【北海道・すすきの】蟹の旨みが凝縮した『CRAB GANG』の一杯が札幌ラーメンの歴史を変える⁉
全く新しいスタイルの札幌ラーメンが誕生しました!それが今回紹介する『CRAB GANG(クラブギャング)』の“蟹”をたっぷり使用したラーメンです。
ラーメン完成のヒントとなった、もう一つの北海道名物って何?味噌と塩の2つの看板メニューの味の違いとは?同店のラーメンの魅力を詳しくご紹介します。
誕生の裏には“賄いの鉄砲汁”
『CRAB GANG』は、地下鉄すすきの駅から徒歩1分と好アクセスの場所にあります。同店は、北海道の旬の味を堪能できると人気の『海味 はちきょう』の姉妹店として、2018年10月にオープンしました。
お店特有の“蟹”が入ったラーメンが生まれたきっかけは、『はちきょう』のスタッフのみなさんが食べていた“賄い”でした。賄いで提供されていた、北海道の漁師料理・鉄砲汁が「おいしい」とスタッフさん同士で話題になり、この蟹の出汁を活かした新しい札幌ラーメンを作りたいとのプロジェクトが立ち上がったそうです。
店名は、英語で蟹のCRABと、鉄砲汁の“鉄砲”から連想される一団・仲間という意味のGANGを組み合わせた言葉です。海外からのお客さまにも鉄砲汁に親しんでもらいたいとの願いが込められています。
蟹の風味が感じられるスープ
看板メニューの蟹を使用したラーメンは、味噌と塩の2種類があります。特に売れ筋は、“カニミソ味噌らーめん(890円)”なのだとか。こちらは、鉄砲汁の良さを残しつつ、より麺との相性がいいものを目指して研究の末に生み出された味噌ベースのスープが味の肝。繊細な蟹の風味を邪魔しないよう鰹などの魚節類は一切使用せず、昆布のみでベースの出汁を作り上げています。ポイントとなるのは、カニミソです。出汁と味噌ダレとともにカニミソをスープに溶かしており、まろやかさの中にも蟹の風味が活きた味わいに仕上がっています。
麺は、札幌ラーメンの代表格とも言える、たまごの練り込まれた中太ちぢれ麺です。トッピングには、ズワイガニの身が添えられています。殻は取り除いて身をほぐしてあり、さらにれんげに乗っているので食べやすさも抜群です。そのまま一口で頬張って蟹を満喫するもよし、スープと合わせていただくもよし…楽しみ方が広がります。
もう一つの“カニ出汁塩らーめん(790円)”も人気の一杯です。より蟹の風味を味わいたい方には、こちらの塩系がおすすめだといいます。花咲ガニの出汁をベースに作られる透き通ったスープは、上品な蟹の香りがダイレクトに感じられると好評です。
このほか、サイドメニューには小さな丼を用意。蟹とイクラのあいがけ丼や、チャーシュー丼がメニューに並びます。ジューシーでボリューム満点なザンギやライスなどもありますので、お好みの組み合わせを選んでみてくださいね。
今後の新メニューにも期待
新商品の発売に向けて、現在研究を重ねているという同店。醤油や辛い味、豚骨や鳥白湯といった濃厚系の味わいの蟹ラーメンが登場する日も遠くはなさそうです。
取材に応じてくださった店長の松田さんは「蟹の出汁の風味は繊細で、合わせる食材によっては香りが弱まってしまうこともあり、現在の2つの看板メニューを開発するのも一苦労でした。新メニューも、蟹の味が前面に出たラーメンを考えたいですね。」と話してくださいました。
また、お店では全国の百貨店などで開かれている北海道物産展にも出店しています。今後も積極的に催事へ参加していく予定とのこと。これからの活躍にも目が離せませんね!
内装や器に漂う“特別感”
ダークな色合いの木材で統一された店内は、GANGの秘密基地さながらのシックな印象です。ラーメンを入れる器も特注で、他にはない四角い形からも“特別感”が得られますよ。内装や器まで含めたお店全体の雰囲気も楽しめます。
蟹の旨みが凝縮したラーメンを食べに『CRAB GANG(クラブギャング)』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。札幌ラーメンの新顔のその味は、ぜひ皆さんもご自身でお確かめくださいね。
店舗名 | CRAB GANG(クラブギャング) |
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住所 | 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西3丁目 TM-24ビル 地下1階 |
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電話番号 | 011-212-1962 |
アクセス | すすきの駅から徒歩1分 |
営業時間 | 11:30~15:00 / 18:00~25:00、【日曜日】11:30~22:30 |
定休日 | 無休 |
ホームページ | https://foodplace.jp/crabgang/ |
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