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【長野・佐久】地域に愛される“信州たこ焼き”の『有限会社おやつ村』 こだわりと愛情たっぷりの優しい味が評判

 小さなお子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまで…多くの方に愛されている佐久市民の定番おやつと言えば、ここ!『有限会社おやつ村』です。
 自家栽培の野菜を使用した看板商品の“たこ焼き”をはじめ、餡子がたっぷり詰まった“たい焼き”、ボリューム満点の“お好み焼き”に、唐揚げ、トンカツ…豊富なメニューで空腹を満たしてくれますよ。1988年創業の同店のこだわりと想いをうかがってきました。

味に感動し、たこ焼きを信州へ

 今回紹介する『有限会社おやつ村』は、北陸新幹線と在来線の小海線が乗り入れる佐久平駅から徒歩15分ほど、上信越自動車道・佐久ICからは自動車で10分の場所にあります。
 1988年に創業した同店は、以前は佐久市内の別のところで店舗を構えていましたが、口コミの広がりとともに、より人通りの多い現在の場所へと25年前に移転してきました。

 代表の磯部さんは、知人のアドバイスをきっかけに、当時はまだ信州人に浸透していなかった“たこ焼き”にいち早く着目しました。修業のため、たこ焼きやたい焼きの業界を牽引してきた愛知県内の企業へと出向き、そこで食べたたこ焼きのおいしさに驚きを隠せなかったそうです。

 「愛知で食べた、たこ焼きがあまりにおいしくて感動しました。佐久の皆さんにも喜んでもらうにはどうしたらいいかなと心踊らせたのを思い出しますね。」と磯部代表は当時を振り返ります。

こだわりが詰まった“たこ焼き”

 看板商品は、たこ焼きです。ポイントはたっぷり入ったキャベツで、機械を使わず手でみじん切りにするのが、こだわりです。1日に焼く量を考えると手で切るのは一苦労ですが、機械でみじん切りにするとキャベツの断面が潰れて水分が出やすく、ベチャっとした食感になってしまうのだとか。よりおいしさを追求した結果、手で切る調理法を貫いているといいます。

 タコは刺身でも食べられる鮮度抜群のものを選んでいます。大きめにぶつ切りしており、食べた時の存在感が癖になりますよ。そしてソースは、市販では買えないたこ焼き専用のソースです。たこ焼きの生地に合わせて開発された業務用の専用ソースをメーカーから直接仕入れているそうです。

ユニークな商品名にも注目

 たこ焼きを買う際に、その商品名を見て思わずクスッと笑ってしまうお客さまも多い同店。3個入りは“ぼくちゃんたこ焼(210円)”、4個は“ねえちゃんたこ焼(280円)”といったように、家族の名前ごとに個数が分かれているのです。ちなみに定番の10個入りは“ばあちゃんたこ焼(700円)”です。
 パーティーなどのオードブル用のたこ焼きは、30個〜60個まで人数に合わせて注文できますよ。

味のバリエーション豊か

 ソース味のたこ焼き以外にも、ユニークなたこ焼きが揃います。とろけるチーズが病みつきになるピザたこ焼、ニンニクたっぷりのスタミナたこ焼、特性からしマヨネーズが人気のぶすマヨたこ焼…個性的な味わいが楽しめます。

さまざまな商品はおやつにぴったり

 餡子がたっぷり入った“たい焼き”も売れ筋です。優しい甘さと食べ応え十分のボリューム感が人気の秘訣です。つぶあんの他にも季節限定の味わいが楽しめるのも嬉しいポイントです。取材時には、くるみ入りのたい焼きが店頭に並んでいました。

 また、ランチにもぴったりなお好み焼きも販売しています。海鮮・豚肉・ミックス・辛いスタミナ味の4種類があり、どれも注文を受けてから焼いてくれるため、熱々の出来立てが食べられます。

 このほか、自家製のじゃがいもで作る“コロッケ”や、ジューシーな唐揚げ、サクサクのトンカツ、ソフトクリームも…。とにかく豊富な品揃えが同店の自慢です。

 なお、お店では電話による事前予約も受け付けています。大量に買う場合や時間がない時にも、店頭ですぐに商品を受け取れるのでとても便利です。

 「おいしいたこ焼きを是非食べにきていただきたいです。お土産にも喜ばれますよ。」と磯部店主はにこやかに話してくださいました。

 小さなお子さまからご年配の方まで、多くの佐久市民に愛されている『有限会社おやつ村』の商品の数々を食べに、ぜひみなさんも同店へお立ち寄りくださいね。

店舗名 有限会社おやつ村
住所 〒385-0025 長野県佐久市塚原434
電話番号 0267-68-5661
アクセス 佐久平駅から徒歩15分
営業時間 9:00〜19:00
定休日 不定休
ホームページ http://oyatumura.ftw.jp