
同店には、さまざまな層のお客さまが訪れます。家族連れ、友人グループ、お仕事でご宿泊される方。いろんな用途でご利用になるお客さまがいる中でも、実はお客さまの3割が県内からお越しになる方なのだとか。
「県内の方が週末にちょっと来てBBQしたりして、ゆっくりしていったり。一番近いお客さまは、町内からお越しになることもあります(笑)。ご自身のご友人を連れてきてくださることもあるので、うれしいですよ。」
お庭にあるハンモックを使ったり、椰子の木で沖縄の雰囲気を感じたり。そんな時間をゆっくりのんびりと過ごせる『民宿・ゲストハウス 海ぬ風』。観光の拠点や、週末のお泊まり会に。ぜひあなたも、沖縄の風をゆったりと感じながら過ごしてみませんか?
店舗名 | 民宿・ゲストハウス 海ぬ風 |
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住所 | 沖縄県島尻郡八重瀬町字新城1019 |
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電話番号 | 090-9835-7269 |
アクセス | 沖縄県路線バス 新城(八重瀬町)バス停留所から徒歩5分 |
営業時間 | 7:00-23:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://uminukaji.yu-nagi.com/ |