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北海道

【北海道・札幌】活きガニが買える!その場で食べられる!『おもひで食堂』で北海道の美味しい“おもひで”を!

 北海道札幌市中央区北11条西。二十四軒駅から徒歩8分のところに、贅沢な海鮮を格安で食べられる食堂があります。2017年9月1日オープンの『おもひで食堂』です。有限会社北海道特産品販売が経営している、工場とお店が直結した食堂です。
 生きているカニを水槽からすくい上げて料理してくれるという新鮮さが自慢です。今回は店長の藤盛さんにお話を伺ってきました。お店は新しいですが、その歴史は古いようです。

活きたカニを直送する工場が前身

 『おもひで食堂』を経営している有限会社北海道特産品販売。その前身は、活きたカニを全国、果ては海外まで直送する活きガニ専門店でした。その建物は古く、築52年の歴史ある工場でした。お店を始めたのは25年前のことです。活きたカニを水槽からすくい上げて販売するという新鮮さがウリで、お客様の要望に応えて、工場でその場で調理して提供することもあったそうです。そうしているうちに、お客様から“新鮮なものをお土産にしたい”との声があがるようになったのだそう。その声に応えてうまれた“お土産宅急便”というサービスは、香港、シンガポール、マレーシア、台湾などの東南アジアの観光客をメインに喜ばれるようになったそうです。しかし、その需要は年々増加し、お客様の要望に応えきれなくなるほどでした。
 そこでオーナーは思い切ってこの古い工場を解体し、食堂と直売所を開こうと決断しました。それが2017年4月のことです。工場も店も広く大きくなり、念願の食堂も開きました。
 「美味しい活きガニや海産物を食べた思い出をお土産にして帰ってもらう」それがこの『おもひで食堂』なのです。

工場の水槽にはカニが沢山

 物販の工場には8つの水槽があり、旬に応じてさまざまな種類のカニを確保しています。今の旬はズワイガニ、ハナサキガニ、毛ガニ、タラバガニなど。その中でも一年間通して食べられるのはタラバガニと毛ガニです。カニの販売用に、工場にも大きな窯があり、その場でボイルして発送しています。もちろん食堂のカニもここからすくい上げた新鮮なもの。毎日大勢の観光客がカニを求めてやってくるので、水槽の中はいつも沢山のカニが泳いでいます。

カニだけじゃない!海鮮丼も人気

 『おもひで食堂』のメニューには、全て自慢のカニ汁がサービスでついてきます。カニ汁だけをお替りする方もいるのだとか。そしてそのメインとなるメニューは、やはり海鮮丼が一番人気です。


▲おもひで丼

 海鮮丼にも種類があり、大きなボタンエビが中央に鎮座する“おもひで丼”や、イクラがふんだんに使われた“2色丼など、”バリエーション豊富です。

▲三色重

 いろんな味をちょっとずつ食べたい欲張りさんには、“3色重”がおすすめです。4種類の魚介から3種類を選んで1,300円というお得なメニューです。また、“お刺身盛り合わせ”も様々な魚介を3種類選んで1,100円という贅沢なメニューです。貝類も3種類選んで注文できるメニューがあります。こちらはホッキ貝、ホタテ、カキ、イカ、つぶ貝から選べます。このメニューはBBQとして焼いて食べることも可能で、1,400円で食べられます。
 「そんなに選べたら迷ってしまう!」とお困りの方には、一番人気のマグロ・イクラ・ホタテの組み合わせがおすすめですよ。


▲刺身盛り合わせ

 メニュー表は海外のお客様向けに英語表記にも対応しています。外国人のお友達を誘って食べに行くのもおススメです。なにより市場のすぐ近くなので、カニに限らずすべての海産物が新鮮です。

北海道の“おもひで”をご自宅でも

 北海道の新鮮な海産物を安くお腹いっぱい味わえる『おもひで食堂』。その味覚は直売所で“おもひで”として持ち帰ることができます。
 「新鮮なものをお客様目線で選んで、食べて、買って、またリピーターとして帰ってきてください」と藤盛さん。
 『おもひで食堂』は営業時間が早朝から16:00までとなっているので、夜お酒と一緒に味わうということはできないのですが、その代わりに早朝からお酒を飲むことができます。同店に訪れた際は、ぜひビールと一緒に、新鮮な海鮮を味わってみてくださいね。

店舗名 おもひで食堂
住所 北海道札幌市中央区北11条西22丁目1-24
電話番号 011-621-3306
アクセス JR札沼線 桑園駅より徒歩12分
営業時間 7:00~16:00
定休日 無休
ホームページ http://www.hokkaido-tokusanhin.com/