【福岡・博多】築100年以上の古民家カフェ『博カフェ』オーナー自慢のコーヒーとパンナコッタで素敵なカフェ時間
※現在は閉業しています(2020年4月)
福岡市博多区大博町のひっそりとした裏路地に、趣ある古民家を活用したカフェがあります。そこが今回紹介する『博(はく)カフェ』。『博カフェ』は、古民家ゲストハウス『ハーバーサイドゲストハウス湊(みなと)』の1階部分にあり、ゲストハウス宿泊者もそうでない人も利用できる古民家カフェです。
古民家らしく和風のメニューを中心に、オーナー特製のオリジナルパンナコッタや丁寧にドリップしたコーヒーなど、こだわりのメニューを味わえる同店。そんな『博カフェ』のこだわりについて、オーナーである大谷さんにお話をうかがいました。
旅好きが高じて宿泊業へ
もともと自身もバックパッカーとして旅をしていた大谷さん。旅行する側から、旅行者を迎える側になりたいと思ったことが『ゲストハウス湊』出店の理由だったそうです。
2017年1月6日にオープンしましたが、現在の福岡市は、ホテルやゲストハウスの出店が激化していて施設が増えすぎていると感じ始めた大谷さんは、宿泊業の縮小を決意。「宿泊者がもっと心地よく過ごしてもらいたい」という想いから、それまで経験のなかった飲食業を始めることを決め、店舗を改装して2019年2月11日に『博カフェ』をオープンしました。
戦前の建物を活かした古民ゲストハウス
実は、建物は戦前のものをそのまま活用しているという同店。築100年以上の建物を活かしており、柱などは当時のものをそのまま使っているのだとか。
ゲストハウスとして利用できるのは2階部分。最大4名の個室と、最大6名の女性専用相部屋が用意されています。個室は2段ベッドと布団が2組、相部屋は全て2段ベッドで、快適に一夜を過ごすことができます。
個室は2名以上の利用に限っており2名7,000円~、相部屋は1人1泊2,800円~です。リーズナブルさや女性に配慮した設計が喜ばれています。
「内装やインテリアはレトロで和風なもので揃えており、古民家ならではの雰囲気を存分に出したい。スタイリッシュさは求めておらず、古民家そのものの良さを出せればと思っています。」
カフェタイムはこだわりコーヒーとスイーツを
通常15:00から営業する『博カフェ』ですが、火曜・金曜は11:30からお店を開けて、ランチ営業もおこなっています。ランチでは、あご出汁で具材を煮込んだ和風だし煮込みカレーをいただくことができますよ。
カフェメニューでは、特にコーヒーにこだわっており、厳選した豆を仕入れて一杯一杯ドリップして提供。淹れたての深みのあるおいしさを体験することができます。
お店の一番人気は、特別なインスタントコーヒーを使って、牛乳と一緒に鍋でコトコト炊いたカフェオレです。インスタント感を全く感じず、牛乳のまろやかさとコーヒーの深みが存分に味わえます。
スイーツは、大谷さん手作りのパンナコッタが必食!プルプル食感ととろける口当たり、そしてシンプルな味わいは、開発にも苦労した一皿なのだとか。ドリンクにプラス200円でパンナコッタやメープルワッフルなどのスイーツとセットにできる“おやつセット”で、素敵なティータイムを過ごしたいですね。
夜はちょい飲みメニューでほろ酔い気分!
夜には、自家製の和風出汁を使った餃子が大人気!油とにんにくをほとんど使っていないため、しつこくなく何個でも食べられます。そんな餃子を5個、おつまみ1品、ビールもしくはハイボール1杯の“ちょい飲みセット”は1,000円でサクッと飲めるので好評です。
ちょっと小腹が空いた時には、自家製ネギ塩で食べる鳥もも蒸し焼きがおすすめ。そしてもうひとつ、特選辛子高菜を混ぜ込んだ、オリジナルだし巻き卵も人気です。シンプルに博多のおいしさを味わうことができますよ。
路地裏の古民家カフェでほっと一息
「今後は、ゲストハウス利用者が朝から夜まで一歩も外に出ずにダラダラできるよう、モーニングメニューも始める予定です。もちろん宿泊者でなくても気軽に利用してほしい。昔の街のだんご屋さんのようなイメージで“ちょっと空いてる?”という感じで、ふらっと入られるお店にしたいです。」と、大谷さん。
昔ながらの建物は、懐かしさと共に居心地の良さも感じられます。大谷さんこだわりのメニューと共に、素敵なカフェ時間を過ごしてみてくださいね。
店舗名 | 博カフェ |
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住所 | 福岡県福岡市博多区大博町8-26 |
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電話番号 | 092-292-1820 |
アクセス | 地下鉄箱崎線・呉服町駅から徒歩10分 |
営業時間 | 15:00〜20:00 / ランチ営業日は11:30~20:00 |
定休日 | 不定休 |