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北海道

【北海道・すすきの】名店の職人が独立 “極上の和食”と呼び声高い絶品料理に舌鼓『板前料理 渥美』

 北海道・薄野の地で“極上の和食が味わえる”との呼び声高いお店が、今回紹介する『板前料理 渥美』です。こちらのお店では、和食の名店で30年以上腕をふるってきた職人がひとつひとつ丁寧に作る、ここでしか味わうことができない絶品料理と出会うことができます。開店から1年経たずして早くも多くの常連さんが足繁く通う、同店の魅惑のメニューと渥美オーナーの料理にかける思いに迫ります。

和食の職人が開いたお店

 今回スポットを当てるお店『板前料理 渥美』は、地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩3分の場所にあります。北海道内でも屈指の和食の名店『深谷』で30年以上腕をふるっていた料理人の渥美さんがオーナーを務めているお店です。渥美さんは、幼少の頃から料理が好きだったため料理人の道へ。6年ほど寿司屋で修行したのち『深谷』で和食の知識と経験を重ね、料理の師であったオーナーが亡くなってからは、名店の“顔”として料理全般を任されていたそうです。“いつかは自分のお店を”と兼ねてから秘めていた思いを形にするべく一念発起し、2017年5月ついにご自身のお店を開店するに至りました。現在は、奥様とともに二人三脚でお店を切り盛りしています。

 店内は、カウンター席が中心で、テーブル席も合わせると最大16人までのこぢんまりとした空間です。お客様がゆったりくつろげるようにと、一度に入店できる人数に限りを設けているため、プライベートのような空間で落ち着いて食事をすることができます。心がこもったおもてなしで迎えてくれる同店は、大切な人との食事や仕事での接待で用いる方も多いというのも納得です。

素材が活きた絶品料理に感動

 同店の魅力は、何と言っても“料理の美味しさ”にあります。確かな腕を持つ渥美オーナーの手がける料理は、思わず感嘆の声が漏れてしまうほどの絶品ばかり。新鮮な北海道の海の幸はもちろん、お寿司や肉料理など、どれも素材の味わいを活かしたメニューが豊富に並びます。中でも人気が高いのは海の幸を使った料理で、“鮪の叩き”もそのひとつです。鮪の中とろを炙って提供するこの料理は、程よい脂のりと凝縮された旨味が味わえる一品です。また、“きんきのから揚げ”もおすすめだといいます。骨まで食べられるように丁寧に油通しされたきんきは、ザクザクとした歯ごたえが評判です。このほか、同店でしか味わえない“北寄素焼き”も女性を中心に人気が高い一品。見た目はグラタンのようですが、バターやチーズは使用せず和食の技法で作るこの料理は、濃厚な茶碗蒸しのような口どけのいい味わいが特徴です。

▲鮪の叩き
▲北寄素焼き

 開店に合わせて、肉料理のラインナップを増やしたという渥美オーナー。特に“手羽先のから唐揚げ”は、ご家族との思い出が詰まった思い入れの深いメニューなのだとか。娘さんの好物だった家庭の味を、お客様でも手を汚さず食べやすいように切り込みを入れるなど改良を加えて提供しているといいます。甘辛の味わいが一度食べたら癖になること間違いなしです。

和食の難しさを知るオーナー

 “どれを食べてもハズレがない”とお客様からの評判の高いという同店のメニュー。お米一つとっても、お寿司用と銀シャリ用に米を別に炊き上げているなど、丁寧に手が加えられています。食材ひとつひとつと真摯に向き合い絶妙な調理法を実践していることが、お客様に感動を与えられるような味わいを生み出す秘訣なのかもしれませんね。
 「同じ厨房で同じ材料を使っても、料理人が変わると味も一変するということを、以前のお店のオーナーが亡くなった時に思い知りました。一流の料理人に助っ人で来てもらっても、それは『深谷』の味では無かった。今はただ、食材と真摯に向き合い、調理法や火加減・味付けまで手を抜かないということを自然にこなしているだけです。食べていただければ、お客様にもそれが伝わると思います。」経験豊富な渥美オーナーでさえ、和食の難しさに対面したことがあるといいます。

 お店では、料理に合わせたお酒も数多く揃います。料理は、単品での注文もできるほか、コースでの提供もしているそうです。コース料理の内容は相談にも応じてくださるので、まずはお店までご連絡くださいね。皆さんも『板前料理 渥美』の料理を、ぜひご自身の舌で味わってみてはいかがでしょうか。

店舗名 板前料理 渥美
住所 北海道札幌市中央区南5条西4 ニュー美松ビル 5F
電話番号 011-212-1603
アクセス 地下鉄南北線すすきの駅5番出口 徒歩3分
営業時間 [月~土]17:00~0:00
定休日 日曜・祝日(ご予約がございましたら、開店致します。)
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1056169/