開店情報

【北海道・江別市】野幌の本格焼酎居酒屋『開拓酒場』に行ってきた

JR北海道野幌駅から徒歩4分、ブロックビルのっぽろすすきの、にあるこちらのお店は2つの顔を合わせ持っています。昼はラーメン屋『チキン野郎 江別拉麺魂』、夜は居酒屋『開拓酒場』と営業している珍しいタイプのお店です。今回は夜の顔!『開拓酒場』の店長伊藤さんにお話を伺いました。

きっかけ

ここ数年野幌駅周辺では、地域活性化のため道路の拡幅や、古い建物を取り壊して新しい建物や駐車場を作るなど大規模な工事が始まりました。『開拓酒場』も拡幅対象とされ、移転せざるを得なくなりましたが、ただ場所を変えるだけだと思った大間違い!お昼のお店『チキン野郎 えべつ拉麺魂』を加え、パワーアップしてリニューアルオープンしました。
実は『開拓酒場』は15年以上営業している歴史ある居酒屋なんです!野幌駅前から始めた当初から地元の方を中心に親しまれており、昔からの常連さんも多く、みなさん美味しい焼酎を求めていらっしゃいます。

焼酎について

北海道では、焼酎より日本酒の方が親しまれているため焼酎についてあまり御存じない方もいるのではないでしょうか。まず、焼酎には「乙類」と「甲類」という種類があり、かつては「旧式焼酎」と呼ばれていた「乙類」は米、麦、さつまいもなど原料の風味を生かした本格焼酎とも呼ばれています。アルコール度数45%以下の焼酎になるので、特にロックやお湯割りで焼酎本来の味わいを楽しめます。「甲類」は伝統的な焼酎に対して「新しい焼酎」とも言われ、純粋でクセがないので酎ハイやサワー、カクテルなど味わい方は無限に広がります。アルコール度数も36%未満に規定されてので、老若男女問わず気軽に楽しめる焼酎です。『開拓酒場』では、本格焼酎である「乙類」を味わえるお店として種類も豊富に取り揃えています。

九州の蔵元から作られる焼酎

九州や関西では、年齢関係なく焼酎は毎日飲むのが当たり前と言われるそうで、九州の芋農家は焼酎を作るために芋を作っている程の焼酎製法が盛んな地域なんだそうです。家族で製造しているような小さい蔵元が多く、大手メーカーのように何万本と作れるわけではないのですが、蔵元ひとつひとつ味や風味が異なるので九州の焼酎はブランド力が違います。『開拓酒場』でも主に九州地方の焼酎を用意しています。
また、『開拓酒場』では、焼酎好きで結成されている「江別焼酎会」が開催される場でもあり、色んな業種の方が不定期で集まっています。「焼酎の会」に興味ある方も是非一度『開拓酒場』へ来てみてください。

北海道では「甲類」の焼酎には馴染みはあるが、「乙類」はまだ馴染みが薄く敬遠されがちです。ですが、『開拓酒場』で飲める「乙類」の本格焼酎を飲んでみると「焼酎というのはこういうお酒なんだ」とびっくりする方が多いそうです。昼に営業している『チキン野郎 えべつ拉麺魂』の店長吉岡さんも「乙類」の焼酎の魅力にハマった1人!「切れ味や風味も全然違いますし、日本酒に比べ焼酎は食中酒として食べ物の邪魔をしないお酒なんですよ」と伊藤さん。そのため料理も焼酎に合う物ばかり。『開拓酒場』のリニューアルオープン後は豆腐料理を増やし、メニューもパワーアップしました。仕入れたものがあればメニューにない物も何でも作っていただけます。常連さんは「今日何ある?」と聞くのが定番でメニューを見ないでお願いするそうですよ。
是非一度『開拓酒場』の本格焼酎と相性抜群な料理を堪能してみてはいかがでしょうか。昼営業の『チキン野郎 えべつ拉麺魂』も要チェックです♪

店舗名 開拓酒場
住所 北海道江別市野幌町48-14 ブロックビルのっぽろすすきの1F
電話番号 011-839-0840
営業時間 月曜~木曜17:00~24:00  金曜~土曜17:00~翌1:00
定休日 日曜日
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010703/1055909/