開店情報

【北海道・小樽】ぷりぷりの牡蠣と一品料理に舌鼓!『KOI-CHAN』で小樽の夜を思い切り楽しもう

※現在は閉業しています(2020年4月)

 今年4月7日にオープンした『おたる屋台村』は、国内や海外からの観光客、そして地元の人たちで賑わうグルメ街です。今回取材へ足を運んだのは、その一角“ろまん横丁”の中にある『KOI-CHAN』です。ぷりぷり、つやつやの牡蠣や季節料理、お寿司が美味しいカジュアルなお店です。さっそく、店長の“こいちゃん”こと、小伊勢さんにお話をうかがいました。

ゼロからのスタートで頑張っています!

 昼間は別の仕事をし、夕方からお店を開けてせっせと仕込みに励む小伊勢さんは、小樽生まれの小樽育ちです。
 「前から飲食業界で働いて、調理も接客もこなしてきたけど、やっぱりお客さまの前では緊張してしまいますね…」そうはにかむ、ちょっぴりシャイなお兄さんです。“小樽に来た人皆から愛されるお店”をコンセプトに、美味しい料理とお酒で訪れた人の良き思い出となるよう、日々頑張っているそうです。

 出店が決まった頃は、お店の方向性やメニューなども決まっておらず、ゼロからのスタートとなったのだとか。そのため苦労も多かったのだそうです。“開店おめでとう!”、“食べに来たよ~!”と顔を出してくれる馴染みの友人たちや、調理専門学校の同級生に励まされてきたのだとか。こうして、生まれ育った小樽で、小伊勢さんの新たな挑戦が始まったのです。

磯の香りを一人占め!ふっくら美味しい牡蠣メニュー

 全ての牡蠣好きに贈りたい『KOI-CHAN』の看板メニューが、バケツ入りでゴロッと提供する殻付き牡蠣。殻をむいて思い切り頬張れば、ふっくら酒蒸しにした牡蠣の甘みが舌の上でとろけます。牡蠣3個+ホタテ+ハマグリで海の恵みを満喫するか、オール牡蠣(5個)でぷりぷり食感と身の弾力を心ゆくまで味わうか…どちらを楽しむかはあなた次第。小樽の他のお店ではほとんど出会えないこちらの牡蠣バケツ、一度は体験してみたいですね。

 サクサク、ぷっくり、噛むほどにジューシーなエキスがあふれ出るカキフライは、老若男女みんなが夢中になる定番の牡蠣メニュー。揚げたての熱々につき、やけどにはご注意ください。

 “牡蠣の冷製アヒージョ”はシンプルに見えて、ピリッとした鷹の爪やにんにくの風味、オリーブオイルやオイスターソースの旨味が染み込んでいます。バゲットをお伴に味わいましょう。

 日本酒やワインが欲しくなる“牡蠣のペースト”は、クラッカーに乗せてもそのまま食べてもOK。前菜や、ちょっとつまみたい時にぴったりの一品です。

 どんな料理にしても美味しいのが新鮮な牡蠣のいいところ。でも、その旨味をダイレクトに楽しむなら、やはり生です。黒胡椒と天然塩、レモン汁でシンプルに味わえば、ちゅるんとした喉ごしと共に磯の香りが広がります。料理によって使うブランドを変えており、牡蠣をはじめ、色々なところから仕入れる牡蠣がお客さまの舌を楽しませます。

一品料理やドリンクも楽しいラインナップ

 牡蠣だけではなく、月ごとや季節ごとに変わる一品料理との出会いも、『KOI-CHAN』での楽しみのひとつ。こちらの“お刺身プレート”は日替わりの魚3種と珍味が2種と、少しずつ色々なものをつまめる嬉しい一品です。珍味の内容は、苦手なものがあれば変更も可能とのこと。

 フランス生まれの“モナンシロップ”を使ったドリンクは、ストロベリー、レモン、ブルーキュラソーなど、綺麗な色にうっとりする20種類以上のラインナップです。シロップ自体はノンアルコールなので、お酒や炭酸水を加えてサワーやソーダとして楽しめます。デザートのアイスクリームにも、お好きなシロップをかけることができますよ。

 カウンターに並ぶお寿司は、注文を受けたらすぐに用意ができるお手軽メニュー。
お酒を飲みながらつまむのにも、小腹がすいた時にも丁度いいサイズです。味のあるイラストや手書きの札に心が和みますね。

 押し寿司はシャリにゴマと塩昆布が混ぜ込まれているので、醤油をつけずにいただけます。テイクアウトも可能なので、家族へのお土産にもぴったりです。

まだまだ未熟だけれど頑張っています!

 シルバーやグレーを基調にした内装と、ステンレスのカウンターがとてもスタイリッシュな同店。バーのような落ち着きがある反面、屋台のような開放感もありカジュアルに楽しめます。福神漬のポリポリ感が病みつきになるカレーいなりなど変わり種のお寿司をはじめ、その時期や仕入れで変わる料理もニューフェイスがどんどん増えていくそうです。

 「今後もこの場所で、長く愛されるお店にしていきたいです。僕もまだまだ未熟なところもあるけれど、皆さんが楽しい時間を過ごせるようにお店作りを頑張っていきます。初めての方も気軽に食べに来て下さいね。」と小伊勢さんはお客さまへの想いを語ってくれました。

 小樽にご旅行の方、地元で穴場を探している方も大歓迎!新鮮な牡蠣と“美味しい!”の笑顔が溢れる『KOI-CHAN』で、楽しい夜を過ごしてくださいね。

店舗名 KOI-CHAN
住所 北海道小樽市稲穂1-3-9(おたる屋台村 ろまん横丁内)
電話番号 080-1884-8644
アクセス JR函館本線・小樽駅より徒歩約7分
営業時間 18:00~23:00
定休日 水曜日・第一火曜日
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010601/1059895/
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