【福岡・渡辺通】常時40種類の日本酒と出汁のきいた変わり種おでんでおもてなし!『博多酒場 ソルリバ』で身も心もポカポカに♪
今回は福岡市中央区渡辺通の居酒屋『博多酒場 ソルリバ』をご紹介します。常時40種類の全国各地の日本酒を取り揃えている同店は、お酒がおいしいのはもちろん、お酒のアテのおでんが絶品!もともと日本酒が飲めなかったオーナーの塩川さんが、日本酒メインのお店を出すに至ったきっかけとは?そこには人とのつながりの温かさを感じるストーリーがありました。
和食の道を選んだ日本酒との出会い
塩川さんはいつか自分の店を持つために、修業として10年ほどホテルでイタリアンを中心に腕を振るってきました。日本酒が苦手だった塩川さんですが、“東洋美人”という日本酒の蔵元の社長と出会い、そこで日本酒を飲んだ時に「こんなにおいしいお酒だったのか。」と、イメージが一転。
それをきっかけに日本酒の魅力に目覚め、和食の道を歩むようになりました。その後は酒場で料理長を経験、今では全国の蔵元とつながりを持つことができました。
「もっと多くの人たちに魅力を伝え、市場を活性化させたい。」そんな想いを抱いた塩川さんは、渡辺通の三角市場の片隅に、2018年9月19日『博多酒場 ソルリバ』をオープンしたのです。日本酒を知るきっかけをつくってくれた“東洋美人”の蔵元の社長さんとは、今でも家族ぐるみのお付き合いがあるそうですよ。そんな素敵な出会いから生まれた深いつながりによって、同店は誕生したのです。
三角市場の中でひときわ明るいお店
三角市場は、はしご酒を楽しむにはもってこいの楽しい場所です。通が集まる独特の空気感が魅力でもありますが、初めて訪れる方はハードルが高く感じることも。そんな三角市場には珍しい、ひときわ明るくて誰もが入りやすいデザインのお店が『博多酒場 ソルリバ』です。
やさしい光に誘われるまま店内へ入ると、1階は10席ほどのアットホームな空間で、食欲を刺激するおでんの香りに包まれます。2階には、予約客や宴会客だけに開放している14席ほどの特別な空間も。日本酒とおでんをメインに提供しているため、店内の雰囲気は、柔らかくてあたたかいものとなるよう、イメージされてつくられています。デザインを手掛けたのはプロの照明作家で、店内をより明るくするデザインに仕上げてくれたそうです。訪れた際は、一つひとつにこだわりが感じられる照明にも目を向けてみてくださいね。
常時40種類の日本酒が勢ぞろい
長年の料理人人生の中で全国各地の蔵元と知りあい、強い繋がりを持つ塩川さんが集めた日本酒は常時40種類にのぼります。
中でもおすすめは女性杜氏の率いる若波酒造の“若波(わかなみ)”、有名な佐賀県の“東一(あずまいち)”など。このほかにもおすすめのお酒を挙げ始めたらきりがなく「全部味わってほしい。」と、自信をもっておすすめできる日本酒がそろっています。
日本酒をメインとしたのは、市場を活性化させたいという想いがあったから。「ここで飲んでもらうだけでなく、酒屋で買って家で楽しんでもらいたいんです。そして蔵元に還元していきたい。」そう語る塩川さんが目指すのは、“日本酒の入り口”として、若い世代の方やこれから日本酒に挑戦したい方に来てもらえるような店。もちろん、日本酒好きの方にも満足していただけるラインナップです。しかも、ビール党の方にはとっておきのクラフトビールもご用意。お好みのお酒をゆっくり味わってみてください。
あったかおでんは出汁が決め手
お店のおすすめ料理は、なんといっても日本酒との相性抜群の出汁が決め手の“おでん”です。この出汁は知り合いの蕎麦職人から教わったレシピで、さば、かつお、うるめ、あごの4種類の魚の出汁をブレンドしたもの。本来は蕎麦つゆの出汁なのだそうです。この出汁を活かして煮込まれた“地野菜おでん盛り合わせ”は、福岡の野菜をふんだんに使用した体にやさしい逸品。このこだわりの出汁は、〆のカレーライスやカレーうどん、お茶漬けまで、幅広い料理に活かされています。しかも日本酒との相性も抜群で、お酒も素材も引き立てる絶妙な味わいなのだとか。
ほかにも塩川さんが手がける、おでんの基本を押さえながら固定観念を覆す新しいスタイルのおでんが目白押しです。“白菜豚キムチ”は、最初に白菜と豚キムチをごま油で炒めてから別の鍋で煮込む、創作おでんです。出汁のしみた白菜とピリッと辛い豚キムチの旨味がたっぷり味わえて、お酒も進みます。ここに来たからには、変わり種にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
ホルモン串や明太子などおつまみも充実
おでん以外のおつまみも、お酒が進む料理ばかりです。本日の一品は、常連客を飽きさせない種類豊富なラインナップで毎日楽しめます。中でもシマチョウ、ハツ、小腸の三種のホルモンがひと串で味わえる“三種のホルモン串”はホルモン好きにはたまらない一品です。
サイドメニューには、福岡ならではの博多明太子を炙った“あぶり明太子”や“カキの燻製”、“おでんだし汁卵焼き”など、ちょっと一杯のお供にぴったりなおつまみがそろっています。
気軽に日本酒を楽しんで!
「日本酒は高い、難しいっていうお酒じゃないんです。楽しいお酒なんですよ!なので気軽にお酒を楽しみに来てほしいです。」今後は、お店で飲むだけじゃなく家でも楽しめるように、冷蔵庫でも保存できるサイズの四合瓶を流行らせていきたいと考えているそうです。その足掛かりとして、同店では四合瓶で提供しているのだとか。これまで出会ってきた蔵元への感謝の気持ちも込めて、さらに日本酒を広めていくために塩川さんはお店に立ち続けます。
通好みで入るのにちょっと勇気がいる三角市場ですが、一歩入ればそこには味のある店がたくさん!その中でひときわ明るい光が漏れている店があったら、そこが『博多酒場 ソルリバ』です。ぜひおいしい日本酒の開拓をしに立ち寄ってみてください。「日本酒ってこんなに楽しいお酒だったのか。」と、新しい発見があるはずです。
【OPEN特典】
「開店ポータルを見た!」とお伝えいただいた方限定で、店主おすすめの日本酒を一杯サービス!という特典をいただきました。この機会にぜひ『博多酒場 ソルリバ』へ足を運んでみてください。
店舗名 | 博多酒場 ソルリバ |
---|---|
住所 | 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目3-32 三角市場内 |
|
|
電話番号 | 090-1367-6031 |
アクセス | 西鉄天神大牟田線、地下鉄七隈線・薬院駅から徒歩3分 |
営業時間 | 17:30〜26:00(L.O.25:00) |
定休日 | 日曜日・祝日(月曜祝日の場合は日曜営業・月曜休日) |
ホームページ | https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40052121/ |
SNS |