【北海道・札幌】シャキシャキ野菜と“飲み干せるスープ”『さっぽろらぁめん くわの実』！

さっぽろラーメンの激戦区・南平岸に今年6月、『さっぽろらぁめん　くわの実』がオープンしました。他ではなかなかお目にかかれない、自慢の“辛ニララーメン”とは…？お話を伺ったのは、奥様と仲良くお店を切り盛りする店主・桑原さんです。

夫婦二人で夢を実現

桑原さんがこの道に足を踏み入れたきっかけは、ラーメン店で働いていた奥様との結婚を機に、ラーメン業界に転職したことでした。働く中で、お二人は“いつか自分達のお店を持つ”という目標を掲げ、日々邁進してきたのだといいます。それから経験を積むこと約15年。桑原さんはいよいよ独立し、奥様との夢が詰まった『さっぽろらぁめん　くわの実』をついにオープンさせました。「自分が作りたいラーメンの構想がどんどん浮かんできて、それを実現してみんなに食べてもらえたらいいな…と思っていました。今回、いよいよその時が来たんです！」と意気揚々。

満足のいく味にするために

開店にあたっては、すぐに物件を紹介してもらえたこともあり、場所探しには苦労しなかったそう。しかし、引き継ぎの兼ね合いからすぐに厨房を使うことが出来ず、醤油や味噌などを買い込み、自宅のキッチンでタレの開発に明け暮れたそうです。
「本格的な厨房とは使い勝手が違うので、苦労しましたね。小さな寸胴鍋で出来たタレを味見して、ああでもない、こうでもない、って感じで。なかなか思うようにいかなかったけれど、満足のいく味が作れたので、頑張って良かったと思っています。」それでは、渾身のラーメンを紹介していきましょう。

“飲み干せるスープ”がコンセプト

試行錯誤の日々を経て作り上げた、渾身の特製タレ。こちらでは“飲み干せるスープ”にこだわっています。あっさりしていながら、どこかパンチのある味わいは、老若男女問わず、幅広い層のお客様をうならせています。

おすすめの“辛ニラらぁめん”(780円)は、『くわの実』の看板を背負う一杯です。桑原さんが以前から構想を練っていた辛ニラを、当時働いていたお店のスープに合わせてみたら、とても美味しかったのだそう。その後に開発した自家製タレが、辛ニラにこれまたドンピシャリ。あっという間に看板メニューに上りつめたのだとか。
辛く味付けしたニラは、ラーメンの具にありがちな柔らかくしなしなのものではなく、シャキッとしていて野菜自体の食感も楽しめます。
また、辛ニラを浸すことでスープの味わいが変わり、一杯で二度楽しめるラーメンに。スープは醤油、味噌、塩から選べるので、3種類のスープと辛ニラとの組み合わせでいろいろな味わいを楽しむことができますよ。

味噌のコクとうまみを味わうなら、こちらがおすすめです。“こくみそらぁめん”(750円)は、あっさり味ながらも、甘めでコクのある味わいのスープが自慢です。「味噌ラーメンって、こってりしていて少し苦手…」という醤油派・塩派の方々も、一度食べればきっと病みつきになる味わいです。まさに、桑原さんがラーメン作りで目標にした“飲み干せるスープ”を体現した一杯といえます。最後の一滴まで美味しい、老若男女のハートを掴む人気ナンバーワンのラーメンをお試しください。

「今日はとにかくパワーをつけたい！」そんなあなたには、“肉盛りらぁめん”(850円)をおすすめします。こちらも辛ニラらぁめんと同様、スープを醤油、味噌、塩から選ぶことができる嬉しいメニュー。たっぷりと盛られた豚肉は一見大味に見えますが、見た目のインパクトとは裏腹に、優しい甘辛味です。野菜もお肉もたっぷり食べられる、美味しさも栄養もたっぷり詰まった一杯をぜひ味わってください。
　

価格は抑えてお腹いっぱいに

開店から14時まで提供する平日限定のランチは、醤油・味噌・塩から選べるラーメンが550円、半チャーハンが200円という驚きのお手軽さ！
「この近辺には学生さんや会社勤めの方など一人暮らしの方が多いので、極力価格を抑えながら、何回も食べに来てもらえるような親しみやすいランチメニューを作りました。」と桑原さん。お財布に優しく、けれど味の質は絶対に落とさない。それは15年間ラーメンと真剣に向き合い続けてきた桑原さんだからこそできる、お客様への思いの形なのです。

ぜひ足を運んで下さい！

「店名は、僕の名前からとりました。“実”は、僕たちが長年培った技術力で作るラーメンのことです。ずっと続けてきたことが実を結んで、お客様に愛されるラーメン店になればと思い、“くわの実”と命名したんです。とにかく、一度お店に来て、食べていただきたいですね。醤油を食べたら次は味噌、味噌を食べたら、次は塩を頼みたくなる。そんなラーメンに仕上がっていると思います！」と胸を張る桑原さん。道産子の心意気をあつあつの一杯に乗せて、今日もお客様をおもてなしします。

あなたも『さっぽろらぁめん　くわの実』で、最後まで飲み干せる未体験のスープを味わってみてはいかがでしょうか。