【福岡・博多】異国情緒レストラン『ウイグル料理EPENDI』でシルクロードを渡る美味しさを発見!

全国でも数少ないウイグル料理のレストランが、昨年9月、博多市内にオープンしました。今回ご紹介する『ウイグル料理EPENDI(エペンディ)』は、店主のメムテリさんと奥様のアイヌルさんが、ご夫婦で経営されるお店です。…とはいえ、“ウイグル料理”と聞いても、あまりイメージがわかない方が多いのではないでしょうか。中東、ヨーロッパ、中国などの文化が混じりあって作られた、奥深いウイグル料理の美味しさを伝えるべく、お二人は日々奮闘しています。

念願の日本移住を果たして

「福岡を選んだのは、都会すぎず田舎すぎず、住みやすいところがいいな、と思ったからです。美味しいウイグル料理の味を紹介するだけでなく、ウイグルや中央アジア、シルクロードの文化に興味がある人の交流の場にもなりたいですね。」そう話すソメテリさんは、上海にある日本企業に勤めていました。出張で来日する機会が多く、いつしか日本の土地や文化に憧れを抱くようになったそうです。昨年ついに念願の移住を果たし、“ウイグルの食文化、伝統、音楽などの素晴らしさを知ってほしい”との思いで『EPENDI』をオープンしたのです。

ウイグル料理ってどんな料理?

ウイグルとは、中国の北西部に位置する新疆ウイグル自治区を指します。8か国と国境を接しているため色々な文化が混ざり合う、シルクロードの真ん中に位置する土地です。
元来のウイグル料理は、イスラム教のハラル(食べてよいもの)の項目に従った牛肉料理が中心でした。のちに中国やヨーロッパの影響も受け、少しずつ現在のウイグル料理が完成したそうです。
「農耕の文化を取り入れたことで、肉だけでなく野菜や米もたくさん料理に使われるようになりました。そのため、日本人の口にもよく合う優しい味が特徴になっています。」と、メムテリさんは話します。

知れば知るほど食べたくなる!奥深いウイグル料理

お待たせしました!『EPENDI』渾身の料理の数々をご紹介していきましょう。

▲ラグメン(あんかけ手打ち麺)890円

ラグメンはパスタの起源ともいわれ、ウイグル料理の代名詞的存在です。長い1本の麺を切らずに盛り付け、トマトベースのスープ、牛肉、ピーマン、にんにくなどたっぷりの具と一緒に味わいます。現地では、毎日食べても飽きない程、馴染み深い料理だそうですよ。“メン”に麺という意味はなく、あくまで“ラグメン”という料理名なのだとか。

▲ポロ(ウイグル風炊き込みご飯)850円

ウイグルでは1000年以上の歴史を持ち、結婚式などのお祝いごとには欠かせない料理がポロです。日本でいう、お赤飯のようなものですね。ラム肉と、現地では長寿の野菜といわれる人参を使った炊き込みご飯で、ボリュームも栄養もたっぷりです。こちらはウイグル人の医師が、患者に元気になってもらうために発明した料理だと言われています。

▲カワプ(ラム肉の串焼き)1本190円

戒律で豚肉が食べられないウイグルには、ラム肉を使った料理がたくさんあります。塩やクミンだけでシンプルに焼くカワプは、ラム肉本来の旨みを噛みしめることができる一品です。柔らかくてジューシーなウイグル本場の味は、ビールにとてもよく合うと大評判です。

▲ジュワワ(牛肉餃子)4個390円

牛肉と人参だけのシンプルな餃子・ジュワワは、「お客様が“福岡で食べた餃子の中で一番美味しい!”と言ってくれたんですよ。」と、メムテリさん自身も思い入れの深いメニューです。お店特製のたれをたっぷりつけて味わいましょう。

ちょっと変わったナンにもご注目

一見、パンやホットケーキのようなこちらは、実はナン。一般的にイメージされる白くて薄いインドのナンとは異なり、ウイグルのナンは噛みごたえがあり、しっかりとした食感が特徴です。
「ナンはインドだけでなく、イランやイラク、そしてウイグルにもあるんです。ウイグルでは、パンのようにジャムを塗って、ミルクティーと果物を添えて朝ごはんに食べられています。色々な味がありますが、当店では卵や牛乳を入れて、オーブンで外はカリっと、中はふんわりの食感に焼きあげています。」

同店のナンは見た目ほど甘くなく、色々な料理によく合います。中でも、“コルダク”(ビーフシチュー)と一緒に食べるのがおすすめだそうですよ。
ちなみにこちらのナン、現在のピザの起源になったという説もあります。ウイグルには“ゴシナン”という、ナンの中に肉や野菜の具を入れた料理があります。ゴシナンがヨーロッパに伝わった際、具を中につめるのが面倒で上にのせるようになったのだとか。そして、これがのちのピザになった…そんな面白い言い伝えもあるのだとか。

11時から14時までのランチタイムには、ラグメンやポロをはじめとした料理が、お得な定食で味わえます。人気は、“ダーパンジー”(鶏肉とじゃがいもの辛口炒め)だそうです。セットのライスや麺は100円で、スープは無料でお代わり自由になるのも嬉しいですね。
自慢のウイグル料理10品をたっぷり満喫できるコースは、3,900円で2時間の飲み放題付きです。4名様から予約可能なので、ぜひお店にお問い合わせください。

楽しい食事風景は国境を越えて

▲スコックアシ(ウイグル風タンメン)890円

ウイグルでは、夏、夜になると市場の露店に明かりがともり、仕事帰りの市民がわいわいと食事やお酒を楽しむ姿が見られます。ラム肉の串焼きや平打ち麺“ランピザ”といった料理の屋台がひしめき合い、みんなビールを片手に盛り上がっているそうです。
たくさん飲んだ後には、手のばし麺の入った優しい味のスープ“スコックアシ”でお腹を休めるのがウイグル流。美味しいものやお酒で、疲れを癒しながら語り合う楽しみは、万国共通なのですね。

▲ランピザ(平打ち麺の辛味和え)480円

ウイグルの家庭のような心躍る空間

初めてのお客様にも安心して足を運んでもらえるよう、お店の清潔感やサービスには気を配っているとメムテリさんは話します。お祭りで着る民族衣装を飾るなど、ウイグルの情緒を楽しんでもらう工夫も欠かしません。「伝統衣装や帽子、器などをこれからも集めて飾っていき、まるでウイグルの家庭に来たような、わくわくするお店にしたいですね。」異国情緒に包まれながらも、リラックスして食事ができる大衆居酒屋のようなお店。それが、メムテリさんが目指すお店の姿です。

お客様の笑顔を励みに

「先日、ウイグル料理が大好きなのに、日本に帰って以来ずっと食べる機会がなかったお客様がいらっしゃったんです。当店で食事をして、“今までで一番美味しい!”と感動されて…。とても喜んでいただけたようで、串焼き10本をお伴にビールを何本も空けていかれましたよ。」と、お客様との嬉しいエピソードを語るメムテリさん。毎日忙しいけれど、お客様の笑顔のためにこれからも頑張りたいと熱く語ってくれました。

具だくさんで栄養たっぷり、優しい味わいのウイグル料理は、これからもっと日本で愛されていくはずです。あなたも『ウイグル料理EPENDI』で、新しい美味しさを発見してみてはいかがでしょうか。

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【店舗情報】

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