【北海道・江別】森の中にいるような安らぎ空間『カフェ ノルン』で“ほっこり”ティータイムを♪
今回は、今年9月18日にオープンしたばかりの『カフェ ノルン』をご紹介します。お店の窓越しに広がる北海道の雄大な自然を眺めながら過ごすティータイムは、心の底から癒されます。また、北欧をイメージした店内は可愛いものが好きな女性にも大人気です。これからの時期はお店自慢の“薪ストーブ”も大活躍するそうです。店内でいただく発酵食品を使った体に優しいランチやケーキは味わいも絶品です。穏やかで優しい雰囲気の川村オーナーにお店の特徴を伺ってきました。
自然に囲まれた北欧を感じるカフェ
大麻駅から車で4分ほど、オレンジ色の外観が目を引くお店が『カフェ ノルン』です。こちらは、以前からカフェを開店することが夢だったという川村オーナーが経営するお店です。店名の『ノルン』とは、北欧神話に登場する“過去・現在・未来の時を操る3姉妹の妖精”のことです。北欧をイメージした店づくりをしたいと考えていた川村オーナーは、このノルンの逸話と音の響きが気に入って、この店名に決めたといいます。
木漏れ日がいっぱいに差し込む店内には、北欧を彷彿させる家具や雑貨が置かれています。お店を手伝ってくれているご主人と一緒にセレクトしたという雑貨は、ハンドメイド作家さんの作品も多く飾られています。また、大きな窓の外には雄大な自然が広がっていて、四季折々の風景を楽しむことができます。時には、野生のエゾリスが遊びに来ることもあるのだとか。また、店内でもひときわ目立つ茶の薪ストーブは、アウトドアが好きな川村ご夫妻が以前から設置したいと憧れていたものだそうです。冬でもこの薪ストーブかあれば、体も心も温かく、ゆったりとくつろぐことができそうですね。
発酵食品を使った体に優しい料理
お店で提供している料理は、地元産の野菜や国産のお肉にこだわって仕入れているそうです。調味料も、化学調味料は一切使わず、ケチャップやソース、ドレッシングに至るまで川村オーナーが手作りしています。また、砂糖の代わりに甘酒を使用するなど、発酵食品も多く取り入れているといいます。メニュー作りも、発酵マイスターの資格を持つ知人に監修をお願いし、体に優しいものを考えたそうです。お店の人気メニューは“ノルンランチ”です。料理の内容は定期的に変わるそうですが、取材に訪れたこの日はハニーマスタードチキンがメインの一皿でした。手作りのマスタードに蜂蜜と醤油を加えた特製のソースがチキンによく絡み、ご飯が進みます。ノルンランチには、見た目も鮮やかな手作りの人参ドレッシングでいただくサラダやピクルス、スープも付いていて、野菜をたっぷり味わうことができます。
また、定番メニューの“キーマカレー”にもこだわりが詰まっています。豆乳で作る甘酒にトマトやスパイスを入れ、野菜の水分だけで煮込んだキーマカレーは、優しい甘みと野菜の旨味がギュッと凝縮された味わいです。仕上げに熱を加えてとろーりとろけた、カレーの上のチーズも食欲をそそります。デザートもついたランチセットもあり、日によってシフォンケーキやチーズケーキ、ガトーショコラなどのケーキを選ぶことができます。
実践的にカフェ開業を学んだ
川村オーナーは、カフェ巡りが趣味でケーキ作りや料理が得意だったので、以前からカフェを開きたいという夢があったものの、飲食店での経験はありませんでした。経験を積みたいと考えていた川村オーナーは、札幌市にある『カフェ自休自足』が開いている“カフェ開業塾”の存在を知り、参加してみることに。“カフェ開業塾”では、週末限定でお店の設備をそのまま借りて、実際にメニューを考えるところから自分たちの手でカフェを開く取り組みを体験したそうです。同じように自分のカフェを開店したいと考えている方が多く集まっていたので、人の繋がりが広がったこともいい経験になったといいます。お店を開店してからも、この時の仲間が来店してくれたことが嬉しかったエピソードの一つなのだとか。今後は、店内で手芸のワークショップなども開催していきたいそうです。
「森の中にいるような景色を眺めながら、ゆっくりとお過ごしください。」と、笑顔の川村オーナーが出迎えてくれる同店で、皆さんもほっこりとできるティータイムのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | カフェ ノルン |
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住所 | 北海道江別市大麻泉町55−1 |
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電話番号 | 011-556-5609 |
定休日 | 木曜日・金曜日 |
ホームページ | https://www.facebook.com/ouchi.cafe.norn/ |
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